こんにちは、『ローカログ』長野県担当ライターのさとはです。みなさん、塩尻市ってどんなイメージがありますか?わたしがこの街を歩いて感じるのは、歴史と自然がぎゅっと詰まった奥深い魅力です。今回は、塩尻市のお祭り一覧をお届けしたいと思います。
長野県のほぼ中央に位置する塩尻市は、中山道の宿場町として栄えた歴史ある街。国内有数のワイン産地としても知られていますよね。そんな塩尻には、春夏秋冬それぞれに心あたたまるお祭りやイベントが盛りだくさんなんです。
地元に暮らすからこそ分かる、塩尻の季節ごとの楽しみ方をご紹介しますね。お出かけの参考にしていただけたらうれしいです◎
夏のお祭り|塩尻の熱気を感じる定番イベント
阿禮神社例大祭(あれいじんじゃれいたいさい)
塩尻の夏といえば、まず外せないのが阿禮神社例大祭です。毎年7月の第2土曜・日曜に開催されるこのお祭りは、別名「塩尻祭り」とも呼ばれ、地元の方々に長く愛されてきました。
見どころは、7つの地区それぞれが持つ「舞台」と呼ばれる山車が町を練り歩く姿。クライマックスは日曜の夕方から夜にかけて、7台の山車が阿禮神社に集結する瞬間です。各地区の個性あふれる山車が一堂に会する光景は圧巻で、見ているだけで胸が熱くなりますよ。
お囃子の音色が響きわたり、担ぎ手の掛け声が町中に広がる様子は、まさに塩尻の夏の風物詩。初めて見た方も、地元の熱気にすーっと引き込まれていく感覚があるはずです。
塩尻玄蕃まつり(しおじりげんばまつり)
7月下旬に大門商店街で開催される塩尻玄蕃まつりも、夏を代表するイベントのひとつ。2025年には記念すべき50回目を迎えました。
このお祭りの名前の由来は、塩尻に伝わる伝説の狐「玄蕃之丞(げんばのじょう)」。第1部は仮装イベント、第2部は玄蕃おどりと、二部構成で楽しめるのが特徴です。
たくさんの踊り連が大門商店街を練り歩き、お化け屋敷やステージイベントも盛りだくさん♪ 家族連れでもカップルでも、のんびり楽しめる雰囲気がいいですよね。地元の方々が世代を超えて一緒に盛り上がる姿を見ると、こちらまでぽかぽかした気持ちになります。
小坂田公園納涼花火大会
8月中旬には、小坂田公園で納涼花火大会が開催されます。2025年で55回目を迎える歴史ある花火大会で、小坂田池の水上から約1,000発の花火が打ち上がります。
夜空に咲く花火と、水面に映る花火の両方を楽しめるのがこの大会の魅力。水中スターマインの美しさは格別で、山に響く打ち上げ音も迫力満点です。夏の終わりを感じながら、大切な人と眺める花火はきっと忘れられない思い出になりますよ。
奈良井宿鎮神社例大祭
8月11日・12日には、中山道の宿場町・奈良井宿で鎮神社例大祭が行われます。神囃子の奉納から始まり、獅子屋台やお神輿が宿場町を巡行する伝統的なお祭りです。
昔ながらの町並みを背景に繰り広げられる祭りの風景は、どこか懐かしくて心が落ち着きます。江戸時代の面影を残す奈良井宿ならではの趣を、ぜひ体感してみてください。
秋のお祭り|実りの季節を祝う塩尻らしいイベント
信州塩尻ぶどうまつり
塩尻といえばワイン、ワインといえばぶどう。8月下旬から10月下旬にかけて、宗賀桔梗ヶ原・床尾地域で開催されるぶどうまつりは、収穫の喜びを分かち合えるイベントです。
広大なぶどう畑の中で、もぎたてのぶどうを味わったり、ワインを楽しんだり。青い空と緑の畑に囲まれて過ごす時間は、日常の疲れをふわっと癒してくれます。
高ボッチFES
9月上旬には、高ボッチ高原で高ボッチFESが開催されます。標高約1,600メートルの高原から眺める景色は、北アルプスの山々と諏訪湖を一望できる絶景スポット。
澄んだ空気の中で音楽やアウトドアを楽しめるこのイベントは、自然好きの方にぴったり。わたしも一度参加しましたが、空が近くて星がきれいで、思わず深呼吸したくなる場所でした。
平出遺跡まつり
9月には平出遺跡公園で平出遺跡まつりも開催されます。縄文時代から平安時代まで、長い歴史を持つ平出遺跡は国の史跡にも指定されている貴重な場所。
復元された竪穴住居を背景に、古代の暮らしに思いを馳せながら過ごすひとときは、タイムスリップしたような不思議な感覚。お子さんの学びにもなりますし、大人もわくわくできるイベントですよ。
秋の木曽漆器祭
