みなさん、こんにちは!『ローカログ』神奈川県担当ライターのまゆきです。今日は相模湾に突き出た三浦半島の先端、三浦市のお祭りについてご紹介しますね♪マグロで有名な三崎港を中心に、この街には海の恵みに感謝する伝統的な祭りから、季節の花を愛でる新しいイベントまで、一年を通じて多彩なお祭りが開催されているんです。地元の人たちが大切に守り続けてきた伝統行事の数々、じわじわと心に染み入る温かさがありますよ。
早春を彩る河津桜と菜の花のコラボレーション
2月から3月にかけて三浦海岸で開催される「三浦海岸桜まつり」は、約1000本の河津桜が咲き誇る圧巻の光景が楽しめます。京急三浦海岸駅から小松ヶ池公園まで続く約1kmの道のりには、濃いピンク色の桜と黄色い菜の花が同時に咲いて、まるで春の絵画のような風景が広がるんですよ。
2025年は2月5日から3月9日まで開催される予定で、駅前には特設テント村が設けられ、三浦大根やとれたての地魚など、地元の特産品がずらりと並びます。わたし自身、静岡出身なので河津桜には特別な思い入れがありますが、三浦海岸の河津桜は菜の花とのコントラストが本当に美しく、カメラを持つ手が止まりません!
ユネスコ無形文化遺産「チャッキラコ」の魅力
毎年1月15日の小正月に海南神社で奉納される「チャッキラコ」は、なんと2009年にユネスコ無形文化遺産に登録された貴重な伝統芸能なんです。女性だけで行われるこの踊りは、豊漁豊作と商売繁盛を祈願するもので、5歳から12歳の少女たちが赤い晴れ着姿で舞うその姿は、見ているだけで心がぽかぽかしてきます。
踊り手の少女たちは舞扇やチャッキラコと呼ばれる綾竹を使い分けながら、素唄と囃し言葉だけの素朴な調子に合わせて踊ります。楽器を一切使わない静かな奉納舞は、現代の騒がしい世界から一瞬離れて、日本の原風景に触れられる貴重な時間ですね。
チャッキラコの演目と特徴
- 初いせ:舞扇を右手に持って踊る根源の踊り
- チャッキラコ:約15センチの竹の棒の両端に五色の紙テープと鈴がついた綾竹を使用
- 二本踊り、鎌倉踊り、お伊勢参りなど全6曲の演目
昭和51年には国の重要無形民俗文化財に指定され、平成21年にユネスコ無形文化遺産に登録されるまで、地元の「ちゃっきらこ保存会」の方々が大切に守り続けてきた伝統芸能。その歴史の重みを感じながら見学すると、感動もひとしおですよ。
夏を告げる八雲祭と海南神社例大祭
6月第1土曜日の「八雲祭」は、地元では「お天王さま」の愛称で親しまれている厄除けのお祭りです。江戸時代に三崎でコレラが流行した際に始まったとされ、疫病退散と夏の無病息災を祈願する大切な行事なんです。
そして7月中旬の「海南神社夏の例大祭」は三崎下町が最も熱くなる2日間!行道獅子、ぶち合せ太鼓、木遣りなど、江戸時代から続く伝統的な出し物が繰り広げられ、港町全体がお祭り一色に染まります。7つの地区が年番制で運営を担当していて、それぞれの地区の個性が光る演出も見どころの一つ。
例大祭の見どころポイント
特に圧巻なのが「お練り獅子」と呼ばれる行道獅子で、市の重要無形民俗文化財にも指定されています。獅子舞が町内を練り歩く姿は迫力満点で、子どもたちは怖がりながらも興味津々。獅子に頭を噛まれると無病息災のご利益があるといわれているんですよ♪
三崎の最盛期には13地区が参加する大規模なお祭りだったそうで、現在は7地区に合併されましたが、それでも町を挙げての盛大さは変わりません。
戦国ロマンを感じる道寸祭り~笠懸~
5月最終日曜日に油壺の荒井浜海岸で開催される「道寸祭り」は、戦国時代の武将・三浦道寸を偲ぶお祭りです。ここで披露される「笠懸」は、流鏑馬、犬追物と並ぶ日本三大古弓馬術の一つで、全国でもこの規模で見られるのは貴重なんです。
笠懸の特徴は、高低差のある大小の的を狙うより実戦的な騎射であること。武者姿の射手が全速力で駆ける馬上から矢を放つ瞬間は、まさに息を呑む迫力!スッと矢が的に命中した時の観客の歓声は、きっと鎌倉時代もこんな感じだったのかなと想像が膨らみます。
2025年は5月18日に開催予定で、午前11時から三浦一族の供養祭、11時45分から笠懸が行われます。源頼朝が三崎を訪れた際、三浦義澄や和田義盛などが競い合ったという歴史的背景を知ると、より一層楽しめますよ。
三浦の夏を彩る花火大会
8月上旬の「三浦海岸納涼まつり花火大会」は、約2000発の花火が夏の夜空を彩る一大イベント。特に「水中孔雀」と呼ばれる水中花火は、海面に映る光のカーテンが幻想的で、スターマインとの競演は圧巻です!
京急三浦海岸駅から徒歩5分という好立地で、広い砂浜でゆったりと花火を楽しめるのが魅力。わたしも毎年家族と一緒に見に行きますが、海風を感じながら見る花火は格別ですね。2025年は市制施行70周年記念として8月7日に開催される予定です。
秋の恵みを満喫!三崎港町まつり
10月下旬から11月上旬にかけて開催される「三崎港町まつり」は、マグロの街・三崎ならではの秋の一大イベント。新鮮なマグロを市価よりもお得に購入できる即売会や、マグロの体重当てクイズなど、マグロづくしの楽しいイベントが盛りだくさん!
- マグロの希少部位の即売会
- 海の生き物タッチングプール
- ご当地グルメの屋台村
- ステージイベント
2025年は11月23日に「うらり」で開催予定。子どもたちに人気のタッチングプールでは、実際に海の生き物に触れることができて、まさに港町ならではの体験ができます。
年間を通じて楽しめる朝市
お祭り以外にも、毎週日曜日の早朝に開催される「三崎朝市」や「金田湾朝市」は、地元の新鮮な魚介類や野菜が格安で手に入る人気のイベント。朝5時から始まる三崎朝市は、早起きは三文の徳を実感できる素敵な機会ですよ。
みなさんも三浦市のお祭りに足を運んでみませんか?伝統と新しさが融合した、海の街ならではの温かいおもてなしが待っています。地元の人たちと触れ合いながら、三浦の魅力をたっぷり感じてくださいね◎
今日の名言
「祭りは、人と人とを結びつける見えない糸である」 – 柳田国男
お祭りって、ふっと日常から離れて、地域の歴史や文化に触れる大切な時間。三浦市のお祭りを巡りながら、その土地に息づく物語に耳を傾けてみると、きっと新しい発見があるはずです。次の休日は、三浦半島の先端で開催される素敵なお祭りに参加してみてはいかがでしょうか♪


















