みなさん、こんにちは~♪『ローカログ』大阪エリア担当ライターのまさみです。今日は少し重いけれど、とても大切なお話をさせていただきますね。
大阪に住んでいると、ときどき「ドーン」と激しい雨が降ることがありますよね。わたしも子どもたちの迎えに行こうとして、あまりの雨の激しさにビックリしたことが何度もあります。
実は、大阪市は昔から水と深い関わりを持つ街として発展してきましたが、同時に水害による浸水被害も数多く経験してきた歴史があるんです。
今回は、大阪市の浸水履歴について詳しく調べてみました。過去にどのような被害があったのか、そして現在どのような対策が取られているのかを、一緒に見ていきましょう!
大阪市が浸水しやすい地形的な特徴
まず知っておきたいのが、大阪市の地形の特徴です。実は大阪市は、市街地の9割までが平坦な低地で自然排水が困難な浸水しやすい地形になっているんです。
これって、普段生活していると気づかないことかもしれませんが、とても重要なポイントなんですよ♪水は高いところから低いところに流れるため、平坦な土地では水がスムーズに流れず、たまりやすくなってしまうんです。
さらに、大阪は「水都」と呼ばれるように、淀川をはじめとする多くの河川に囲まれています。これらの川から集まってくる水の量が多くなると、排水能力を超えて浸水が発生する可能性が高くなるんですね。
歴史に残る大きな浸水被害の記録
明治18年の明治大洪水
大阪市の浸水履歴を語る上で、絶対に外せないのが明治18年(1885年)に発生した明治大洪水です。この時は、低気圧による淀川の大洪水で、枚方から下流の淀川南岸の堤防が次々に決壊してしまいました。
被害の規模は本当に深刻で、大阪市街を含む約1万5,100ヘクタールが最大4メートルも浸水したんです。家屋の流失が1,631戸、損壊が1万5,491戸という、想像を絶する被害でした。
4メートルの浸水って、2階建ての家の1階部分が完全に水没してしまうレベルですよね。当時の方々がどれほど大変な思いをされたか、考えるだけで胸が痛みます。
昭和25年のジェーン台風
もう一つ、大阪市の浸水履歴で語られるのが昭和25年(1950年)のジェーン台風です。この台風は瞬間最大風速45メートル、高潮潮位OP+3.85メートルという強烈な勢力で大阪を襲いました。
戦後の復興期で簡易な建物が多かったことに加え、戦前からの地盤沈下も進行していたため、西大阪を中心に復興途上の大阪に大きな打撃を与えました。
被害状況は以下のような深刻なものでした:
- 死傷者:1万8,794人
- 全半壊・流失:4万6,405戸
- 床上・床下浸水:6万7,924戸
これらの数字を見ると、自然災害の恐ろしさを改めて実感しますね。
近年の浸水被害の状況
平成23年~25年の集中豪雨被害
最近の大阪市浸水履歴で特に注目されるのが、平成23年から3年続けて8月に発生した局所的大雨による浸水被害です。これらの被害を受けて、大阪市では「集中豪雨被害軽減対策」に本格的に取り組むようになりました。
特に記録的だった雨量をまとめると:
- 平成23年8月27日
- 平成24年8月13日~14日
- 平成24年8月18日
- 平成25年8月25日
毎年のように8月に集中豪雨が発生していたんですね。夏休み中だったので、子どもたちの安全確保も大変だったと思います。
平成26年度~令和6年度の浸水実績
大阪市では、平成26年度から令和6年度まで各区における浸水実績図を作成・公表しています。これにより、どの地域でどの程度の浸水が発生しているかが詳しく分かるようになりました。
例えば都島区では、平成26年度~令和3年度の間に複数の地域で浸水が発生していることが記録されています。中央区でも同様に、同期間中に図で示される地域で浸水が発生しました。
これらの記録は、将来の防災対策を考える上でとても貴重な資料になっているんですよ。
大阪市が進める浸水対策
浸水実績図の作成と公表
