『ローカログ』札幌エリア担当- ライター「タクミ」です!みなさん、こんにちは😊
最近、気候変動の影響で全国的に大雨が増えているのを実感しませんか?札幌市に住む僕たちにとっても、浸水履歴を知っておくことはとても大切です。今回は、札幌市の浸水履歴について詳しく調査して分かったことを、同年代のみなさんに向けてお伝えしたいと思います♪
札幌市の水害と浸水の歴史を振り返る
札幌市では、これまでに数多くの水害が発生してきました。特に印象的なのは、大正時代から始まる長い水害との闘いです。大正2年の8月27日から28日にかけて発生した暴風雨では、札幌市街地の中心部が浸水し、豊平川の堤防が決壊して豊平橋が流出するという大きな被害がありました。
その後も大正4年、大正11年、昭和7年と定期的に大きな水害が発生。昭和7年の洪水では、8月から9月にかけて8回も豪雨に見舞われ、湛水が9月中旬まで続くという記録的な大洪水となったんです。
戦後から昭和にかけての大きな転換点
戦後になっても水害は続き、昭和22年や昭和30年にも大きな浸水被害が発生しました。しかし、札幌市の浸水履歴を語る上で絶対に外せないのが、昭和56年(1981年)に発生した史上最大の洪水です。
この年の8月は本当に異常な天候でした。8月から9月までの1か月間で札幌に700mm以上の雨が降り、年間降雨量約1,200mmの約6割に相当する雨が一気に降った計算になります。想像するだけでも恐ろしいですよね?
昭和56年洪水の具体的な被害状況
8月上旬の第一波
昭和56年8月3日から6日にかけて、樺太中部の低気圧と台風12号の影響で、札幌では294mmの総雨量を記録しました。この時の浸水被害は想像を絶するものでした。
札幌市内では以下のような被害が発生:
- 床上浸水1,942戸
- 床下浸水14,613戸
- 家屋全半壊13戸
- 田畑冠水4,214ha
- 河川被害209箇所
特に深刻だったのは、石狩川本支川の10箇所で破堤が発生し、濁流が市街地や農地に流れ込んだことです。一部の地域では農作物が全滅するという壊滅的な被害もありました。
追い打ちをかけた8月下旬の第二波
そして、さらなる悲劇が待っていました。第一波から約2週間後の8月23日、今度は台風15号の影響で再び豪雨が発生。この日の札幌の降雨量は207mmという観測史上最大を記録しました。
この時の洪水で特に印象深いのは、豊平川で発生した「恐竜の背中のような一列に並んだ三角波」です。急流河川である豊平川の洪水流の恐ろしさを、まざまざと見せつけられた光景でした。
被災者の生の声から学ぶ教訓
当時の状況を物語る貴重な証言があります。豊幌駅前で理容店を営んでいた方の体験談では:
昭和56年上旬洪水では1階の天井あたりまで水に浸かり、計測したら2.8mもありました。地域には2階まで水に浸かって屋根しか見えないお宅も5、6軒ありました。4日間避難していましたが、洪水後の後片付けも大変な苦労でした。
また、真駒内地区に住む方の証言も衝撃的です:
南町の川沿いに建てられたマンションの土台が洗われる事件がありました。豪雨で水かさが増した真駒内川はすごい勢いで流れ、花園橋下流の蛇行部分に激突してマンションを襲ったのです。基礎部分がむき出しになり、住民は真駒内南小学校に避難しました。
地域ごとの浸水パターン
昭和56年の洪水データを見ると、札幌市内でも地域によって浸水パターンが異なることが分かります。特に被害が大きかったエリアは:
- 真駒内・川沿・東米里:豊平川支流の氾濫による被害
- 藤野地区:土砂災害との複合的被害
- 茨戸地区:石狩川水位上昇による浸水
- 藻岩地区:地形的要因による浸水被害
現在の札幌市の浸水対策と防災体制
昭和56年の教訓を受けて、札幌市では様々な治水対策が実施されました。最も象徴的なのは、危機一髪で実現した石狩放水路の緊急通水です。完成前だった放水路を突貫工事で開削し、洪水を流したことで最悪の事態を回避できました。
現在の浸水ハザードマップと履歴の活用
現在、札幌市では市民の皆さんが浸水履歴を簡単に確認できるシステムを整備しています。各区ごとに詳細な浸水ハザードマップが作成されており、過去の浸水実績と合わせて防災対策の参考にできるようになっています。
僕も実際にチェックしてみましたが、自分の住んでいる地域の過去の浸水状況が一目で分かるのは本当に助かります!特に引っ越しを検討している方には必見の情報ですね。
平成以降の水害と継続的な課題
平成12年の浸水被害
昭和56年以降も札幌市では水害が発生しています。平成12年(2000年)にも浸水被害があり、これらの実績も含めて現在の防災計画が策定されています。
昭和63年には雨竜川流域を中心とした大雨で、石狩沼田で425mmという記録的な降雨量を観測。このときも河川の氾濫による被害が発生しました。
気候変動時代の新たな課題
最近の気候変動を考えると、過去の浸水履歴だけでは予測できない規模の豪雨が発生する可能性も指摘されています。「想定外」という言葉を使わないためにも、継続的な防災意識の向上が必要ですね。
僕たちができる日常的な防災対策
札幌市の浸水履歴を調べて感じたのは、防災は「他人事」ではないということです。特に新しく札幌に住み始めた方は、土地の歴史や過去の災害について知る機会が少ないかもしれません。
具体的なアクション項目
- 居住地域の浸水履歴を確認:札幌市のウェブサイトで簡単にチェックできます
- 避難場所の確認:最寄りの避難所とそこまでのルートを実際に歩いてみる
- 防災グッズの準備:特に停電対策と飲料水の確保は重要です
- 近所との連携:災害時に助け合えるような関係作りも大切ですね
札幌市の治水事業と今後の展望
札幌市では、過去の浸水履歴を踏まえて継続的に治水事業を進めています。豊平川や真駒内川などの河川改修、排水施設の整備、そして何より市民の防災意識向上に向けた取り組みが行われています。
僕たち市民も、これらの履歴情報を活用して、より安全で住みやすい札幌を作っていく一員として貢献できるはずです。カフェ巡りや温泉巡りも楽しいですが、たまには防災について考える時間も大切ですよね♪
まとめ:過去から学び、未来に備える
札幌市の浸水履歴を調べてみると、私たちの街が水害と長い間向き合ってきた歴史が見えてきました。特に昭和56年の洪水は「500年に1回の洪水」と言われるほどの規模でしたが、その教訓が現在の防災体制に活かされています。
大切なのは、これらの履歴を「過去の出来事」として片付けるのではなく、将来への備えとして活用することです。気候変動が進む現代だからこそ、過去の経験に学びながら、新しい時代の防災対策を考えていく必要があります。
みなさんも、ぜひ一度お住まいの地域の浸水履歴をチェックしてみてください。きっと新しい発見があるはずです!
「過去に目を閉ざす者は現在にも盲目となる」 – リヒャルト・フォン・ヴァイツゼッカー
この言葉のように、過去の浸水履歴という教訓を大切にしながら、みんなで安全な札幌の未来を作っていきましょう。行動あるのみですね!今日もお疲れさまでした😊


















