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静岡県立金谷高等学校の歴史を振り返って

みなさん、こんにちは♪『ローカログ』島田エリア担当 ライターのともえです。今日は、わたしたちの暮らす島田市で長く地域の若者を見守り続けてきた、静岡県立金谷高等学校についてお話しさせてください。2024年3月に閉校となったこの学校には、たくさんの思い出とあたたかいエピソードが詰まっているんです。

金谷根岸町にあったこの高校は、昭和から令和にかけて半世紀以上もの時を刻み、多くの卒業生を送り出してきました。わたしも島田に暮らす中で、金谷高校の生徒さんたちの元気な姿を何度も見かけたことがあります。今日は、その歴史と魅力をゆっくりとたどってみたいと思います。

目次

島田の地で育まれた57年の歴史

静岡県立金谷高等学校の始まりは、1949年(昭和24年)に遡ります。最初は島田商業高等学校金谷分校として、定時制のみでスタートしたんですね。当時は働きながら学ぶ若者たちが、夢を追いかける場所だったのでしょう。その後、1959年には小笠農業高等学校五和分校と統合し、島田高等学校金谷分校へと改称されました。

1963年には全日制課程が設置され、より多くの生徒たちが通えるようになりました。そして1967年(昭和42年)、ついに「静岡県立金谷高等学校」として独立を果たしたのです!それからの57年間、この学校は島田市金谷地区の教育の拠点として、地域の若者たちの成長を支え続けてきました。

少人数だからこそ実現できた教育

金谷高校の大きな特徴は、なんといっても生徒一人ひとりに寄り添った丁寧な教育でした。小規模な学校だからこそできる、きめ細やかな学習指導や進路相談。先生方が生徒たちの顔と名前をしっかり覚えて、それぞれの個性や目標に合わせたサポートをしてくれる環境だったんです。

在校生の声を聞くと「想像していたよりずっと楽しく良い学校だった」「先生方が親身になってくれた」という温かい言葉がたくさん見つかります。人数が少ないからこそ、クラスや学年を越えた繋がりが生まれ、アットホームな雰囲気の中で学校生活を送れたようです。まるで大きな家族のような、そんな温もりがあったのではないでしょうか。

地域に根ざした進路指導

金谷高校では、進学だけでなく就職を選ぶ生徒も多く、それぞれの進路に応じた手厚いサポートが行われていました。毎年、看護や保育の道へ進む卒業生も少なくなく、地域の医療や福祉を支える人材を育ててきたんですね。また、地元企業への就職も多く、島田市や周辺地域の発展に貢献する人材を輩出してきました。

資格取得にも力を入れており、生徒たちは在学中にさまざまな資格にチャレンジする機会がありました。こうした実践的な教育が、卒業後の人生を支える土台になっていったのだと思います。

通学路に咲く小さな幸せ

金谷高校への通学路について、ほっこりするエピソードがあります。駅から学校までの道のりは徒歩で20分から25分ほど。途中には神社があり、猫たちがのんびりと日向ぼっこをしている姿が見られたそうです♪自然豊かな環境の中を歩く時間は、朝の目覚めにもちょうど良く、季節の移ろいを感じられる癒しのひとときだったに違いありません。

真夏や真冬には100円バスを利用する生徒も多かったようですが、天気の良い日には歩いて登校する楽しみもあったのでしょう。こういった何気ない日常の風景が、学生時代の大切な思い出として心に残っていくものですよね。

活気あふれる学校行事と部活動

体育祭や文化祭などの学校行事では、生徒たち一人ひとりの個性が輝いていました。小規模な学校だからこそ、みんなが主役になれるチャンスがあり、それぞれの得意なことを活かした企画が生まれていたそうです。体育館は生徒数に対して贅沢なほどの広さがあり、のびのびと活動できる環境が整っていました。

部活動では、限られた部数ながらも全国大会へ出場するなど活躍する生徒もいました。ガツガツと競技に打ち込むというより、仲間と楽しみながら取り組める雰囲気だったようです。1年生は全員が部活動に参加する決まりがあり、先輩後輩の繋がりを大切にする文化が育まれていました。

可愛いと評判だった制服

金谷高校の制服は、他校の友達から羨ましがられるほど可愛いと評判でした!リボンとスカートの色合い、ブレザーのデザインなど、細部までこだわりが感じられるスタイル。制服を着ることで学校への愛着が深まり、卒業してからも大切な思い出として心に残る存在だったのではないでしょうか。

新たな形で継承される学びの場

2022年度から新入生の募集が停止され、2024年3月をもって静岡県立金谷高等学校は閉校となりました。75年間にわたってこの地域を見守り続けてきた学校の幕引きは、多くの卒業生や地域の方々にとって感慨深いものだったことでしょう。閉校式では、これまでの歩みを振り返りながら、学び舎への感謝の気持ちが語られたそうです。

しかし、ここで終わりではありません。2024年4月からは、同じ校舎を活用して「静岡県立ふじのくに国際高等学校」が誕生しました。単位制定時制高校として、新たな教育の形がスタートしています。金谷高校が大切にしてきた一人ひとりに寄り添う姿勢は、きっと新しい学校にも引き継がれていくはずです。

地域とともに歩んだ軌跡

金谷高校が残してくれたものは、単なる教育の場だけではありません。地域の若者たちが集い、学び、成長し、そして社会へと巣立っていく。そのプロセス全体が、島田市や周辺地域のコミュニティを豊かにしてきたのだと感じます。

卒業生たちは現在、さまざまな場所で活躍しています。地元で働く人、県外で夢を追いかける人、家庭を築いている人。それぞれの人生の中で、金谷高校で過ごした日々が小さな支えになっているのではないでしょうか。

先生たちが優しく、とても楽しい学校です。クラスや学年を越えて仲が良く、充実した毎日を過ごせました。入学してよかったと思います。
(卒業生/2010年代)

このような温かい声が、金谷高校の本質を物語っていると思います。学力や進学実績だけでは測れない、人として大切なものを学べる場所だったのですね。

感謝とともに未来へ

わたし自身、藤枝出身で現在は島田で暮らす中で、地域の高校が持つ意味の大きさをしみじみと感じています。それぞれの学校には、それぞれの役割と個性があり、そこで過ごした時間は誰にとってもかけがえのないもの。金谷高校が閉校となったのは寂しいことですが、同時にその歴史と功績をしっかりと心に刻んでおきたいと思います。

これからは「ふじのくに国際高等学校」として、新しい形で若者たちの学びを支えていく場所になりますね。時代は変わっても、この場所が持つ温かさや地域への思いは、きっと受け継がれていくはずです。

目先より長期を見よ

これはわたしの座右の銘なのですが、金谷高校の歴史を振り返ると、まさにこの言葉が重なります。目の前の成果だけでなく、生徒たちの長い人生を見据えた教育を大切にしてきた学校だったからこそ、多くの人の心に残る場所になったのでしょう。みなさんも、ご自身やご家族が通った学校のことを、ふと思い出してみてはいかがでしょうか?きっと温かい気持ちになれると思いますよ♪

今日も穏やかな一日をお過ごしください。

投稿時のリサーチ結果に基づいて記事を作成していますが、最新情報は公式サイトも必ずご確認ください

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