こんにちは、『ローカログ』新潟県担当ライターのよしあきです。新潟県燕市といえば、金属洋食器の産地として全国的に有名ですよね。でも実は、地域の人々に愛され続ける魅力的なお祭りがたくさんあるのをご存じでしょうか?今回は燕市のお祭り一覧を、春・夏・秋の季節ごとに詳しくご紹介します😊
わたし自身、新潟県長岡市出身で県内を何度か転居してきましたが、燕市のお祭りは活気があってほっこりする雰囲気が大好きなんです。ぜひ参考にしてみてくださいね!
燕市の春を彩るお祭り
つばめ桜まつり・分水おいらん道中
燕市の春を代表するお祭りといえば、やっぱり「つばめ桜まつり」です。毎年3月下旬から4月中旬にかけて開催され、市内各所で春や桜にちなんだイベントが行われます。なかでも注目なのが、4月に行われる「分水おいらん道中」。2025年には第80回という節目を迎えました。
このおいらん道中の起源は、越後平野を守る大河津分水の完成を機に植えられた桜並木に訪れる花見客をもてなすための仮装行列だったといわれています。絢爛豪華な衣装に身を包んだ3名のおいらん役が、付き人を従えて約2,600本の桜並木を優雅に練り歩く姿は圧巻ですよ✨
会場となる大河津分水桜並木やJR分水駅周辺では、夜桜のライトアップも実施されます。昼と夜で異なる表情を楽しめるのが嬉しいポイントですね。
戸隠神社春季祭礼
燕市宮町にある戸隠神社では、毎年5月中旬に春季例大祭が行われます。五穀豊穣や商売繁盛、疫病退散を願う伝統ある春祭りです。
この祭りの見どころは、「木場小路万灯組」と「横町万灯保存会」による万灯の街頭踊り。燕市の郷土伝承文化として大切に受け継がれている行事なんです。神社周辺には屋台も立ち並び、地域の人々で賑わいます。
燕市の夏まつりは3地区で盛り上がる!
燕市の夏まつりは、燕地区・分水地区・吉田地区の3つのエリアでそれぞれ開催されるのが特徴です。どのお祭りも個性があって、はしごして楽しむ人も少なくありません。
飛燕夏まつり
燕地区で開催される「飛燕夏まつり」は、2025年から熱中症対策のため例年より約1ヶ月前倒しの6月下旬開催となりました。会場は商店街エリアと燕市交通公園の2か所です。
メインイベントのひとつが「燕1000人みこし」。よさこいソーラン踊りや燕甚句とともに街を練り歩く姿は迫力満点です。ほかにも、郷土芸能の太鼓演奏やキッチンカーブース、チビッ子遊びの広場など、家族みんなで楽しめるコンテンツが盛りだくさん。
2025年には、戸隠神社の春季例大祭で披露される木場小路万灯組の「お玉」と呼ばれる踊り子による伊勢音頭の踊りも特別出演しました。夜は「燕ばやし大会」でフィナーレを飾ります。
分水まつり
分水地区では7月中旬に「分水まつり」が2日間にわたって開催されます。諏訪神社を起点に、子ども分水みこしや分水みこしが街を練り歩く姿は夏の風物詩そのもの!
