こんにちは!『ローカログ』北九州エリア担当ライターのまさゆきです。今回は、北九州市小倉南区にある「福岡県立小倉商業高等学校」について、偏差値や進学実績、入試倍率など、みなさんが気になる情報をたっぷりお届けします。
地元では「倉商(くらしょう)」の愛称で親しまれているこの学校。2026年には創立110周年を迎える、歴史と伝統のある商業高校なんですよ。ぼく自身も北九州で生まれ育った人間として、この学校の卒業生が地元企業で活躍している姿をよく目にします。
「商業高校って実際どうなの?」「将来の選択肢は広がるの?」そんな疑問を持っている中学生やその保護者の方に向けて、じっくり解説していきますね。
福岡県立小倉商業高等学校の基本情報
まずは学校の概要からご紹介します。福岡県立小倉商業高等学校は、北九州市小倉南区富士見3丁目5番1号に位置しています。最寄り駅は北九州モノレールの城野駅で、JR日豊本線の城野駅からも徒歩15分ほどでアクセスできます。
学科構成は以下の4つに分かれています。
- 総合ビジネス科
- 国際ビジネス科(専門進学コース含む)
- ビジネス情報科
- 会計ビジネス科
1年次は全員が同じ科目を履修し、商業の基礎をしっかり学んでから専門分野に進んでいく仕組みになっています。この「基礎固め」のおかげで、自分の適性を見極めてから専門を選べるのがうれしいポイントですね。
気になる偏差値はどれくらい?
福岡県立小倉商業高等学校の偏差値は51程度となっています。これは福岡県内の公立高校の中では80位前後、全国では約3,350位という位置づけです。
偏差値51というのは、全国平均とほぼ同じレベル。学校の定期テストである程度上位をキープできている人なら、十分に合格圏内といえるでしょう。
「偏差値が平均的だから入りやすい」と思うかもしれませんが、商業科目の専門知識や資格取得に力を入れている学校なので、入学後にしっかりスキルアップできる環境が整っています。偏差値だけでは測れない「実学の力」が身につく学校なんですよ。
入試倍率の推移をチェック!
受験を考えているなら、入試倍率も気になるところですよね。直近の倍率推移を見てみましょう。
一般入試の倍率推移
| 年度 | 倍率 |
|---|---|
| 2024年度 | 1.22倍 |
| 2023年度 | 1.20倍 |
| 2022年度 | 1.39倍 |
| 2021年度 | 1.85倍 |
推薦入試の倍率推移
| 年度 | 倍率 |
|---|---|
| 2024年度 | 1.47倍 |
| 2023年度 | 1.69倍 |
| 2022年度 | 1.69倍 |
年度によって変動はありますが、おおむね1.2〜1.5倍程度で推移しています。推薦入試のほうがやや競争率が高い傾向にあるので、推薦を狙う場合は中学校での活動実績や成績をしっかりアピールすることが大切ですね。
進学実績と就職実績が魅力的!
「商業高校って就職がメインでしょ?」と思っている方もいるかもしれませんが、福岡県立小倉商業高等学校は進学6割・就職4割という進路状況になっています。
進学先の実績
進学先は、看護・医療系やビジネス系の専門学校が多いですが、大学への進学者もしっかりいます。国公立大学では山口大学や長崎大学、私立大学では早稲田大学、立教大学、立命館アジア太平洋大学など、幅広い進学先があります。
地元九州の大学では、久留米大学、中村学園大学、九州産業大学などへの合格実績があり、商業系の知識を活かした進学ルートが確立されているのが特徴です。
就職先の実績
就職先も大手企業がずらりと並んでいます。
- 日産自動車九州
- トヨタ自動車九州
- 日本貨物鉄道
- 福岡ひびき信用金庫
- 日本製鉄
- マツダ
自動車メーカーや金融機関、製造業など、北九州を代表する企業への就職実績があります。地元で働きたい人にとっては、非常に心強い選択肢が用意されているといえるでしょう。
取得できる資格がすごい!
