こんにちは、みなさん!『ローカログ』目黒エリア担当のライター・あきこです。今日は、目黒区で湧水を巡る素敵な発見の旅をご紹介しますね♪ 都心にいながら自然の恵みを感じられる、知る人ぞ知る水の宝庫が目黒区にはあるんです。
実は目黒区は、武蔵野台地の東南端に位置する起伏に富んだ地形から、昔から湧水が豊富な地域として知られています。坂の多いまちならではの地形が、各所で自然の湧水を生み出しているんですよ。わたしも地元に住んでいながら、改めて調べてみると「えっ、こんなところにも!」という発見がたくさんありました。
目黒不動尊の歴史ある湧水
目黒区で湧水といえば、まず挙げたいのが目黒不動尊(瀧泉寺)です。目黒区下目黒3-20-26に位置するこちらは、東京の名湧水57選にも選定されている、由緒正しい湧水スポットなんです。
808年の創建と伝えられるこのお寺には、多くの参拝者が訪れますが、湧水は歴史的価値があり水量も豊富で、区民の憩いの場としても親しまれています。広い敷地内には独鈷の滝もあり、その水源となっているのがこの湧水なんですよ。
実際に足を運んでみると、都心にいることを忘れてしまうような清らかな水音が響いています。ただし、現在は飲み水として利用できる水汲み場はないので、観賞用として楽しんでくださいね。
三折坂の隠れた湧水スポット
次にご紹介したいのが、目黒区下目黒4にある三折坂の湧水です。こちらはちょっと知る人ぞ知るスポットで、坂がS字状に3回曲がっていることが名前の由来とされています。
この三折坂の下にあるマンションの玄関前に、3段式の池のような設備があるんです。植え込みと一体化していてあまり目立ちませんが、これも立派な湧水施設なんですよ!以前この地にあった民家の庭先に湧いていた水を、そのまま生かして親水施設にしたという経緯があります。
1998年の調査では1分あたり20リットルという、かなりの水量が記録されているそうです。訪れる時期によって水量は変わりますが、設備と路面の隙間にも水が染み出していて、整備された中にも自然の力強さを感じることができます。
碑文谷池と清水池の水源を知る
目黒区の湧水を語る上で欠かせないのが、碑文谷公園内の碑文谷池と清水池公園の清水池です。どちらも自然の湧水であり、立会川の水源の役割を果たしてきた歴史的に重要な池なんです。
碑文谷池は弁天池とも呼ばれ、目黒台と呼ばれる平坦な台地を浅く刻む支谷の谷頭部に位置しています。現在は暗きょ化され緑道に姿を変えた立会川の水源として、長い間地域の人々の生活を支えてきました。
清水池も同様に、湧水によって形成された池で、今でも公園として整備されて多くの人に愛されています。こうした池があることで、目黒区の豊かな水環境を身近に感じることができるんですね。
入谷川跡の湧水群を探索
目黒台に深い谷を刻む、羅漢寺川と呼ばれる目黒川の支流沿いにも、いくつかの湧水スポットがあります。その名は下流部にある羅漢寺に因んでいるんですが、この川跡周辺では今でも湧水を見つけることができるんです。
特に興味深いのは、この地域一帯が昔から湧水が豊富で、どの家も井戸水が使い放題だったという話です。掘れば出る地域として知られ、天然温泉もよく出るそうで、地下水が非常に豊富なエリアなんですね。
目黒区の湧水が持つ特徴
目黒区の湧水には、いくつかの共通した特徴があります。まず、目黒川沿いの淀橋台の崖や目黒台の支谷の谷頭部に点在していることです。これは地形的な特徴から生まれる自然現象で、台地と低地の境界部分で地下水が地表に現れるという仕組みなんです。
- 崖線からの湧出が多い
- 水温が年間を通して安定している
- 歴史的に生活用水として利用されてきた
- 現在も一定の水量を保っている場所がある
縄文時代には文字どおり生活の拠点として、これらの湧水周辺に集落が形成されていたと考えられています。つまり、目黒区の歴史そのものが湧水と深く結びついているんですね。
