こんにちは、『ローカログ』新宿エリア担当ライターのたかしです。今日は僕たちの住む新宿区で大きな成果を上げている放置自転車対策についてお話ししたいと思います。実は新宿駅前の放置自転車、10年間でなんと10分の1まで減ったって知ってましたか?
子育て中の方なら、駅前に放置された自転車が通行の邪魔になったり、ベビーカーで通りにくかったりした経験があると思います。僕も子どもたちと歩いているとき、「なんでこんなところに自転車があるんだろう」と思うことがよくありました。
新宿区の放置自転車って実際どのくらい減ったの?
数字で見るとその効果は本当にすごいんです。2013年には新宿駅前だけで約500台もあった放置自転車が、2022年にはなんと約30台まで減少しました。10年間で実に94%の削減を達成したんですね。
この劇的な改善により、西新宿一丁目町会は東京都から感謝状を受けるまでになりました。地域の皆さんが一丸となって取り組んだ結果が、このような形で評価されるのは嬉しいですよね。
そもそも「放置自転車」って何?知っておきたい基本知識
意外と知らない方も多いのですが、新宿区では自転車等の「放置」について明確に定義しています。自転車等が駐輪場以外の公共の場所に置いてあり、その利用者が自転車等から離れてすぐに移動できない状態のことを「放置」と呼んでいます。
「ちょっとコンビニで買い物するだけだから」「数分だけだから大丈夫でしょ」と思っても、自転車から離れてしまえば理由や時間の長短に関係なく放置になってしまうんです。これは知らない人も多いんじゃないでしょうか?
放置自転車が引き起こす問題とは
放置自転車は私たちの生活に様々な影響を与えています。
- 歩行者の通行の邪魔になる
- 避難経路をふさいだり、救急車などの通行を妨げる
- 車道を狭め、渋滞を招く
- まちの景観を損ねる
特に1台でも放置自転車があると、その場所が自転車を置いてもよい場所だと勘違いされ、放置自転車が次々と増えてしまう傾向があります。まさに「負のスパイラル」ですね。
新宿区の放置自転車対策、その具体的な取り組み
では、新宿区はどのような対策で放置自転車を減らしたのでしょうか。その成功の秘訣を探ってみましょう。
放置禁止区域の設定と即時撤去システム
新宿区では、自転車等の放置が著しく、通行の障害が恒常的で、区民の安全で快適な生活環境が阻害されているような区域を「放置禁止区域」として指定しています。主に駅周辺がこの区域にあたり、現地の看板で確認することができます。
この放置禁止区域内の自転車は即時撤去の対象になります。通常は警告札を貼った後に撤去を行っていますが、悪質な場合は警告なしでの撤去もあるんです。これは結構厳しいですよね!
地域と行政の連携プレー
特に注目したいのが、西新宿一丁目町会と新宿区の連携です。町会では以下のような活動を継続的に行ってきました。
- JR新宿駅前での定期的な見回り活動
- 放置自転車問題の啓発ビラ配り
- 駐輪場設置に向けた新宿区への働きかけ
行政だけでなく、地域住民が主体的に取り組んだことが大きな成果につながったんですね。これって、僕たち新宿区民にとってもすごく励みになる話だと思います。
駐輪場整備の拡充
「取り締まるだけではダメ、使いやすい駐輪場も必要」という考えから、新宿区では駐輪場の整備にも力を入れています。新宿駅南口からすぐの場所に設置された駐輪場では、多くの自転車がずらっと並んで利用されている光景を見ることができます。
「駅の方とか結構放置自転車があったりして、人通り多いので子供連れていると危ないなと思っていたが、駐輪場が新宿の向こう側とかも増えたのですごい良い。すごい良い取り組みだと思うので、どんどん増えて行けばいい」(30代女性/子育て中)
利用者の声を聞くと、やっぱり駐輪場の充実は大きな効果があることがわかりますね。
もし自転車を撤去されてしまったら?返還の手続き
「あれ?置いておいた自転車がない!」なんて経験、みなさんもあるかもしれませんね。撤去された自転車等は区内の保管場所へ移送され、30日間保管されます。
返還してもらうには、保管場所で返還手数料を支払う必要があります。詳細については「自転車対策コールセンター(☎03-5273-3896)」が24時間対応で案内してくれます。困ったときはここに連絡すれば大丈夫です。
撤去費用はいくらかかる?