初日には島上小学校の児童による「ヲミワケ太鼓」の演奏やお笑いライブ、民謡流しが行われます。2日目は諏訪神社例大祭が斎行され、分水ダンスフェスティバルや芸能ステージで盛り上がります。
分水まつりの名物といえば、おとぎ話に登場する「酒呑童子」をモチーフにした分水太鼓のパフォーマンス。迫力ある演奏は必見ですよ。
吉田まつり
吉田地区では7月下旬に「吉田まつり」が開催されます。2025年には第66回を数える歴史あるお祭りです。吉田駅前広場を中心に、さまざまなイベントが繰り広げられます。
初日の夜には子ども絵灯ろうが街を幻想的に照らし、吉田民謡流しでは「吉田ばやし」「吉田繁盛ぶし」「吉田甚句」などが披露されます。商工会青年部による竿灯まつりも見どころのひとつ。
2日目は吉田諏訪神社の例大祭が斎行され、神輿渡御や子どもみこしが登場。フィナーレを飾る山車巡行では、踊りの表彰やよさこい吉田繁盛ぶしで会場が一体となって盛り上がります🎵
粟生津まつり・北地区ふるさとまつり
吉田地区ではこのほかにも「粟生津まつり真夏の祭典」と「北地区ふるさとまつり」が同時期に開催されます。粟生津体育文化センターでは、保育園児や小学生によるステージ発表、よさこい演舞、屋台縁日が楽しめます。
北地区ふるさとまつりでは「ふうりんまつり」や「北の星空マルシェ」が人気。夕焼けステージでは地元のお囃子「北太鼓」が披露され、フィナーレの花火も見逃せません。
燕プロジェクションマッピングショー
夏まつりの締めくくりとして7月下旬に開催されるのが「燕プロジェクションマッピングショー」です。燕市役所庁舎南側広場を会場に、幻想的な映像が夜空を彩ります。
空飛ぶランタンの打ち上げやファイヤーパフォーマンス、さる回しショーなど多彩なステージイベントも魅力。ナイアガラ花火で夏の夜を華やかに締めくくります。
燕市の秋を楽しむお祭り
越後くがみ山酒呑童子行列
9月下旬には「越後くがみ山酒呑童子行列」が開催されます。燕市には最強の鬼として知られる酒呑童子の誕生伝説が残っており、それにちなんだユニークなお祭りなんです。
酒呑童子率いる鬼軍団が、道の駅SORAIRO国上や酒呑童子神社周辺を練り歩きます。酒呑童子に抱っこされた子どもは、強く健康に育つといわれているそうですよ!写真撮影タイムもあるので、鬼軍団との触れ合いを楽しんでみてはいかがでしょうか😄
戸隠神社秋季祭礼
9月中旬には戸隠神社で秋季祭礼も行われます。宵宮では御神楽が奉納され、ミニ萬燈や樽神輿などの子ども神輿が元気に街を行き交います。
「えんにちひろば」ではキッチンカーや飲食屋台、射的などの縁日コーナーが設けられ、観て・食べて・遊んで楽しい一日を過ごせます。秋の訪れを感じながら、のんびりお祭りを満喫できるのが魅力です。
燕三条工場の祭典
10月第1週には「燕三条工場の祭典」が4日間にわたって開催されます。普段は一般公開されていない工場や農場、地元産品の拠点が開放され、見学や体験ができる燕三条ならではのイベントです。
100社以上の職人やものづくりの現場と出会えるこの祭典は、金属加工の技術を間近で体感できる貴重な機会。全国からものづくりファンが訪れる人気イベントとなっています。
燕青空即売会
同じく10月第1日曜日には「燕青空即売会」が開催されます。燕市物流センターを会場に、年に一度のビッグバザールとして地元の人々に親しまれています。
販売される商品は、ナイフ・フォーク・スプーンなどの金属洋食器をはじめ、鍋やフライパン、包丁などの台所用品が中心。伝統工芸品として有名な鎚起銅器の茶筒や水差しも特別価格で手に入ります。
グルメやスイーツの模擬店も出店するので、お買い物と一緒に食べ歩きも楽しめますよ。雨天でも決行されるので、予定を立てやすいのも嬉しいですね。
燕市のお祭り年間カレンダー
最後に、燕市の主なお祭りを一覧でまとめておきます。お出かけの参考にしてみてください♪
| 季節 | お祭り名 | 開催時期 |
|---|---|---|
| 春 | つばめ桜まつり・分水おいらん道中 | 3月下旬〜4月中旬 |
| 春 | 戸隠神社春季祭礼 | 5月中旬 |
| 夏 | 飛燕夏まつり | 6月下旬 |
| 夏 | 分水まつり | 7月中旬 |
| 夏 | 粟生津まつり・北地区ふるさとまつり | 7月中旬 |
| 夏 | 吉田まつり | 7月下旬 |
| 夏 | 燕プロジェクションマッピングショー | 7月下旬 |
| 秋 | 戸隠神社秋季祭礼 | 9月中旬 |
| 秋 | 越後くがみ山酒呑童子行列 | 9月下旬 |
| 秋 | 燕三条工場の祭典 | 10月第1週 |
| 秋 | 燕青空即売会 | 10月第1日曜日 |
本日の名言
「祭りとは、日常を超えて人と人とがつながる特別な時間である」
― 民俗学者・柳田國男
燕市には、地域の歴史や文化を大切にしながら受け継がれてきたお祭りがたくさんあります。金属加工の街として知られる一方で、こうした伝統行事が人々の心をあたたかくつないでいるんですね。
ぜひ燕市のお祭りに足を運んで、地元の人々の「好き」や「情熱」を肌で感じてみてください。きっと、じんわりと心に残る素敵な思い出ができるはずです。みなさんのお出かけが、良い一日になりますように!


















