こんにちは!『ローカログ』目黒エリア担当ライターのあきこです。今日は目黒区にある小さな宝石のような公園、茶屋坂街かど公園についてお話ししたいと思います。みなさんは落語「目黒のさんま」の舞台となった場所があることをご存知でしょうか?
毎日が発見の精神で目黒区を歩き回っているわたしですが、この公園には本当に心がほっこりする歴史とストーリーがあるんです。子育て中のママとして、また地域に住む一人として、この素敵な場所をぜひみなさんにも知っていただきたくて、実際に足を運んで詳しく調べてきました。
茶屋坂街かど公園の基本情報
茶屋坂街かど公園は、目黒区三田二丁目15番15号にある小さな公園です。平成7年3月31日に開園したこの公園は、面積が104.69平方メートルというコンパクトながらも歴史的価値の高い特別な場所なんです。
Y字路の間にある三角形の土地を活用した公園で、狭い割に出入口が4つもあるのが特徴的。これは通り抜けを意識した設計になっているからなんですね。住宅地の中にひっそりと佇む姿は、まさに街角の憩いの場という言葉がぴったりです。
落語「目黒のさんま」の舞台となった歴史ある場所
この公園の最大の魅力は、なんといってもその歴史的背景にあります。江戸時代、この茶屋坂沿いには「爺々ヶ茶屋」と呼ばれる茶店があり、そこが落語「目黒のサンマ」の舞台になったと言われているんです。
徳川歴代の将軍、三代家光公や八代吉宗公が鷹狩りの際に立ち寄り、富士山の絶景を楽しみながら湧き出る清水で点てた茶で喉を潤したという、なんともロマンチックなエピソードが残っています。特に八代将軍吉宗公は祐天寺詣での際にも利用したと伝えられているんですよ。
清水の碑が語る感動的な物語
公園内には「清水の碑」が建てられており、ここにはぐっとくる物語があります。昭和8年に分譲地の造成工事で埋没の危機にさらされた茶屋坂の清水を、水交園の管理人夫妻が懸命に保護してくれたおかげで、次の世代へと受け継がれてきました。
そして東京大空襲の際には、この清水が消防用水や炊事用として付近の人々の命を救ったという、まさに地域の命綱となった貴重な水源だったんです。現在は残念ながら清水は枯れてしまいましたが、この碑が当時の人々の感謝の気持ちと歴史を静かに語り継いでいます。
公園の施設と特徴
茶屋坂街かど公園は遊具がない公園ですが、それがかえって落ち着いた雰囲気を作り出しています。ちょっとした広場のようになっており、腰かける場所もあるので、お散歩中やお買い物の前後の休憩にぴったりなんです。
花壇と茶屋坂、清水を記念する石碑があり、車止めには「目黒のさんま之図」が描かれているという、細かいところまで歴史を感じられる工夫が施されています。子どもと一緒に訪れて、落語の話をしながら歴史を学ぶのも素敵な時間になりそうですね。
アクセス方法と最寄り駅
茶屋坂街かど公園へのアクセスは、JR・東急目黒線の目黒駅が最寄り駅となります。目黒駅からは徒歩で約15分、車では約5分(1.3km)の距離にあります。
目黒駅からの詳しい道のり
目黒駅の改札口を出て西口のバスターミナルに向かい、バスターミナルの道を右に恵比寿方向に進みます。モスバーガーや東急ストアの脇を通ってひたすら進むと、左側に三田公園が見えてきます。その信号機のある横断歩道を左に渡って脇道に入り、脇道が終わってバス通りに出たら鋭角に戻るように左折して道なりに下ると茶屋坂に到着です。
住宅地の中にあるので少し分かりにくいかもしれませんが、落ち着いた環境だからこそ、静かに歴史を感じられる特別な場所になっているんです。
駐車場情報
公園専用の駐車場はありませんが、周辺にはいくつかのコインパーキングがあります。最も近いのはユアー・パーキング上目黒第5で、公園から徒歩3~5分の距離にあります。その他にも徒歩5分圏内にパークジャパン中目黒第4、タイムズ目黒区総合庁舎中庭などがあり、車でのアクセスも可能です。
料金は駐車場によって異なりますが、夜間最大料金が設定されているところも多いので、ゆっくりと周辺を散策したい方にも安心ですね。
子連れでの楽しみ方
遊具はありませんが、小さなお子さんとの散歩コースとしては最適です。公園自体がコンパクトなので、ちょっとした休憩にぴったり。ベンチもあるので、お子さんが疲れた時にも安心です。
歴史の勉強にもなるので、小学生くらいのお子さんなら落語「目黒のさんま」の話を聞かせてあげると、きっと興味を持ってくれるはず。わたしも娘と一緒に訪れた時は、江戸時代の将軍様の話をしながら、楽しい時間を過ごしました。
周辺の見どころ
茶屋坂街かど公園の近くには、茶屋坂児童遊園もあります。こちらには滑り台、ブランコ、鉄棒、砂場があるので、遊具で遊びたいお子さんにはこちらもおすすめです。
また、目黒駅周辺は商業施設も充実しているので、公園散策の前後にお買い物を楽しむこともできます。歴史散策と日常のお出かけを組み合わせられるのも、この公園の魅力の一つですね。
訪れる際のポイント
茶屋坂街かど公園は24時間開放されており、入園料も無料です。小さな公園なので滞在時間は短めになりがちですが、歴史を感じながらゆっくりと過ごすことで、心が豊かになる時間を過ごせます。
特に朝の散歩や夕方のお散歩タイムに訪れると、住宅地の静かな雰囲気の中で、江戸時代から続く歴史の重みを感じることができるでしょう。写真撮影をする際は、清水の碑や茶屋坂の風景を背景にすると、歴史的な価値を感じられる素敵な一枚が撮れますよ。
目黒区にお住まいの方はもちろん、落語好きの方や歴史に興味のある方にとって、茶屋坂街かど公園は一度は訪れてみたい特別な場所です。小さな公園だからこそ、そこに込められた人々の想いや歴史の重みを、より深く感じることができるのかもしれませんね。
「小さなことを積み重ねることが、とんでもないところに行くただ一つの道」- イチロー
今日も小さな発見から始まる素敵な一日をお過ごしください♪


















