こんにちは♪『ローカログ』京都府担当ライターのみおりです。神社めぐりが趣味のわたしが、今回は京都府北部にある宮津市のお祭り一覧をたっぷりとご紹介させていただきますね。
宮津市といえば、日本三景のひとつ「天橋立」で有名な観光地ですが、実は年間を通じてさまざまなお祭りが開催されている、とても賑やかな町なんです。地域の人たちが大切に守り続けている伝統的な祭礼から、夏の夜空を彩る花火大会まで、みなさんもきっと心惹かれるお祭りがみつかるはずですよ♪
春の訪れを告げる荘厳な祭礼
元伊勢籠神社の葵祭(4月24日)
宮津市のお祭り一覧の中でも特に歴史が古いのが、毎年4月24日に行われる元伊勢籠神社の「葵祭」です。なんと2500年以上の歴史を持つ丹後地方最古の祭礼として知られているんです。
祭りの見どころは、神輿の御神幸と、その前後に繰り広げられる太刀振りや神楽の奉納。朝9時40分頃から始まる大獅子の舞は、トッケツという大型の鈴の音に合わせて荒ぶる獅子が神域を清める迫力満点の光景が広がります。かつては「藤祭」と呼ばれていたこともあり、神職さんの冠に藤の花が挿されているのも素敵ですよね。
上宮津祭(4月第3日曜とその前日)
愛宕神社を中心に行われる上宮津祭は、地域の安寧や豊作を祈って行われる伝統行事です。早朝の山頂に6つの芸能集団が集結し、神楽や太刀振り、奴などそれぞれの組が担当する演目を披露する様子は圧巻!
地域ごとに受け継がれてきた芸能を一度に楽しめる貴重な機会で、南太神楽組、竹ノ本太刀組、小香河太刀組、喜多太刀組、今福太刀組、奴組といった各組の個性豊かな演技を見比べるのも楽しみのひとつです。
日置祭(4月第4土曜)
宮津市日置の若田神社で行われる日置祭は、なんと713年もの歴史を誇る祭りなんです。鎌倉時代末期の1312年から続くこのお祭りは、神仏習合の名残を今に伝える貴重な存在。地域の人々が大切に守り続けてきた伝統が、令和の今も脈々と受け継がれています。
宮津の春を華やかに彩る最大の祭典
宮津祭(5月13日〜15日)
宮津市のお祭り一覧の中でも、最も規模が大きく華やかなのが「宮津祭」です。毎年5月13日から15日にかけて行われるこの祭りは、西堀川を境にして西地区の山王宮日吉神社の「山王祭」と東地区の和貴宮神社の「東祭」が同時進行で開催される、まさに町を挙げての一大イベント♪
もともと山王宮日吉神社の春の例祭と、和貴宮神社の秋の例祭だったものが、昭和中期に同じ日に行われるようになり、合わせて「宮津祭」と呼ばれるようになったそうです。江戸時代には宮津藩祭として、武士も馬に乗ったり槍を持ったりして参加していたという歴史もあるんですよ。
祭りの期間中は、以下のような見どころが盛りだくさん!
- 5月13日から太神楽の巡行が始まり、町中に祭りの雰囲気が広がります
- 14日には浮太鼓も加わり、威勢のよい音が響き渡ります
- 15日の本祭では、朝8時30分の手水の儀から始まり、浦安の舞、太神楽奉納と続きます
- 11時20分の発御では、威儀物行列を先頭に神輿、神職、巫女、浮太鼓が12キロにも及ぶ城下巡幸へ出発
- 神輿は漁師町浜まで進み、天橋立に続く海辺で豊漁と安全を祈願
- 夜8時30分頃まで続く巡幸は、400年の歴史を感じさせる壮大な祭絵巻となります
特に印象的なのが、宮津市の無形文化財にも指定されている漁師町の浮太鼓の演奏。リズミカルで力強い太鼓の音が、祭りを一層盛り上げてくれます。
夏の宮津を彩る涼やかな祭りたち
文殊堂出船祭(7月24日)
日本三文殊のひとつとして有名な智恩寺で行われる文殊堂出船祭は、平安時代後期からの歴史を持つ由緒あるお祭りです。文殊菩薩の縁日に合わせて開催され、文珠地区の夏を象徴する風物詩となっています。
当日は、天橋立運河に万灯が灯され、紅白の燈籠が海上に流される幻想的な光景が広がります。夜7時からの文殊会では、10人を超える僧侶が御堂の中で左廻りにまわりながら読経する「行道」という格式高い法要が行われ、厳かな雰囲気に包まれます。昼12時頃から夜9時頃まで文殊菩薩がご開帳されるので、ゆっくりとお参りすることもできますよ。
由良ふるさと祭(7月最終土曜・日曜)
北前船にもゆかりのある由良地区で開催される夏祭りは、アットホームな雰囲気が魅力的♪第1日目には子供燈籠流し、2日目には由良神社境内でちびっ子剣道大会が行われ、中央海水浴場では恒例の由良みかんまきで大いに盛り上がります。
