こんにちは!『ローカログ』目黒エリア担当ライターのあきこです。今日は目黒区にお住まいの方に、とても大切な情報をお届けしたいと思います。
在宅で介護をされているご家族の皆さん、毎日本当にお疲れさまです。24時間体制での介護は、心身ともに大きな負担になりますよね。そんな時に知っておいていただきたいのが「レスパイト入院」という制度です。
レスパイト入院とは、介護をされているご家族の休息や負担軽減を目的とした特別な入院制度のこと。今回は目黒区で利用できるレスパイト入院について、詳しくご紹介していきますね♪
レスパイト入院って何?基本的な仕組みを知ろう
レスパイト入院は、通常の治療を目的とした入院とは少し違います。英語の「respite(休息)」から名付けられたこの制度は、在宅で介護を受けている方を一時的に病院で預かることで、介護をするご家族に休息の時間を提供するものなんです。
例えば、ご家族が冠婚葬祭で家を空けなければならない時や、介護疲れでちょっと休みたい時、旅行に行きたい時などに利用できます。介護される方にとっても、普段とは違う環境で専門的なケアを受けられるメリットがあるんですよ。
目黒区の在宅レスパイト・就労等支援事業について
目黒区では、在宅で重症心身障害児者等を介護している家族の負担軽減を図る「在宅レスパイト・就労等支援事業」を実施しています。この事業では、訪問看護師が自宅に訪問して一定時間医療的ケアを提供してくれるんです。
対象となる方の条件
この事業を利用できるのは、区内在住で在宅医療的ケアを必要とする方を介護する同居の家族等です。具体的には以下のような方が対象になります。
- 重度の知的障害(愛の手帳1・2度程度)かつ重度の肢体不自由(身体障害者手帳1・2級程度で歩行不能)の方で、18歳に達するまでにその状態になった方
- 人工呼吸器管理、気管切開、酸素吸入などの医療的ケアが必要な18歳未満の方
医療的ケアの内容は多岐にわたり、人工呼吸器管理から経管栄養、定期導尿まで幅広くカバーされています。詳しい条件については、目黒区の窓口で確認してみてくださいね。
目黒区で利用できるレスパイト入院対応病院
目黒区内や近隣エリアには、レスパイト入院を受け入れている病院がいくつかあります。それぞれの病院で特色や対応内容が異なるので、ご家族の状況に合わせて選択することが大切です。
東京共済病院の地域包括ケア病棟
東京共済病院では、地域包括ケア病棟でレスパイト入院を受け入れています。入院期間は数日から14日程度で、介護者の休息や冠婚葬祭、旅行などの事情により一時的に介護が困難になった場合に利用できます。
入院日は月曜日から金曜日の平日となっており、退院は原則として午前中です。急性期の治療や検査を目的とした病棟ではないため、専門的な治療が必要な場合は他の病棟への移動もあります。
厚生中央病院の取り組み
厚生中央病院でも地域包括ケア病棟を開設し、レスパイト入院を行っています。かかりつけ医と連携しながら、在宅介護のサポートとして機能しているんです。病棟看護師や地域連携室で詳しい相談ができるので、気軽に問い合わせてみてください。
日扇会第一病院のショートステイ
日扇会第一病院では、ショートステイ(短期入院)としてレスパイトケアを提供しています。介護をするご家族のための小休止として利用でき、地域連携室の医療ソーシャルワーカーが窓口となって相談に応じてくれます。
この病院の特徴は、入院している患者さん全員に担当の医療ソーシャルワーカーがつくこと。支援が必要ではないと思われる方やご家族の方にも、気軽に相談できる体制が整っています。
在宅療養支援病床確保事業も活用しよう
目黒区では、レスパイト入院とは別に「在宅療養支援病床確保事業」も実施しています。これは病状の急変時等に速やかに入院治療を受けるための病床確保事業で、在宅療養される高齢者等が安心して生活を続けられるようサポートしています。
ただし、救急車を呼ばなければならない緊急の状態(意識障害・呼吸困難・体のけいれん等)は対象外なので、その場合は119番通報して救急搬送してくださいね。
利用対象者と手続き
この事業を利用できるのは、目黒区の介護保険被保険者で要支援又は要介護の認定を受けている方です。かかりつけ医や看護師、薬剤師などによる管理及び指導が行われていることが条件となります。
利用手続きは、まずかかりつけ医に相談することから始まります。かかりつけ医が病状を確認後、他に入院先がない場合は病院へ電話で申し込みを行い、入院時に「目黒区在宅療養支援病床利用申請書」を提出する流れです。
訪問診療クリニックでの相談も可能
目黒区内には、レスパイト入院の相談に応じてくれる訪問診療クリニックもあります。例えば、目黒ケイホームクリニックでは、神経筋疾患や呼吸器難病患者様への訪問診療を行いながら、ご家族の負担軽減を目的としたレスパイト入院に関する相談も承っています。
気管カニューレや尿道カテーテル等の交換を自宅で行うことも可能で、患者様によって必要な医療資源が異なる場合でも柔軟に対応してくれるのが心強いですね。
レスパイト入院を利用する際の注意点
レスパイト入院を利用する際は、いくつかの注意点があります。まず、事前の相談と申し込みが必要だということ。急に利用したいと思っても、すぐには対応できない場合があります。
また、病院によって受け入れ条件や入院期間が異なるため、事前に詳しく確認することが大切です。持参する物品についても、病院ごとに規定があるので、入院前にしっかりと確認しておきましょう。
費用についても、通常の入院とは異なる場合があります。DPC対象病院では診断群分類に基づく包括評価による計算方式が適用されることが多いので、事前に費用の目安を確認しておくと安心ですね。
まとめ:一人で抱え込まず、制度を活用しよう
目黒区でレスパイト入院を検討されている方にとって、利用できる制度や病院の選択肢は思っているより多いんです。在宅介護は本当に大変な作業ですが、一人で抱え込まずに、こうした制度を上手に活用していくことが大切だと思います。
介護をするご家族が心身ともに健康でいることが、結果的に介護を受ける方にとっても最良のケアにつながります。「ちょっと疲れたな」「少し休みたいな」と感じたら、遠慮せずに相談してみてくださいね♪
みなさんの毎日が少しでも楽になり、笑顔で過ごせる時間が増えることを心から願っています。困った時は一人で悩まず、専門家や地域の支援制度を頼ってくださいね。
「休息は贅沢ではない。それは必要なことなのだ。」- オードリー・ヘプバーン
今日も一日、お疲れさまでした。明日もきっと素敵な発見がありますように!


















