みなさん、こんにちは。『ローカログ』兵庫県担当ライターのはるなみです。今日は兵庫県たつの市のお祭りについて、ぽかぽかとした気持ちになれる情報をたっぷりお届けしますね。
先日、息子の部活の送迎でたつの市を訪れた際、地元の方から「たつのって、年中どこかでお祭りをやってるんよ~」と聞いて、正直びっくり!わたし自身も兵庫県内を転々としてきましたが、こんなにお祭りが充実している地域はそうそうないんじゃないでしょうか?
播州地域は秋祭りで有名ですが、たつの市は春夏秋冬、それぞれの季節に魅力的なお祭りがあるんです。特に注目なのは、県の重要無形民俗文化財に指定されているお祭りが複数あること。これだけでも、たつの市の文化的な豊かさが伝わってきますよね。
春のお祭りは桜と共に
春といえば、やっぱり桜!たつの市の春のお祭りは、美しい桜と一緒に楽しめるのが特徴です。
龍野さくら祭と武者行列
4月上旬に開催される龍野さくら祭は、県下有数の桜の名所である龍野公園で行われます。一目3,000本といわれる桜は圧巻!その中を勇ましい武者行列が練り歩く様子は、まるで時代劇のワンシーンみたい。城下町の風情と相まって、とっても絵になる光景なんですよ。
わたしも以前、カメラを持って訪れましたが、桜吹雪の中を進む武者たちの姿に、思わずシャッターを切る手が止まらなくなりました♪写真部時代の血が騒いじゃいますね。
室津の小五月祭
4月上旬の日曜日には、御津町室津の賀茂神社で小五月祭が開催されます。このお祭りの見どころは、県指定重要無形民俗文化財の「棹の歌」。平安時代から続くとされる古風で素朴な歌は、その雅な詞と独特の節回しが本当に印象的です。
「棹の歌」は、昔の遊女が小舟を漕ぎ出す時に使った棹に由来するとも言われていて、歴史ロマンを感じずにはいられません。萌黄の袴を着た女の子たちが歌う姿は、まるで平安絵巻のよう。
夏は花火とお神輿で盛り上がる!
夏のたつの市は、花火大会や納涼祭りで大賑わい。暑い夏を吹き飛ばすような、熱気あふれるイベントが目白押しです。
龍野納涼花火大会
毎年8月第1土曜日に開催される龍野納涼花火大会は、揖保川河川敷の千鳥ヶ浜公園で行われる夏の一大イベント。約2,000発の花火が打ち上がり、光と音のハーモニーが龍野の夜空を鮮やかに彩ります。
音楽と花火を融合させたメロディ花火など、趣向を凝らした仕掛け花火もあって、観客みんなが「おぉ~!」と歓声を上げる瞬間がたまらないんです。河川敷なので場所取りもしやすく、家族連れにもおすすめですよ。
新宮納涼ふれあいまつり&花火大会
7月21日(海の日)には、新宮地区で納涼ふれあいまつりが開催されます。全国的にも珍しい山頂からの打ち上げ花火で、そうめんやヒガンバナなど、たつのらしさを表現した花火も。市制20周年の今年は「20」の数字花火や、クライマックスのシャンパンゴールドの花火が見どころです!
新宮宮内遺跡公園内では、キッチンカーや露店が約40店舗も出店。わたしも去年行きましたが、子どもから大人まで楽しめる内容で、ふわっとした夏祭りの雰囲気が最高でした。
秋は伝統の獅子舞が圧巻
秋になると、たつの市のあちこちの神社で秋祭りが開催されます。特に10月は、ほぼ毎週どこかで祭りがあるんじゃないかってくらい盛りだくさん!
