こんにちは!『ローカログ』世田谷エリア担当ライターのすーちゃんです。皆さん、世田谷区にどれだけの文化財があるかご存知ですか?実は、ボクたちの身近なところに歴史の宝物がたくさん眠っているんです。今回は世田谷区の文化財について、国宝から区指定のものまでガンガン紹介していきますよ♪
世田谷区の文化財って実際どのくらいあるの?
まず驚くべき数字をお伝えしましょう!世田谷区には現在、区登録文化財と区指定文化財だけで94件もあるんです。これに国指定や都指定の文化財を加えると、その数はさらに膨大になります。
文化財の種類も実に多彩で、古文書から考古資料、建造物、天然記念物まで幅広く存在しています。特に注目すべきは、令和6年2月21日付で新たに8件の文化財が登録・指定されたことです。その中には初めて天然記念物の区登録・区指定がなされたものも含まれているんですよ。
国宝級の貴重な文化財たち
五島美術館の国宝コレクション
世田谷区上野毛にある五島美術館には、なんと複数の国宝が所蔵されています。その中でも特に有名なのが「無準師範墨蹟山門疏(絹本)」です。これは鎌倉時代の禅僧による貴重な墨蹟で、日本の書道史上極めて重要な作品なんです。
また、同館には「日向国西都原古墳出土金銅馬具類」という考古資料の国宝も収蔵されています。古墳時代の馬具がこれほど完全な形で残っているのは本当に珍しく、古代日本の文化を知る上で欠かせない資料です。
静嘉堂文庫美術館の至宝
岡本にある静嘉堂文庫美術館も、世田谷区が誇る文化財の宝庫です。こちらには「趙子昂書与中峰明本尺贖(六通)」という国宝が所蔵されています。中国元時代の名書家による作品で、東洋の書道芸術の粋を集めた逸品です。
身近にある区指定の文化財たち
世田谷区立郷土資料館の充実したコレクション
世田谷1丁目にある区立郷土資料館は、まさに地域の歴史を物語る文化財の集積地です。ここには大場氏文書記録をはじめ、北条幻庵覚書、旧多摩郡大蔵村井山家文書など、世田谷の歴史を紐解く貴重な古文書が数多く保管されています。
特に注目したいのが、東京都野毛大塚古墳出土品です。これは国の重要文化財に指定されており、古墳時代の世田谷の様子を知ることができる貴重な考古資料なんです。
新たに指定された天然記念物
令和6年に新しく指定された天然記念物も見逃せません。世田谷区指定天然記念物として、乗泉寺世田谷別院のクスノキ、慶元寺のケヤキ、玉川神社のクスノキが指定されました。
また、区登録天然記念物として駒留八幡神社のクロマツ、行善寺のヒノキ、静嘉堂のギンモクセイ、松沢病院のタギョウショウが新たに加わりました。これらの巨木たちは、都市化が進む世田谷区において貴重な自然遺産として大切に保護されています。
建造物の文化財も見どころ満載
登録有形文化財の建造物
世田谷区には建造物の文化財も豊富にあります。若林四丁目にある日本聖公会東京教区東京聖十字教会聖堂は、レーモンド建築設計事務所による設計で、角柱状の集成材を内側に曲げてヴォールト形とした無柱の空間が特徴的です。
上野毛二丁目のブルーボックスハウスも注目すべき建造物です。国分寺崖線に建つこの住宅は、宮脇檀による設計で、地形を巧みに活用した独創的な作品として高く評価されています。
古墳群が語る古代世田谷
世田谷区には多くの古墳が点在しており、古代からこの地に人々が住んでいたことを物語っています。野毛大塚古墳、喜多見稲荷塚古墳、上野毛稲荷塚古墳、狐塚古墳、第六天塚古墳、御岳山古墳など、数多くの古墳が確認されています。
これらの古墳からは様々な出土品が発見されており、古代の世田谷の文化や生活様式を知る貴重な手がかりとなっています。特に野毛大塚古墳の出土品は国の重要文化財に指定されるほど価値の高いものです。
民家園で体験する江戸時代の暮らし
次大夫堀公園民家園と岡本公園民家園では、江戸時代の農家建築を実際に見学することができます。これらの民家園は、急速に都市化が進む世田谷区において、かつての農村風景を偲ぶことができる貴重な施設です。
旧小坂家住宅、旧清水家住宅書院、旧山田家住宅、鈴木家住宅穀倉など、江戸時代から明治時代にかけての建築様式を学ぶことができ、当時の人々の暮らしぶりを肌で感じることができます。
神社仏閣に眠る歴史の宝物
世田谷区内の神社仏閣にも多くの文化財が保管されています。豪徳寺には井伊直弼画像や井伊直弼銅像が、松陰神社には吉田松陰に関する貴重な史料が残されています。
浄真寺、世田谷山観音寺、勝光院、森巖寺など、各寺院にはそれぞれ独自の歴史と文化財があり、地域の信仰と文化の中心として重要な役割を果たしてきました。
文化財を通じて知る世田谷の歴史
世田谷区の文化財を見ていくと、この地域がどのような歴史を歩んできたかがよく分かります。古墳時代から現代まで、連綿と続く人々の営みが文化財という形で残されているのです。
江戸時代には農村地帯として発展し、明治以降は住宅地として変貌を遂げた世田谷区。その変遷の過程で生まれた文化財は、まさに地域のアイデンティティそのものと言えるでしょう。
文化財保護への取り組み
世田谷区では文化財の保護と活用に積極的に取り組んでいます。世田谷区文化財保護審議会を設置し、専門家による調査・研究を継続的に行っています。
また、世田谷デジタルミュージアムの公開により、多くの文化財情報をオンラインで閲覧できるようになりました。これにより、区民の皆さんがより身近に文化財に触れることができる環境が整っています。
文化財を巡る楽しみ方
世田谷区の文化財を楽しむ方法はたくさんあります。まずは郷土資料館を訪れて、地域の歴史全体を把握するのがおすすめです。その後、興味を持った時代や分野の文化財を実際に見に行ってみましょう。
民家園では季節ごとにイベントも開催されており、昔ながらの行事を体験することもできます。また、神社仏閣を巡りながら、それぞれの歴史や文化財について学ぶのも楽しいものです。
未来へ継承される世田谷の宝物
世田谷区の文化財は、過去から現在、そして未来へと受け継がれる貴重な遺産です。これらの文化財を通じて、私たちは先人たちの知恵や技術、そして生活の営みを学ぶことができます。
急速な都市化が進む中でも、これらの文化財を大切に保護し、次世代に継承していくことは、私たち現代人の重要な責務です。皆さんも機会があれば、ぜひ世田谷区の文化財を実際に見に行ってみてくださいね!
きっと新しい発見や感動が待っているはずです。思い立ったが吉日、今度の休日にでも文化財巡りを始めてみませんか?
「過去を知らない者に未来を語る資格はない」- エドマンド・バーク
文化財を通じて過去を学び、未来への糧としていきましょう。皆さんの文化財探訪が素晴らしいものになることを心から願っています♪

















