みなさん、こんにちは!『ローカログ』目黒エリア担当ライターのあきこです。日々目黒区を歩いていると、あちこちで新しい建物の建設現場を見かけますよね。実は、建物を建てる時には「地表面粗度区分」という重要な基準があるのをご存知でしょうか?今日は、目黒区の地表面粗度区分について、建築を検討している方にも分かりやすくお話ししていきますね♪
そもそも地表面粗度区分って何?
地表面粗度区分とは、その土地がどれくらい風の影響を受けやすいかを示す基準なんです。建物や樹木などの障害物が多いほど風速が低減されて、建築物に作用する風圧力も小さくなるという考え方に基づいているんですよ。
簡単に言うと、「地表面の粗さ」を数値で表したもので、都市化している状況を示す用語なんです。東京の中心部のように著しく都市化している場所は、「とても粗い状況」として扱われるんですね。
地表面粗度区分の4つの分類
建築基準法では、地表面の粗さを4段階(Ⅰ~Ⅳ)に区分しているんです。それぞれの特徴を見てみましょう。
区分Ⅰ:極めて平坦な地域
都市計画区域外にあって、極めて平坦で障害物がないものとして特定行政庁が規則で定める区域です。海面や湖のようなほとんど障害物のない平坦な地域を指します。目黒区のような都市部では、まず該当することはありません。
区分Ⅱ:田園地域や海岸沿い
地表面粗度区分Ⅰ以外の区域や、海岸線・湖岸線までの距離が500m以内の地域などが該当します。田畑や住宅が散在している箇所をイメージしてみてください。
区分Ⅲ:通常の市街地
地表面粗度区分Ⅰ、Ⅱ、Ⅳ以外のすべての地域が該当する一般的な区域です。多くの建築物がこの区分に該当しており、目黒区のほとんどの地域もこの区分Ⅲに分類されると考えられます。
区分Ⅳ:極めて都市化が著しい地域
都市計画区域内にあって、都市化が極めて著しいものとして特定行政庁が規則で定める区域です。大都市の中心部などが該当します。
目黒区の地表面粗度区分はどうなってるの?
目黒区は東京都内でも住宅密集地域が多く、基本的には区分Ⅲに該当する地域が大部分を占めていると考えられます。ただし、特定行政庁が規則で定めた場合には、区分Ⅰ、Ⅱ、Ⅳの適用もあり得るんです。
実際の研究でも、目黒区碑文谷地区について地表面粗度の調査が行われており、比較的均質な粗度をもつ地域として分析されています。これは、目黒区が住宅地として整備された都市部の特徴を示していますね。
なぜ地表面粗度区分が重要なの?
地表面粗度区分は、建物の構造設計における風圧力の計算に直接影響するんです。風圧力の算定では、以下の数値が地表面粗度区分によって変わってきます。
- Zb(境界層の下端の高さ)
- ZG(傾度風高度)
- α(べき指数)
区分Ⅲの場合、Zb=5m、ZG=450m、α=0.20となり、これらの数値を使って風圧力の計算を行うんです。この計算結果が建物の構造設計に直接影響するため、正確な区分の判定がとっても重要なんですよ!
最近の制度改正について
実は、地表面粗度区分については最近大きな制度改正がありました。令和2年12月7日に公布され、令和4年1月1日から施行された改正では、都市計画区域内外で異なっていた地表面粗度区分の考え方が統一されたんです。
改正前は都市計画区域内外で区分の適用が異なっていましたが、改正後は都市計画区域内外に関わらず、特定行政庁が規則で地表面粗度区分Ⅰ、Ⅱ及びⅣの区域を定めることが可能になったんです。
実際に確認するときはどうすればいい?
建築を計画する際は、目黒区の建築指導課に確認することが確実です。区によっては独自の基準を設けている場合もあるので、事前の確認は必須なんです!
目黒区では建築基準法等の取り扱い基準を定めており、詳細は担当部署までお問い合わせくださいとされています。建築課建築指導係(電話:03-5722-9637)で相談できますよ。
地表面粗度区分が建築に与える影響
地表面粗度区分によって、ガスト影響係数(Gf)や平均風速の高さ方向の分布を表す係数(Er)の値が変わってきます。都市化が著しいほどガスト影響係数は大きな値になり、平坦で障害物が無い場所の方がErは大きくなるんです。
建物の安全性を確保するために、風圧力を正しく計算しなければならないため、建築予定のエリアがどの粗度区分に該当するか確認する必要があるんですね。
まとめ
目黒区で建築を検討している方にとって、地表面粗度区分は建物の安全性に直結する重要な基準です。目黒区は基本的に区分Ⅲに該当することが多いと考えられますが、具体的な建築計画の際は必ず目黒区の建築指導課に確認することをおすすめします。
建築って奥が深いですが、こうした基準があることで私たちの安全が守られているんですね。建物を建てる時は、こういった専門的な部分もしっかりと確認して、安心できる住まい作りを進めていきましょう♪
「学ぶことをやめたら、教えることをやめなければならない」- ロジェ・マルタン・デュ・ガール
今日も新しいことを一つ学べて、なんだかスッキリした気分です!建築に関する知識って難しそうに見えても、一つずつ理解していけば案外身近な話なんですよね。みなさんも目黒区で素敵な住まい作りができますように。毎日が発見、今日もお疲れさまでした!


















