こんにちは!『ローカログ』世田谷エリア担当ライターのすーちゃんです。今日は皆さんに世田谷区の魅力的な建物をご紹介したいと思います。
世田谷区って住宅街のイメージが強いかもしれませんが、実は歴史ある建造物や文化的価値の高い建物がたくさんあるんです。ボクも長年この街に住んでいて、散歩がてら色々な建物を見て回るのが趣味なんですが、毎回新しい発見があって本当に楽しいんですよ♪
世田谷区を代表する歴史的建造物
世田谷代官屋敷(大場家住宅)
世田谷区で有名な建物といえば、まず挙げたいのが世田谷代官屋敷です。正式名称は「大場家住宅」といい、江戸時代中期から彦根藩世田谷領20カ村の代官を世襲した大場家の役宅なんです。
この建物の凄いところは、住宅建造物としては都内で初めて国の重要文化財に指定されたという点です。近世中期の代表的な上層民家としての旧態を保存した貴重な建造物として、その価値が認められているんですね。
特に興味深いのが「切腹の間」という部屋。代官という職務がいかに重責であったかを物語る場所で、「事ある時はここでいつでも腹を切る覚悟で職務にあたった」ことが由来とされています。また、敷地内には「白州跡」という罪人の取り調べをした場所もあり、当時の代官の職務の過酷さが伝わってきます。
次大夫堀公園民家園
世田谷区喜多見にある次大夫堀公園民家園も、世田谷区の有名な建物として外せません。ここは農村風景のイメージと昔ながらの小川を復元した公園で、江戸時代後期の古民家と土蔵、納屋、消防小屋などが移築復元されています。
公園内には本物の水田もあり、まるで江戸時代にタイムスリップしたような気分を味わえるんです。世田谷区の指定文化財として大切に保存されており、当時の農村生活の様子を学ぶことができる貴重な場所です。
岡本公園民家園
岡本公園民家園には、世田谷区有形文化財第1号に指定された旧長崎家住宅主屋があります。昭和55年に開園したこの施設は、江戸時代の民家の面影を伝える主屋と屋敷林が特徴的です。
民具展示室も併設されており、江戸時代末期から現代まで地域で日常的に使われていた貴重な農具や生活用品が展示されています。「空き屋を保存するのでは民家ではない」という理念のもと、より「民家」らしくあるための様々な保存方法が検討された結果、新しい民家保存のあり方を示した施設として注目されています。
現代建築の名作たち
キャロットタワー
現代の世田谷区を代表する建物といえば、三軒茶屋のキャロットタワーでしょう。高層ビルが多くない世田谷区において、その数少ない1つがこのタワーです。1996年に完成した地上27階、地下5階建てのビルで、三軒茶屋のシンボル的存在として親しまれています。
26階は展望ロビーとして無料公開されており、地上126メートルのフロアからは世田谷区を一望できます。付近に高層ビルがないため、季節や天候によっては富士山まで見渡せるんです!夜間も23時まで営業しているので、東京タワーなど都心方面の夜景も楽しめます。
ブルーボックスハウス
世田谷区の国分寺崖線に建つユニークな住宅として、ブルーボックスハウスも注目すべき建物です。鉄筋コンクリート造及び木造の混構造で設計は宮脇檀氏。崖に浮かぶ青色の閉鎖的な箱内部は、上階の庭からガラスで囲った階段室に光を導き、明るい住環境を達成しています。
地形を巧みに用いた独創的な住宅として、宮脇檀氏の革新的作品として貴重な価値を持つ建物です。国の登録有形文化財にも指定されており、現代建築の傑作として評価されています。
宗教建築の美しさ
豪徳寺
世田谷区の有名な建物を語る上で、豪徳寺は絶対に外せません。「招き猫発祥の地」として知られる曹洞宗のお寺で、世田谷区内では最も有名なお寺の1つです。
正式名称は大谿山豪徳寺といい、江戸幕府の譜代大名である彦根藩主・井伊家の江戸における菩提寺でした。その起源は1480年に創立された「弘徳院」で、1633年に世田谷が彦根藩の所有地となった後、井伊家の江戸菩提寺となったという歴史があります。
彦根藩の2代藩主で江戸幕府の宿老を務めた井伊直孝の法号から「豪徳寺」に改称されたという由緒ある建物です。境内の仏殿は世田谷区の指定文化財にもなっており、その建築美は一見の価値があります。
日本聖公会東京教区東京聖十字教会聖堂
世田谷線松陰神社前駅に程近い閑静な住宅街に位置する美しい聖堂も、世田谷区の注目すべき建物の一つです。国の登録有形文化財に指定されており、その建築的価値が認められています。
美術館・博物館建築
世田谷美術館
砧公園内にある世田谷美術館も、世田谷区を代表する文化施設として有名です。美術作品だけでなく、建物自体も見どころの一つで、公園の緑と調和した美しい外観が印象的です。
五島美術館
上野毛にある五島美術館の本館は、国の登録有形文化財に指定されている貴重な建物です。古経楼や冨士見亭といった付属建物も含めて、日本の伝統的な建築美を堪能できる施設として人気があります。
館内には国宝級の美術品も多数収蔵されており、建物と展示品の両方を楽しめる贅沢な空間となっています。
住宅建築の名作
旧小坂家住宅
瀬田四丁目旧小坂緑地にある旧小坂家住宅は、衆議院議員や企業の経営者などを歴任した小坂順造の別邸として1937年に建てられました。世田谷区岡本から瀬田、上野毛に続く地域は、多摩川にほど近い国分寺崖線沿いに位置し、水と緑に恵まれた住宅街として知られています。
この辺りには明治から昭和にかけて華族や政財界人たちによって建てられた別邸が多くありましたが、現存するのはこの旧小坂家住宅のみ。1999年には世田谷区の有形文化財に指定され、現在は一般公開されています。
その他の登録有形文化財
世田谷区には他にも多くの住宅建築が国の登録有形文化財に指定されています。亀井家住宅主屋や平田家住宅主屋、門及び塀など、それぞれが独特の建築的特徴を持つ貴重な建物です。
これらの多くは非公開ですが、外観だけでも見る価値のある美しい建築物ばかりです。散歩がてら探してみるのも楽しいですよ♪
教育施設の歴史的建造物
国士舘大講堂
世田谷区世田谷にある国士舘大講堂も、歴史ある教育施設の建物として注目されています。国の登録有形文化財に指定されており、長年にわたって多くの学生たちが学んだ場所として親しまれています。
日本学園一号館
松原にある日本学園一号館も、教育施設の歴史的建造物として価値の高い建物です。こちらも国の登録有形文化財に指定されており、教育の歴史を物語る貴重な建築物として保存されています。
まとめ
いかがでしたか?世田谷区には本当にたくさんの魅力的な建物があるんです。江戸時代の古民家から現代建築まで、時代を超えた建築の美しさを感じることができます。
皆さんも時間があるときに、ぜひこれらの建物を実際に見に行ってみてください。きっと新しい発見があると思います。歴史と現代が共存する世田谷区の街並みを歩いていると、この街の奥深さを改めて感じることができますよ。
思い立ったが吉日!今度の休日にでも、世田谷区の建物巡りを楽しんでみませんか?
「建築は凍れる音楽である」- ゲーテ
建物一つ一つに込められた想いや歴史を感じながら、皆さんの世田谷ライフがより豊かになることを願っています♪


