具体的な返還手数料については、自転車の種類や撤去した場所によって異なります。一般的には数千円程度の手数料がかかることが多いので、やはり最初から適切な場所に駐輪することが一番ですね。
放置自転車で困ったときの対応方法
「うちのマンション前に知らない自転車がずっと置いてある」「通勤路に邪魔な自転車がある」そんなときはどうすればいいでしょうか?
公道の場合
公道に放置された自転車等については、新宿区が対応してくれます。自転車対策コールセンター(☎03-5273-3896)に連絡して、放置されている場所、自転車等の特徴、防犯登録番号などを伝えましょう。順次現地を確認して、条例に基づいて対応してもらえます。
私有地・私道の場合
ちょっと厄介なのが私有地内や私道上の放置自転車です。これについては区で撤去する権限がないため、私有地や私道を管理している方の対応になります。
一般的な対応方法としては以下のようなものがあります。
- 所轄の警察署か最寄りの交番に連絡し、盗難車や事件関係車両でないか確認する
- 「ここに駐輪しないでください」といった貼り紙をするなど、持ち主へ注意喚起する
- 写真を撮るなど、記録を残す
- 放置状態が継続した場合、管理者の権限で対応する(場合によっては弁護士など法律の専門家へ相談)
東京都全体の放置自転車対策の現状
新宿区の取り組みは東京都全体から見ても非常に優秀な事例です。都内では2022年に約16,300台の放置自転車が確認されており、東京都は2025年度までに15,000台以下にする目標を掲げています。
新宿区の成功事例が他の区市町村にも良い影響を与えて、東京全体がより住みやすい街になっていくといいですよね。
これからの新宿区、放置自転車対策の展望
ここまで大きな成果を上げた新宿区ですが、まだまだ完全に問題が解決したわけではありません。継続的な取り組みが必要ですし、私たち区民一人ひとりの意識も重要です。
特に最近は電動アシスト自転車やシェアサイクルの普及で、自転車を利用する人も増えています。新しい時代に合わせた対策も必要になってくるでしょう。
私たちにできること
区の対策ももちろん大切ですが、やっぱり一番重要なのは私たち利用者の意識です。
- 駐輪場を積極的に利用する
- 短時間でも放置しない
- 近所で放置自転車を見かけたらコールセンターに連絡する
こういった小さな心がけが、街全体の住みやすさにつながっていくんですね。
まとめ:みんなで作る住みやすい新宿
新宿区の放置自転車対策について詳しく見てきましたが、いかがでしたか?10年間で500台から30台まで減らしたという数字は本当にすごいことです。これは行政の努力だけでなく、地域の皆さんの協力があってこそ実現できた成果だと思います。
僕たち『ローカログ』新宿エリア担当ライターとしても、こういった地域の取り組みをしっかりと記録して、多くの方に知ってもらいたいと思います。街角には本当にいろいろな物語がありますからね♪
みなさんも自転車を利用するときは、ぜひ駐輪場を使って、みんなが快適に過ごせる新宿を一緒に作っていきましょう!何か放置自転車で困ったことがあったら、遠慮なく自転車対策コールセンター(☎03-5273-3896)に相談してくださいね。
「小さなことを積み重ねることが、とんでもないところに行くただひとつの道」- イチロー
この名言のように、私たち一人ひとりの小さな心がけが、新宿区の大きな変化につながっているんですね。今日から僕たちも、より良い街づくりに貢献していきましょう!

