梛八幡神社の神事獅子舞
梛八幡神社の秋祭りで奉納される獅子舞は、兵庫県無形民俗文化財に指定されている由緒正しいもの。数百年の歴史を誇り、神楽から継獅子まで12曲もの舞が披露されます。
なかでも「継獅子(つぎじし)」と呼ばれる舞は必見!獅子も童子も人の肩の上に乗り、立ち上がってアクロバティックな演技をする様子は、思わず息をのむほど。「梛の継獅子」として全国的にも有名なんですよ。
各地区の秋祭り一覧
たつの市内では、10月になると各地区の神社で秋祭りが行われます。主な神社の祭りを見てみると:
- 粒坐天照神社(龍野町日山):10月11日宵宮、12日本宮、子供神輿6基の練りや空手奉納演武
- 小宅神社(龍野町宮脇):播州新宮越部太鼓の奉納や餅まきあり
- 夜比良神社(揖保町揖保上):新在家獅子舞、今市郷土芸能保存会の演技
- 崇道天皇神社(揖保町栄):歌舞音曲・筝曲の演奏
- 富嶋神社(御津町苅屋):子供ちょうちん行列、屋台練り
どの神社も、地域の人たちが大切に守り継いできた伝統行事ばかり。お神酒や甘酒の振る舞い、餅まきなど、地域の温かさを感じられるイベントも盛りだくさんです。
晩秋から冬にかけての大型イベント
11月になると、市全体を挙げての大きなイベントが続々と開催されます。紅葉も美しい季節で、お祭りと一緒に秋の風景も楽しめるのが魅力的。
たつの市民まつり
11月3日(文化の日)に開催される市民まつりは、「ふるさとたつの」の魅力を再発見できる一大イベント。市役所周辺では、各種団体によるステージイベントやパレード、市内事業所や飲食店による物販や活動PR、キッチンカーなど、会場いっぱいに楽しいブースが並びます。
毎年テーマがあって、市民一人ひとりの自由な発想と創意工夫で作り上げる、まさに市民総参加のお祭り。子どもから大人まで、みんなが主役になれる素敵な一日なんです。
オータムフェスティバルin龍野
11月22日~23日に開催されるオータムフェスティバルは、紅葉真っ盛りの龍野の城下町を散策しながら楽しめるイベント。町家や醤油蔵、寺院などで様々なイベントや模擬店、展示が催されます。
地元の有志によるボランティアで運営されていて、こっそり素敵なお店を発見したり、普段は入れない場所を見学できたり。街歩き好きのわたしにはたまらないイベントです♪
東山公園もみじまつり
新宮町の東山公園は、紅葉の名所として知られています。11月には「もみじまつり」が開催され、国民宿舎志んぐ荘に隣接する公園の美しい紅葉を楽しむことができます。ぽかぽかとした秋の日差しの中、真っ赤に染まったもみじを眺めながらのんびり過ごすのも最高ですよ。
新年も楽しいイベントが満載
年が明けても、たつの市のお祭りは続きます。新春ならではの風物詩がたくさん!
たつの市凧あげ祭り
1月に揖保川河川敷千鳥ヶ浜グラウンドで開催される凧あげ祭り。日本の凧の会の皆さんによる全国各地の珍しい凧や、参加者の手作り凧が新春の大空いっぱいに舞い上がります。
息子も小さい頃は毎年参加していて、自分で作った凧が高く上がった時の嬉しそうな顔が忘れられません。家族みんなで楽しめる、ほっこりするイベントです。
梅まつりとひな流し
2月から3月にかけては、御津町で「みつ梅まつり」が開催されます。世界の梅公園や一目2万本の綾部山梅林は圧巻!そして3月には、龍野新大橋のたもとから紙雛を流す「龍野ひな流し」も。子どもの健やかな成長を祈る伝統行事で、風情があってとても素敵なんです。
まとめ
たつの市のお祭りを一年通して見てみると、本当に多彩で魅力的なものばかり!県指定の重要無形民俗文化財から、市民総参加の現代的なイベントまで、伝統と革新が上手に融合している地域だなぁと感じます。
みなさんも、ぜひ一度たつの市のお祭りに足を運んでみてください。きっと、地域の温かさと伝統の重みを感じることができるはず。わたしも次は、まだ行ったことのない秋祭りの獅子舞を見に行こうかな?みなさんはどのお祭りが気になりましたか?
「祭りは人の心を一つにする。それが日本の美しさだ」 – 司馬遼太郎
お祭りって、本当に人と人をつなぐ素敵な場所。たつの市の豊かな祭り文化に触れて、みなさんの心もぽかぽか温かくなりますように。

















