こんにちは、『ローカログ』小樽エリア担当 – ライターのたくみちです。今回は小樽市民に長く愛されてきた北海道小樽桜陽高等学校について、じっくりとお話しさせてください。お子さんの進路選びで悩んでいる保護者のみなさん、あるいは自分に合った高校を探している中学生のみなさんにとって、少しでも参考になれば嬉しいです。
わたし自身、高校生の娘を持つ親として、地域の学校情報にはとても関心があります。小樽に暮らしていると、この「桜陽(おうよう)」という名前を耳にする機会は多いのではないでしょうか。
北海道小樽桜陽高等学校ってどんな学校?
北海道小樽桜陽高等学校は、1906年(明治39年)に創立された、100年以上の歴史を誇る伝統校です。当初は「北海道庁立小樽高等女学校」として開校し、1950年に男女共学化とともに現在の校名へと改称されました。
校訓は「賢く強く豊かに」。この言葉には、知性だけでなく心身のたくましさ、そして人間としての豊かさを育んでほしいという願いが込められています。
所在地は小樽市長橋3丁目19番1号で、山の中腹に位置する落ち着いた環境です。地元では「桜陽」の愛称で親しまれ、世代を超えて多くの卒業生を輩出してきました。
後志管内唯一の単位制高校という特徴
北海道小樽桜陽高等学校の最大の特徴は、後志管内で唯一の「単位制」を採用している普通科高校であること。みなさんは単位制と聞いて、どのようなイメージを持たれますか?
単位制とは、学年による教育課程の区分を設けず、決められた単位数を履修・修得すれば卒業が認められるシステムです。週1時間(50分)の授業を1年間学習すると1単位の履修が認められます。
この制度の魅力は、自分の興味や将来の進路に合わせて科目を選択できること。アドバイスを受けながら「自分だけの時間割」を組むことができるため、主体的に学ぶ姿勢が自然と身につきます。
さらに千歳科学技術大学との高大連携授業も実施されており、高校生のうちから大学レベルの学びに触れる機会も用意されています ✨
気になる偏差値と入試情報
受験を考えるうえで、偏差値や倍率は気になるポイントですよね。北海道小樽桜陽高等学校の偏差値は49となっており、北海道内では中位に位置する難易度です。
過去数年の偏差値推移を見ても安定しており、2020年から2024年にかけて49を維持しています。北海道の公立高校平均偏差値が47.6であることを考えると、平均よりやや上の水準といえるでしょう。
2024年度の入試倍率は、一般入試が0.93倍、推薦入試が1.40倍でした。募集人数は200名で、推薦枠は20%程度となっています。一般入試では比較的入りやすい状況が続いていますが、推薦入試は近年人気が高まっている傾向があります。
進学実績は?95%以上が進学を目指す学校
北海道小樽桜陽高等学校では、95%以上の生徒が進学を目指しています。国公立大学から私立大学、短期大学、専門学校まで、幅広い進路が実現されているのが特徴です。
主な進学先としては、以下のような大学が挙げられます。
- 北海道科学大学
- 札幌学院大学
- 北海学園大学
- 北星学園大学
- 藤女子大学
- 北海道文教大学
- 小樽商科大学
- 北海道教育大学
- 室蘭工業大学
- 釧路公立大学
国公立大学への合格者数も着実に出ており、道内の私立大学を中心に多くの生徒が希望の進路を叶えています。特に看護系の専門学校へ進学する生徒が多いのも特徴のひとつです。
進学講習も充実しており、生徒一人ひとりの目標に寄り添ったサポート体制が整っています。夢を持って努力する生徒にとって、しっかりと背中を押してくれる環境があるといえるでしょう。
文武両道を目指す部活動
北海道小樽桜陽高等学校は「文武両道」を掲げ、勉強だけでなく部活動にも力を入れています。体育系・文化系合わせて多くの部活動があり、地区代表として全道・全国大会に出場する部も少なくありません。
体育系の部活動
ソフトボール部、野球部、サッカー部、バスケットボール部、バレーボール部、卓球部、ソフトテニス部、バドミントン部、陸上部、剣道部、柔道部、ボート部、空手部、ラグビー部など14の部が活動しています。
卓球部は小樽支部の大会で男子学校対抗優勝、個人ダブルス優勝といった実績を残しています。バレーボール部男子も春季大会で優勝するなど、活躍が光ります。
文化系の部活動
吹奏楽団、演劇部、茶道部、写真部、美術部、軽音部、ペン画部、書道部、菓子研究同好会、そして図書局・放送局・新聞局といった外局も活発です。放送局は高文連放送コンテスト全道大会に出場するなど、文化面でも存在感を示しています。
学校行事で育まれる絆
高校生活の醍醐味といえば、やはり学校行事ではないでしょうか。北海道小樽桜陽高等学校では、生徒たちが主体となって盛り上げる行事が数多くあります。
特に有名なのが「桜陽祭」です。仮装行列が名物で、クラスごとに工夫を凝らした仮装で街を練り歩く姿は、小樽の夏の風物詩となっています。準備から本番まで、クラスの仲間と協力し合う経験は一生の思い出になるはず 😊
また、夏休みを利用したインターンシップや除雪ボランティアなど、地域と関わる活動も積極的に行われています。こうした体験を通じて、社会との接点を持ちながら成長できる環境が整っています。
著名な卒業生
100年以上の歴史を持つ北海道小樽桜陽高等学校からは、さまざまな分野で活躍する卒業生が輩出されています。
元スキージャンプ選手の野呂田義一さんは、国民体育大会で3位入賞という輝かしい実績を残しました。また、アーティストの工藤大輝さんも同校の卒業生として知られています。伝統校ならではの厚い人脈は、卒業後のキャリアにおいても心強い財産となるでしょう。
学校選びで大切にしたいこと
高校選びは人生の大きな岐路のひとつ。偏差値や進学実績も大切な指標ですが、それだけでは測れないものもたくさんあります。
北海道小樽桜陽高等学校の魅力は、単位制による自由度の高い学び、110年以上の歴史が育んできた伝統、そして地域に根差した温かな校風にあるとわたしは感じています。「自分の学びたいものを学べる学校」という声が多いのも、この学校の特徴をよく表しているのではないでしょうか。
もしお時間があれば、実際に学校説明会や見学に足を運んでみることをおすすめします。パンフレットや数字だけでは伝わらない空気感を、ぜひご自身の目で確かめてみてください。
今日の名言
「未来を予測する最良の方法は、自らそれを創り出すことである」
― ピーター・ドラッカー
進路選びに悩む時期は、不安も大きいかもしれません。でも、その悩みこそが未来を真剣に考えている証拠。どんな選択をしても、自分の足で歩んだ道はきっと正解になります。みなさんの高校生活が、かけがえのない3年間になりますように。小樽の街から、心を込めて応援しています 🌸


















