こんにちは!『ローカログ』広島エリア担当ライターのさやです♪ 最近、ゲリラ豪雨とか台風が激しくなってて、みなさんもお住まいの地域の水害リスクが気になりませんか? わたしも福山出身で今は広島市に住んでいるので、この土地の浸水履歴について詳しく調べてみました。
広島市の浸水履歴を知っておくことで、いざという時の備えや住まい選びに役立つ情報をお伝えしますね! 一緒に地域のリスクを理解して、安心・安全な暮らしを築いていきましょう 💪
広島市を襲った歴史的な大水害
広島市の浸水履歴を調べていくと、想像以上に多くの水害に見舞われてきた歴史が見えてきます。
特に江戸時代から現代にかけて、広島は繰り返し洪水や高潮による深刻な浸水被害を経験してきました。元和3年(1617年)には広島城の三の丸まで浸水するほどの大洪水が記録されており、これが広島における最古の浸水履歴の一つです [web:18]。
寛永8年(1631年)の災害では、暴風雨と高潮が重なって広島新開の堤防が決壊し、城下全体が浸水しました。元安橋や猫屋橋など主要な橋も流失してしまい、市民生活に大きな影響を与えました [web:18]。
近世の主要な浸水災害
承応2年(1653年)から寛政8年(1796年)にかけて、広島は数多くの水害に見舞われています。特に寛政8年の豪雨災害では死者169人という甚大な被害が記録されており、観音村沖新開の高瀬開堤防も決壊しました [web:18]。
天保11年(1840年)の水害では、水主町や国泰寺村で堤防越水が発生し、田畑損毛約13万石、流失倒壊320軒、死者45人という大きな被害となりました [web:18]。
明治以降の激化する水害
明治時代に入ると、記録がより詳細になり、被害の実態がはっきりと見えてきます。明治33年(1900年)には台風により広島市国泰寺新開堤防が決潰し、広島市南部が高潮により浸水被害を受けました [web:18]。
大正15年(1926年)9月の豪雨災害では、広島市を中心とした局地的豪雨により死者49人、行方不明52人という痛ましい被害が発生しています [web:18][web:21]。この災害では1日最大雨量339.6mm、時間最大雨量79.2mmを記録し、当時の観測史上初の記録的豪雨となりました [web:21]。
戦後の大規模浸水災害
戦後の広島市では、より激しい台風や集中豪雨による浸水被害が頻発するようになりました。
枕崎台風とキジア台風の猛威
昭和20年(1945年)の枕崎台風では、死者1229人、行方不明783人という戦後最悪クラスの被害が発生しました。床上浸水2万4168戸、床下浸水2万8359戸を記録し、堤防決壊は1252か所に及びました [web:18]。
昭和25年(1950年)のキジア台風、昭和26年(1951年)のルース台風も深刻な浸水被害をもたらし、特にルース台風では死者30人、行方不明102人、床上浸水2329戸という被害が記録されています [web:18]。
高度成長期の都市型水害
昭和40年(1965年)には台風による大雨で三篠川が氾濫し、高陽町一帯で大洪水が発生しました。この災害では床下浸水が8749棟に達し、都市化の進展とともに内水氾濫のリスクが高まっていることが明らかになりました [web:18]。
昭和47年(1972年)の豪雨では県内全域で河川氾濫やがけ崩れが発生し、死者・行方不明者39人、全壊・半壊2520戸という大きな被害となりました [web:18]。
平成時代の記録的豪雨災害
平成に入ってからも、広島市は数々の深刻な浸水被害に見舞われています。
平成11年の6.29豪雨災害
平成11年(1999年)6月29日の豪雨災害では、死者・行方不明者32人、家屋全壊・半壊169戸という被害が発生しました [web:18][web:19]。この災害は土砂災害防止法制定のきっかけとなった重要な災害でもあります [web:20]。
被災家屋数は324戸(家屋全壊13戸、半壊8戸、床上浸水110戸、床下浸水193戸)となり、市街地での内水氾濫の深刻さが浮き彫りになりました [web:19]。
平成26年8月豪雨による土砂・浸水複合災害
平成26年(2014年)8月の豪雨災害では、主に土砂災害がクローズアップされましたが、同時に浸水被害も発生しています。広島市、安芸高田市、三次市、福山市で死者77名(災害関連死3名含む)という甚大な被害となりました [web:20]。
この災害では家屋全壊179戸、半壊217戸、一部損壊189戸の被害が記録されており、土砂災害と浸水被害が複合的に発生する現代の災害リスクの特徴を示しています [web:20]。
平成30年7月豪雨(西日本豪雨)の深刻な影響
平成30年(2018年)7月豪雨は、広島市の浸水履歴の中でも特に記録的な災害となりました。死者153名、行方不明者5名、家屋全壊1176戸、半壊3632戸、一部損壊2183戸という未曽有の被害が発生しています [web:20]。
この災害では河川氾濫、内水氾濫、土砂災害が同時多発的に発生し、広島市の防災体制の見直しが迫られることになりました [web:3]。市では被害状況や対応を取りまとめた記録誌「平成30年7月豪雨災害の記録」を作成し、災害の記憶を次代へ継承する取り組みを行っています [web:3]。
現在の浸水リスクと対策
これまでの浸水履歴を踏まえ、広島市では現在どのような対策が取られているのでしょうか?