商業高校の大きな魅力は、在学中にさまざまな資格を取得できること。福岡県立小倉商業高等学校では、以下のような資格・検定に挑戦できます。
- 日商簿記検定
- 全商ビジネス文書実務検定
- 情報処理検定
- 電卓検定
- 商業経済検定
- 英語検定
特に日商簿記検定は、1年次の12月に全員が3級を受験します。試験前の10日間は0時限目の授業が実施されるなど、学校全体でサポート体制が整っているんですよ。
なんと、全商検定9種目すべてで1級を取得した生徒もいます!計画的に検定試験に取り組み、着実にスキルアップできる環境が整っているからこそ、このような快挙が生まれるんですね。
部活動も盛ん!全国レベルの実績あり
勉強だけじゃない、部活動も福岡県立小倉商業高等学校の魅力のひとつ。運動部14、文化部15と、充実したクラブ活動が行われています。
注目の部活動
まず注目したいのがレスリング部。女子がインターハイに出場するなど、全国大会での活躍が目立ちます。また、ソフトボール部も選抜大会で優勝経験があり、全国レベルの実力を誇っています。
文化部ではワープロ部が県予選で団体・個人ともに優勝を飾り、全国大会にも出場しています。タイピングの速さと正確さを競うこの部活は、卒業後のビジネスシーンでも役立つスキルが身につくとあって、商業高校ならではの魅力ですね。
野球部も1973年に春の甲子園に出場した歴史があり、伝統を受け継いで日々練習に励んでいます。
学校行事で実践力を磨く!
福岡県立小倉商業高等学校の特色として見逃せないのが、実践的な学びの機会が豊富なこと。特に文化祭「倉商祭」で開催される「株式会社倉商マーケット」は、まさに商業高校ならではのイベントです。
生徒たちは店長、仕入係、販売係、会計係と役割分担して、商品の選定から仕入れ先との交渉、値付けまですべて自分たちで行います。20人で1店舗を運営する本格的な模擬店舗経営を体験できるんですよ。
このほかにも、2年生ではインターンシップが実施され、実際の企業で職業体験ができます。さらに12月には海外ビジネス研修として台湾を訪問するプログラムもあり、グローバルな視野も養えます。
著名な卒業生も多数!
福岡県立小倉商業高等学校からは、さまざまな分野で活躍する卒業生が輩出されています。
- 福地茂雄さん(元NHK会長、元アサヒビール社長)
- 植木通彦さん(元競艇選手)
- 吉本実憂さん(女優)
- 秋富由利夫さん(プロゴルファー)
- 門田富昭さん(元プロ野球選手)
元NHK会長を務めた福地茂雄さんはアサヒビールの社長も歴任された方で、商業高校出身者としてビジネス界の頂点に立った存在です。こうした先輩たちの活躍は、在校生にとっても大きな励みになっているでしょう。
学校生活の雰囲気は?
校則については比較的おだやかな印象です。携帯電話の校内使用が許可されており、2年生からはアルバイトも申告すれば認められます。
制服は男女ともにブレザースタイルで、ネクタイを着用します。冬服は紺色、夏服は白とグレーを基調としたさわやかなデザインです。
年間行事としては、4月の入学式に始まり、6月の体育大会、10月の倉商祭、11月のクラスマッチと、青春を満喫できるイベントが目白押し。文化祭の準備期間は夜まで学校に残ることもできるそうで、仲間との絆を深める貴重な時間になっているようです。
まとめ:進学も就職も選べる柔軟な進路
福岡県立小倉商業高等学校は、偏差値51程度で入りやすさと専門性のバランスが取れた学校です。進学6割・就職4割という進路状況が示すように、どちらの道にも進める柔軟性があります。
在学中に取得できる資格は社会人になってからも役立つものばかり。部活動も全国レベルの実績があり、勉強以外の面でも充実した高校生活を送れます。
北九州で商業を学びたい、実践的なスキルを身につけたいと考えている中学生には、ぜひ選択肢のひとつとして検討してほしい学校です😊
本日の名言
「学ぶことは植えること、教えることは水をやることである」
―― ドイツのことわざ
今日も最後まで読んでいただきありがとうございました!ぼくの座右の銘は「継続は力なり」なんですが、まさに資格取得や部活動など、コツコツ積み重ねることで大きな成果につながるのが小倉商業の魅力だと感じます。みなさんの進路選択が、実りあるものになりますように✨


