大阪市では、浸水被害を受けた地域について詳細な調査を行い、浸水実績図として公表しています。これにより、市民のみなさんが自分の住んでいる地域のリスクを把握できるようになっています。
ただし、個人のプライバシーに配慮して、特定の家屋等の浸水状況については個別にお答えできない仕組みになっているそうです。これは当然の配慮ですよね。
防災マップの充実
大阪市では、大雨による浸水の想定図(防災マップ)を作成し、市民に情報提供を行っています。このマップでは:
- 浸水が予測される区域
- 避難時の心得
- 避難場所の情報
これらの情報が分かりやすくまとめられています。わたしも家族で一度確認してみようと思います♪
段階的な対策工事の実施
大阪市では、浸水の原因を調査し、順次対策工事を進めています。ただし、対策工事が完了した地域でも、想定を超える豪雨などによっては浸水が発生する可能性があるため、日頃からの備えが重要だと呼びかけています。
完璧な対策は難しいかもしれませんが、少しずつでも改善していく取り組みは心強いですね。
わたしたちができる浸水対策
家の周りの点検
日常的にできる対策として、家の周りの側溝や雨水ますの点検があります。落ち葉やごみなどで詰まっていると、それだけで浸水の原因になってしまうことがあるんです。
わたしも定期的にチェックするようにしていますが、特に台風シーズン前には念入りに確認するようにしています。
防災マップの活用
お住まいの地域がどの程度浸水するおそれがあるのかを防災マップで確認し、いざという時の行動を家族で話し合っておくことが大切です。
避難経路や連絡方法なども含めて、家族みんなで共有しておきたいですね。
早めの避難準備
大雨警報や避難指示が出た場合は、迷わず安全な場所に避難することが重要です。浸水が始まってからでは遅いので、早めの判断を心がけましょう。
建築関係者への呼びかけ
大阪市では、建築物の施主や設計者に対して、浸水想定などの確認を呼びかけています。新しく建物を建てる際には、その土地の浸水履歴や想定被害を事前に確認することで、より安全な建築計画を立てることができるんです。
これから家を建てる予定のある方は、ぜひ参考にしてくださいね。
地域ごとの浸水状況を知る方法
大阪市では、各区ごとに浸水実績図を公表しています。北区、都島区、福島区、中央区など、すべての区で平成26年度~令和6年度の浸水実績を確認することができます。
これらの情報は大阪市のホームページで公開されているので、気になる方はチェックしてみてください。自分の住んでいる地域だけでなく、よく行く場所の状況も知っておくと安心ですよ。
淀川流域全体の影響
大阪市の浸水を考える上で忘れてはいけないのが、淀川流域全体からの影響です。琵琶湖周辺、京都盆地、大阪平野北側の山々、そして三重県の一部も含めた広い集水域から集まった水が、最終的に大阪平野を流れることになります。
上流域での雨の降り方が、大阪市の浸水リスクに大きく影響するということを理解しておくことも大切ですね。
これからの課題と展望
大阪市では、過去の浸水履歴を踏まえて様々な対策を進めていますが、気候変動により豪雨の頻度や強度が増している現状では、より一層の対策強化が求められています。
ハード面での対策と同時に、市民一人ひとりの防災意識の向上も重要な要素です。わたしたちも、正しい知識を持って、日頃から備えを怠らないようにしたいですね。
近年の技術進歩により、気象予測の精度も向上していますし、避난情報の伝達手段も多様化しています。これらを有効活用しながら、安全な暮らしを守っていきましょう♪
「備えあれば憂いなし」- 古くからの格言
みなさん、大阪市の浸水履歴について一緒に学んできましたが、いかがでしたか?過去の教訓を生かして、これからも安心して暮らせる大阪を作っていきたいですね。小さなことからコツコツと、日頃の準備を大切にしていきましょう!


