浸水(内水)ハザードマップの整備
広島市では浸水発生頻度の高い地区において「浸水(内水)ハザードマップ」を順次作成・公表しています。これは市民の皆さんが日ごろから浸水に備え、被害軽減を図ることを目的としています [web:1]。
ハザードマップでは以下の情報が掲載されています:
- 雨の強さごとに想定される浸水区域と浸水の深さ
- 広島市地域防災計画における避難場所(候補施設)
- 浸水への心得、最新の降雨状況等の情報入手先
対象地区と整備状況
現在、戸坂地区、中広・三篠・横川地区、観音地区、加古町・吉島・光南地区など、24の地区でハザードマップが公表されています [web:1]。その他の地区についても、浸水被害の報告が多い地区から順次作成していく予定です [web:1]。
特に白島・幟町・大手町地区は水防法に基づくハザードマップとして位置づけられており、宅地建物取引の際には重要事項説明が義務付けられています [web:1]。
雨水対策の基準と課題
広島市では都市機能が集積している中心市街地で10年に1回程度降る強い雨(1時間雨量53mm)、それ以外の地区で5年に1回程度降る強い雨(1時間雨量46mm)が発生しても浸水しないことを目標に施設整備を進めています [web:1]。
しかし、近年の雨の降り方が局地化・集中化・激甚化していることから、施設の能力を上回る降雨では浸水被害が発生するおそれがあります [web:1]。このため、ハード対策だけでなく、市民自らの備えが重要になっています。
日常生活での浸水対策と備え
広島市の浸水履歴から学べる教訓を、日常生活にどう活かせるでしょうか?
住まい選びでチェックしたいポイント
お部屋探しや住まい選びの際には、以下のポイントをチェックしましょう:
- 地盤の高さと周辺の排水状況
- 最寄りの河川や水路との位置関係
- 過去の浸水実績(ハザードマップで確認)
- 避難場所までの経路と所要時間
特に地下室や半地下の物件を検討する際は、浸水リスクを十分に確認することが大切です [web:1]。
家庭でできる浸水対策
日頃からできる備えとして、以下のような対策が推奨されています:
- 止水板や土のうの準備
- 非常時の対応と役割分担の決定
- 気象情報や防災情報の確認方法の習得
- 避難経路と避難場所の事前確認
広島市では止水板設置補助金の交付も行っており、住宅の浸水対策をサポートしています [web:1]。
大雨時の注意事項
台風や豪雨が予想される際は、次の点に特に注意が必要です:
- 地盤の低い場所や沿岸部は水が集まりやすく、浸水規模が大きくなる可能性
- 道路上のマンホールは雨の勢いでふたが飛ぶことがある
- 浸水により道路と水路の境界が分からなくなる
- 地下施設は道路からの水流入リスクが高い
早めの情報収集と避難準備が、命を守る重要なカギになります ✨
地域コミュニティでの防災意識
個人の備えに加えて、地域全体での防災意識の共有も大切ですよね。
広島市の浸水履歴を見ると、江戸時代から現代まで繰り返し水害に見舞われてきた歴史があります。この経験を活かし、地域住民同士で情報を共有し、助け合える関係づくりが重要です。
町内会や自治会での防災訓練への参加、近所の高齢者や子育て世帯への声かけなど、小さな積み重ねが大きな安心につながります。「みんなで守る、みんなの街」という気持ちを大切にしていきたいですね 😊
これからの広島市と水害対策
気候変動の影響で、今後さらに激しい豪雨や台風が予想される中、広島市の水害対策も進化し続けています。
水位周知下水道の運用開始や、リアルタイムでの浸水状況把握システムの導入など、テクノロジーを活用した対策も進んでいます [web:1]。また、「ひろしま地図ナビ」では詳細な浸水想定区域図を確認できるようになり、市民の防災意識向上に役立っています [web:1]。
わたしたち一人ひとりが過去の浸水履歴から学び、日頃から備えを心がけることで、水害に強いまちづくりに貢献できると思います。みなさんも、まずはお住まいの地域のハザードマップをチェックしてみてくださいね 📋
「準備という名の贈り物は、チャンスという名の瞬間に与えられる」- ベンジャミン・ディズレーリ
災害への備えは、未来の自分や大切な人への最高の贈り物かもしれませんね。今日から少しずつでも、防災意識を高めて安心・安全な暮らしを築いていきましょう! わたしも広島で暮らす一人として、みなさんと一緒に地域の防災力を高めていきたいと思います ✨


