クライマックスには約150発の打ち上げ花火が夜空を彩り、海辺の涼やかな風を感じながら楽しめる夏の風物詩となっています。地域の方々の温かいおもてなしも、このお祭りの大きな魅力のひとつですね。
金引の滝祭り(7月最終日曜)
日本の滝100選にも選ばれている金引の滝で行われるこのお祭りは、1984年から2012年まで続いた独特な祭りでした。江戸時代後期の伝承をもとに、滝水を業火に変えるという珍しい演出が話題を呼んでいたんです。現在は形を変えて、火の滝太鼓とジャズのコラボレーションや、松明でライトアップされた幻想的な滝の姿を楽しめるイベントとして親しまれています。
夏の終わりを彩る感動的な行事
宮津市民総おどり大会(8月15日)
お盆の時期に島崎公園で開催される市民総おどり大会は、地域の人々が一体となって楽しむ夏の一大イベント。夜7時30分から始まるおどりには、老若男女問わず多くの市民が参加し、賑やかな夏の夜を過ごします。地元の盆踊り曲に合わせて、みんなで輪になって踊る姿は、まさに「ほっこり」する光景ですよ。
宮津燈籠流し花火大会(8月16日)
宮津市のお祭り一覧の中でも、特に多くの観光客が訪れるのがこの花火大会です。島崎公園と宮津湾周辺で開催され、お盆の精霊送りの意味も込められた伝統行事となっています。
午後6時30分からの御詠歌に始まり、7時20分からは精霊船流しと燈籠流しが行われます。海に浮かぶ無数の燈籠の光は、まるで天の川のような美しさ。そして7時50分から8時35分まで続く花火の打ち上げは、宮津湾の夜空を華やかに彩ります。花火終了後は盆おどり大会も開催され、夜9時35分まで賑わいが続きます。
秋から冬にかけての地域の祭り
宮津市では春夏だけでなく、秋から冬にかけても各地域で伝統的なお祭りが開催されています。難波野地区の神楽、溝尻地区の太刀振・笹囃し、江尻地区の大獅子・太刀振・笹囃し、中野地区の太刀振・笹囃し、大垣地区の大神楽など、それぞれの地域に根付いた芸能が大切に継承されているんです。
これらの祭りは規模こそ小さいものの、地域の結束を深め、伝統文化を次世代に伝える大切な役割を担っています。観光客向けというよりも、地域の人々のためのお祭りという性格が強いですが、それゆえに本物の地域文化に触れることができる貴重な機会でもあります。
宮津のお祭りを楽しむためのポイント
宮津市のお祭り一覧をご覧いただいて、行ってみたいお祭りは見つかりましたか?実際に訪れる際のポイントをいくつかご紹介しますね。
まず大切なのは、お祭りの日程を事前に確認すること。特に葵祭のように毎年同じ日に開催されるものもあれば、曜日で決まっているものもあるので、しっかりチェックしてくださいね。また、天候によって内容が変更される場合もあるので、当日の情報収集も忘れずに。
駐車場については、大きなお祭りの際は混雑が予想されます。公共交通機関を利用するか、少し離れた場所に車を停めて歩くことも検討してみてください。地元の方々の迷惑にならないよう、マナーを守って楽しむことが何より大切です。
そして、お祭りは地域の方々が大切に守ってきた文化です。写真撮影の際は周りの方への配慮を忘れず、神事の最中は静かに見守るなど、敬意を持って参加することを心がけましょう。きっと温かい思い出がたくさんできるはずです♪
まとめ
宮津市のお祭り一覧をご紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。2500年の歴史を持つ葵祭から、江戸時代から続く宮津祭、そして夏の夜を彩る花火大会まで、一年を通じて多彩なお祭りが開催されているんですね。
それぞれのお祭りには、地域の人々の祈りや願い、そして長い歴史の中で培われてきた文化が込められています。観光で訪れるだけでなく、その背景にある物語にも思いを馳せながら参加すると、より深い感動を味わえるはずです。
わたしも神社めぐりが趣味なので、特に春の祭礼には心惹かれます。みなさんも機会があれば、ぜひ宮津市のお祭りを訪れてみてくださいね。きっと素敵な出会いと感動が待っているはずです。
「祭りは人と人、人と神、過去と未来をつなぐ架け橋である」- 民俗学者 柳田國男
この言葉のように、宮津市のお祭りも地域の絆を深め、伝統を未来へつないでいく大切な役割を果たしています。みなさんもぜひ、その一員として参加してみてはいかがでしょうか。素敵な思い出がたくさんできることを願っています♪


