10月には木曽平沢地域で秋の木曽漆器祭が開催されます。国の重要伝統的建造物群保存地区に選定されている木曽平沢は、漆器の産地として400年以上の歴史を持つ町。
職人さんの工房見学や漆器の体験ができるこのお祭りは、伝統工芸に触れる貴重な機会です。手に取った漆器の滑らかさや艶やかさに、思わずうっとりしてしまいます。
奈良井宿灯明まつり
11月上旬には、奈良井宿灯明まつりが開催されます。宿場町の通りに灯明が灯され、幻想的な雰囲気に包まれるこのイベント。秋の夜長に、ゆっくりと町並みを歩きながら楽しむのがおすすめです。
冬のお祭り|寒さの中にあたたかさを感じるイベント
奈良井宿アイスキャンドル祭り
2月には、奈良井宿アイスキャンドル祭りが開催されます。宿場町の通りに約2,000個もの手作りアイスキャンドルが並び、幻想的な光景が広がります。
地域の方々から振る舞われる豚汁や地酒のあたたかさが、冷えた体にしみわたるんですよね。イベント後半には豆まきや打ち上げ花火もあり、冬の奈良井宿ならではの特別な夜を過ごせます。
凍てつく寒さの中で揺れるキャンドルの灯りを眺めていると、なんだか心がじんわりあたたまってくる。そんな不思議な体験ができる、わたしのお気に入りのイベントです♪
あったかハートイルミネーション
12月上旬から2月下旬にかけて、大門商店街周辺ではあったかハートイルミネーションが開催されます。冬の夜空を彩るイルミネーションは、買い物や食事のついでにふらっと立ち寄れるのがいいですよね。
遺跡を彩る光の旅
1月には平出遺跡公園でライトアップイベント「遺跡を彩る光の旅」が行われます。復元された古代の住居が光に照らされる姿は、昼間とはまた違った神秘的な美しさ。
春のお祭り|新しい季節の訪れを感じるイベント
高ボッチ高原開山祭
4月下旬には、高ボッチ高原で開山祭が行われます。長い冬を越えて、高原に春が訪れる喜びを分かち合うイベントです。まだ少し肌寒いけれど、澄んだ空気の中で深呼吸すると、体の中まですーっとリフレッシュできます。
塩尻市ワイナリーフェスタ
5月中旬には、塩尻市ワイナリーフェスタが開催されます。桔梗ヶ原のワイナリーを巡りながら、それぞれの個性あふれるワインを味わえる人気イベント。
漆が施されたオリジナルワイングラスで味わうワインは、目でも楽しめる贅沢な体験です。例年チケットがすぐに完売してしまうほどの人気なので、参加を考えている方は早めにチェックしてくださいね。
木曽漆器祭・奈良井宿場祭
6月上旬には、楢川地区で木曽漆器祭・奈良井宿場祭が開催されます。漆器の展示販売や職人技の実演、宿場町の雰囲気を楽しめる催しなど、盛りだくさんの内容です。
初夏の爽やかな風を感じながら、歴史ある町並みを散策するのは本当に気持ちがいい。ぜひ一度足を運んでみてほしいイベントです。
塩尻市のお祭りを楽しむポイント
塩尻市のお祭り一覧をご紹介してきましたが、いかがでしたか?こんなにたくさんのイベントがあるなんて、驚かれた方もいらっしゃるかもしれませんね。
お祭りを楽しむときのポイントをまとめてみました。
- 夏祭りは日中でも気温が上がるので、帽子や水分補給を忘れずに
- 奈良井宿のイベントは駐車場が混み合うことがあるので、公共交通機関の利用がおすすめ
- ワイナリーフェスタなどチケット制のイベントは、早めの予約がポイント
- 冬のイベントは防寒対策をしっかりと
- 地元の方との交流も楽しみのひとつ。気軽に話しかけてみて♪
塩尻市は、松本市からも車で30分ほどの距離。電車でもJR塩尻駅を中心にアクセスしやすいので、ぜひ気軽にお出かけしてみてくださいね。
歴史ある宿場町の風情、豊かな自然、そしてワインや漆器といった文化。塩尻市のお祭りには、この街の魅力がぎゅっと詰まっています。季節ごとに違った表情を見せてくれる塩尻で、みなさんもすてきな思い出をつくってもらえたらうれしいです😊
本日の名言
「人生は近くで見ると悲劇だが、遠くから見れば喜劇だ」― チャールズ・チャップリン
日々の暮らしの中で、ちょっとうまくいかないこともありますよね。でも、少し離れて見てみると、意外と笑えることだったりするもの。お祭りに出かけて、いつもと違う景色を眺めてみると、気持ちがふっと軽くなるかもしれません。今日も読んでくださってありがとうございました。みなさんの毎日が、小さな宝物で満たされますように✨


















