こんにちは!「ローカログ」世田谷エリア担当ライターのすーちゃんです。今日は皆さんに世田谷区のひきこもり支援について詳しくお伝えしたいと思います。ひきこもりは当事者だけでなく、家族も含めて悩みを抱えがちなテーマですよね。「どこに相談したらいいの?」「誰も理解してくれない」そんな思いを抱えている方も多いのではないでしょうか?
世田谷区では令和3年3月に「世田谷区ひきこもり支援に係る基本方針」を策定し、当事者と家族が気軽に相談・支援につながれる体制づくりを進めています。そして令和4年には専門の相談窓口「リンク」が開設されました。今日はこの「リンク」を中心に、世田谷区のひきこもり支援について詳しくご紹介します!
世田谷区ひきこもり相談窓口「リンク」とは?
「リンク」は世田谷区が設置した、年齢を問わずひきこもり当事者やその家族を支援するための専門相談窓口です。名前の由来は、英語の「link(つながり・絆)」から来ています。当事者や家族が支援機関と安心してつながり、また支援機関同士の結びつきや地域の絆によって、誰もが安心して暮らせる社会を目指す思いが込められているんですよ。
「人と会うのが苦手」「家から出てみたいけれど不安」「子どもがひきこもって心配」「将来のことを考えると不安」など、ひきこもりに関するあらゆる悩みに対応してくれます。特筆すべきは、年齢制限がないこと!若者だけでなく、中高年のひきこもりにも対応している点が大きな特徴です。
「リンク」の運営体制
「リンク」は「ぷらっとホーム世田谷」と「メルクマールせたがや」という2つの機関が共同で運営しています。なぜ2つの機関が協働しているのかというと、ひきこもり当事者が抱える課題は一つではなく複雑に絡み合っているため、年齢や課題で窓口を切り替えるのではなく、総合的なサポートを提供するためなんです。
「ぷらっとホーム世田谷」は生活困窮者自立支援窓口として、仕事やお金、心と体のことなど身の回りの様々な困りごとの相談に対応。一方の「メルクマールせたがや」は生きづらさを抱えた若者支援を専門とし、公認心理師などの有資格者による専門性の高い相談を行っています。この2つの機関が協力することで、多角的な支援が可能になっているわけです。
「リンク」で相談できること
「リンク」では具体的にどんなことが相談できるのでしょうか?ボクが調べたところ、以下のようなことが相談可能とのことです。
- 話を聞いてもらいたい(ご本人、ご家族)
- 心や身体、生活のことを相談したい
- 学ぶこと、働くことを考えてみたい
- 現在や少し先の経済面の相談をしたい
相談内容によっては、関係機関と連携・協力しながら進めていくそうです。ひきこもりの背景は十人十色。一人ひとりの状況に合わせた支援を行ってくれるのは心強いですね!
ひきこもりとは?
そもそも「ひきこもり」とはどういう状態を指すのでしょうか?世田谷区の定義によると、様々な要因によって社会参加の機会が減り、就労や就学、人との交流など、自宅以外での生活の場が長期に失われている状態を指すとのこと。
ただし、近所の買い物には外出できる方、必要な時以外はほとんど自分の部屋で過ごしている方など、年齢やひきこもっている状況は様々です。一人ひとりの背景や思いは違うため、それぞれの人への理解が必要なんですね。
「リンク」の利用方法
「リンク」を利用するには、電話または専用ホームページの問合せフォームから相談することができます。電話番号は03-5431-5354です。相談料は無料で、世田谷区内にお住まいのひきこもり当事者やそのご家族が対象となります。
| 開設時間 | 月〜金曜日 9:00~17:00 |
|---|---|
| 休業日 | 土・日曜、祝日、年末年始 |
| 電話 | 03-5431-5354 |
| 相談料 | 無料 |
| 対象者 | 世田谷区にお住まいの方やその家族 |
まずは気兼ねなく連絡してみてください。自分らしく、安心して暮らせるよう、スタッフがじっくりお話を聞き、一緒に考えてくれますよ。
メルクマールせたがやの取り組み
「リンク」の運営機関の一つである「メルクマールせたがや」は、不登校やひきこもり等で生きづらさを抱えた若者やその家族を対象に、変化に向けた一歩を踏み出すきっかけづくりを行っています。2025年4月現在も活発に活動中です。
主な活動内容は次の通りです:
- 担当制による継続的な個別相談
- 家以外に通える第一歩としての居場所活動
- ひきこもりに悩むご家族を対象とした家族会
- ひきこもりや若者支援の普及啓発を目的とした出張セミナー
- ご自宅への訪問相談や出張相談会
- 様々な関係機関との連携
特に居場所活動はグループ登録制で、登録者だけが参加できる守られた空間となっています。通い続けることで顔なじみになれる交流の場になっているそうです。家族会も毎月1回(8月、祝日を除く)第3土曜日の午前に開催されているとのこと。
ぷらっとホーム世田谷の取り組み
もう一つの運営機関「ぷらっとホーム世田谷」は、仕事、お金、心と体のことなど、身の回りの様々な困りごとの相談に対応しています。家計相談や法律相談、転宅支援、就労に向けた準備プログラムなども行っているそうです。
過去には、当事者の方が文章作成に関わり、プロの方に演出・実演を行ってもらった、ひきこもり演劇「ひきこもごもり」を開催したこともあるんですよ。当事者にとって、プロが演じてくれたことで自分の気持ちを消化できた方もいたそうです。他者と一緒に作り上げた経験が、当事者の方々にとって貴重な経験になったとのこと。当事者のことをわかってもらうだけでなく、当事者に参加してもらうという視点が素晴らしいですね!
世田谷区のその他のひきこもり支援
世田谷区では「リンク」以外にも、ひきこもり支援のための様々な取り組みが行われています。例えば、「世田谷はなみずきの会」というひきこもり家族会があり、定例会や家族懇談会が開催されています。
また、「ひきこもり等当事者及び家族による交流支援事業運営補助金」という制度もあります。これは、ひきこもりや不登校その他の状況にある当事者やその家族が行っている学習会、講演会、ピアサポートによる相談等の交流支援事業を実施する団体を支援するものです。
「ひきこもり当事者会「ひきこもり居場所カフェin 世田谷」や、当事者と家族および支援者が語る会「かたら~な」など、当事者主体の活動も行われています。これらの活動は当事者や家族の方々にとって大きな支えになっていると思います。」(40代/男性/支援者)
まとめ:一人で悩まず、まずは相談を
世田谷区のひきこもり支援は、「リンク」を中心に当事者と家族の両方に寄り添った形で展開されています。年齢制限がなく、様々な専門機関が連携して支援する体制は、全国的に見ても先進的な取り組みと言えるでしょう。
ひきこもりは決して恥ずかしいことではありません。様々な要因が複雑に絡み合って起こる現象であり、一人ひとりの状況は異なります。大切なのは、一人で抱え込まず、まずは誰かに相談してみること。世田谷区の支援体制を活用して、自分らしい一歩を踏み出すきっかけにしてみてはいかがでしょうか?
「人生は山あり谷あり。大切なのは、谷にいるときに誰かの手を借りる勇気を持つこと。」(ヘレン・ケラー)
ボクも子育て中の親として、子どもたちが何か悩みを抱えたときに相談できる場所があることの大切さを日々感じています。皆さんも一人で悩まず、ぜひ「リンク」などの相談窓口を活用してみてくださいね!


