湧水スポット巡りのススメ
目黒区で湧水を巡る散策は、とってもオススメです!季節によって水量や周囲の景色が変わるので、何度訪れても新しい発見があります。特に雨上がりの日は水量が増えて、より力強い湧水を見ることができますよ。
散策する際のポイントをいくつかご紹介しますね。まず、歩きやすい靴で出かけることをオススメします。崖線沿いの湧水は坂道や階段が多いので、足元の安全に気をつけてくださいね。また、カメラを持参すると、美しい水の流れや緑豊かな環境を記録に残せます。
湧水と地域コミュニティ
目黒区の湧水スポットは、地域の人々にとって大切なコミュニティスペースでもあります。特に目黒不動尊周辺では、参拝者だけでなく近隣住民の方々が散歩コースとして利用していたり、子どもたちが自然観察をしていたりする光景をよく見かけます。
地域の方にお話を伺うと、「子どもの頃からずっとこの湧水を見て育った」「季節の変化を感じる大切な場所」といった声をたくさん聞くことができました。こうした地域に根ざした湧水スポットが、目黒区の魅力の一つになっているんだなって実感します。
地元の女性・50代前半・主婦の方からは「目黒不動の湧水は、お参りの後に必ず立ち寄る特別な場所。水の音を聞いているだけで心が落ち着くの」というお話を伺いました。
湧水保全への取り組み
目黒区では、これらの貴重な湧水を次世代に残すための保全活動も行われています。東京都環境局でも湧水の保全に力を入れており、定期的な水質調査や周辺環境の整備を進めているんです。
わたしたち住民にできることもたくさんあります。湧水スポットを訪れる際は、自然環境を大切にし、ゴミは持ち帰る、植物を傷つけない、といった基本的なマナーを守ることが大切です。また、地域の清掃活動に参加したり、湧水の魅力を多くの人に伝えたりすることも、保全につながる活動ですね。
季節ごとの湧水の楽しみ方
目黒区の湧水は、季節ごとに異なる表情を見せてくれます。春は新緑と湧水のコントラストが美しく、夏は涼しげな水音に癒されます。秋は紅葉との組み合わせが絶景で、冬は澄んだ空気の中で水の透明感がより際立ちます。
特に夏の暑い日には、湧水スポット周辺はひんやりとして、天然のクールスポットになるんです。目黒不動尊の境内なんて、真夏でもスッキリ涼しくて、本当に気持ちいいですよ♪
| 季節 | 楽しみ方 | おすすめポイント |
|---|---|---|
| 春 | 新緑と湧水の調和 | 桜の時期は特に美しい景色 |
| 夏 | 涼しげな水音で涼感 | 天然のクールスポット |
| 秋 | 紅葉と湧水のコントラスト | カメラ映えする風景 |
| 冬 | 澄んだ空気と透明な水 | 静寂の中の水音が心地よい |
湧水散策のお供に
目黒区の湧水巡りをする際は、ちょっとした準備をしておくとより楽しめます。水筒を持参して適度に水分補給をしたり、小さなメモ帳で気づいたことを記録したりするのもオススメです。
また、地図アプリを活用して湧水スポット間の距離や所要時間を確認しておくと、効率よく回ることができます。目黒区は坂が多いので、無理のないペースで楽しんでくださいね。
みなさんも、ぜひ目黒区の湧水スポットを巡ってみてください。都心にいながら自然の恵みを感じられる、本当に贅沢な体験ができますよ。毎日の散歩コースに湧水スポットを取り入れれば、いつもの風景がぐっと特別なものになること間違いなしです!
「自然は急がない。しかし、すべてを成し遂げる。」- ラオ・ツー
湧水のように、ゆっくりとでも確実に流れ続ける自然の力に学びながら、わたしたちも日々の生活を大切に過ごしていきたいですね。目黒区の美しい湧水が、みなさんの心にもぽかぽかとした温かさを運んでくれますように♪


















