こんにちは、『ローカログ』青森県担当ライターのはるえみです。今回は本州最北端のまち、むつ市のお祭り一覧をたっぷりご紹介しますね。下北半島の中心都市であるむつ市には、古くから伝わる伝統的なお祭りから、家族で楽しめるイベントまで、一年を通してさまざまな祭事が開催されているんです。みなさんは下北のお祭りと聞いて、どんなイメージを持ちますか?
青森市在住のわたしも、何度かむつ市のお祭りに足を運んだことがあります。あの独特のお囃子の音色や、地元の方々の熱気にふれると、なんだか心がほっこりあたたまるんですよね。この記事では、季節ごとにむつ市で開催されるお祭りをまとめてご紹介していきます 🌸
春のむつ市お祭り|桜とともに始まる一年
長い冬を越えて、むつ市にもようやく春がやってきます。4月下旬になると芦崎湾潮干狩りが開催され、地元の方々が磯の香りを楽しみながら春の訪れを感じるんです。大湊地区の芦崎湾は波も穏やかで、家族連れにも人気のスポットですよ。
5月上旬にはむつ桜まつりが始まります。むつ市内の桜の名所では、可憐な花びらがひらひらと舞い、地元の人たちがお花見を楽しむ姿が見られます。同じ時期に脇野沢地区でも桜まつりが開催されるので、ドライブがてら立ち寄ってみるのもいいですね。
夏のむつ市お祭り|熱気あふれる祭典が目白押し!
むつ市の夏は、まさにお祭りのシーズン。一年で最も華やかな時期を迎えます。ここでは夏に開催される主なお祭りをご紹介しますね。
海峡サーモン祭り(6月第4日曜日)
大畑地区で開催される海峡サーモン祭りは、地元で養殖されたサーモンを味わえる人気イベントです。新鮮な海峡サーモンの直売やグルメブースが並び、海の恵みを存分に堪能できますよ。初夏のさわやかな風を感じながら、おいしいサーモン料理をいただく幸せ、想像しただけでワクワクしませんか?
丑湯まつり(7月第2土曜日)
大畑地区では7月に丑湯まつりも開催されます。昔から「土用の丑の日に温泉に入ると一年間健康でいられる」と言い伝えられており、この日は多くの方が温泉を楽しみに訪れるんです。地元ならではの風習を体験できる貴重な機会ですね。
恐山大祭(7月20日〜24日)
霊場恐山で開催される恐山大祭は、むつ市を代表する夏の大祭です。毎年7月20日から24日までの5日間、全国各地から多くの参拝者が訪れます。イタコの口寄せでも知られるこのお祭りは、ご先祖様への供養や亡き人を偲ぶ方々で賑わいを見せます。硫黄の香りが漂う独特の雰囲気の中、厳かな気持ちになれる場所です。
大湊ネブタまつり(8月第1金・土・日曜日)
青森の夏といえばネブタ!むつ市大湊地区でも大湊ネブタまつりが盛大に開催されます。8月の第1金曜日から日曜日にかけて、色鮮やかなネブタが街を練り歩く姿は圧巻のひとこと。地元の方々の「ラッセラー」の掛け声が響き渡り、夏の夜を熱く盛り上げます 🎆
川内ネブタ祭り(8月14日〜15日)
川内地区でも8月14日と15日にネブタ祭りが開催されます。大湊のネブタとはまた違った雰囲気で、地域ごとの個性が感じられるのも下北ならではの魅力ですよね。同じ日にはヤマメつかみどりまつりも行われるので、お子さん連れのご家族にもおすすめです。
田名部まつり・田名部神社例大祭(8月18日〜20日)
下北最大規模のお祭りといえば、田名部まつりです。毎年8月18日から20日までの3日間、むつ市田名部地区を中心に開催されます。北前船によって伝えられた京都祇園祭の流れを汲むといわれており、哀調を帯びた祇園囃子の音色とともに、豪華絢爛な5台の山車が市内を練り歩きます。
最終日の20日深夜に行われる「五車別れ」は、このお祭りのクライマックス。5台の山車が一堂に会して樽酒を酌み交わし、来年の再会を誓い合う姿は、見る人の胸を熱くさせます。東北の夏祭りのフィナーレを飾るにふさわしい、感動的な瞬間ですよ。
おしまこ流し踊り(8月18日)
田名部まつりと同じ8月18日には、おしまこ流し踊りも開催されます。地元の民謡「おしまこ」に合わせて、多くの踊り手たちが街を練り歩く姿は華やかそのもの。誰でも参加できる踊りなので、観光で訪れた方も一緒に輪に加わってみてはいかがでしょうか?
秋のむつ市お祭り|収穫の喜びを分かち合う
夏のにぎわいが落ち着くと、むつ市には実りの秋がやってきます。この季節も見逃せないお祭りがたくさんありますよ。
大湊まつり(9月第1土・日曜日)
9月最初の週末に開催される大湊まつりは、大湊地区の秋の風物詩です。地元の方々が一体となって盛り上げるアットホームな雰囲気が魅力で、屋台やイベントも楽しめます。
大畑秋まつり・大畑八幡宮例大祭(9月14日〜16日)
大畑地区では毎年9月14日から16日まで、大畑八幡宮例大祭が行われます。山車の巡行や神輿の渡御など、伝統的な祭事が繰り広げられ、秋の訪れを告げる大切な行事となっています。
川内八幡宮例大祭(9月第3土・日曜日)
川内地区でも9月の第3土曜日と日曜日に川内八幡宮例大祭が開催されます。地域の守り神に感謝を捧げる厳かな祭典で、地元の方々の信仰心の厚さを感じられますよ。
恐山秋詣り(10月・体育の日を最終日とする土・日・月曜日)
夏の恐山大祭に続き、秋にも恐山秋詣りが開催されます。紅葉に彩られた恐山は、夏とはまた違った幻想的な雰囲気に包まれます。秋の澄んだ空気の中での参拝は、心が洗われるような気持ちになれますよ 🍂
紅葉まつり(10月第3日曜日)
大畑地区では10月の第3日曜日に紅葉まつりが開催されます。薬研渓流や川内川渓谷など、むつ市には紅葉の名所がたくさんあるんです。色づいた木々を眺めながら、秋の味覚を楽しむひとときは格別ですね。
川内高原まつり&ベコまつり(10月第2日曜日)
川内地区では川内高原まつりとベコまつりが同時開催されます。「ベコ」とは牛のこと。牧場の大自然の中で、おいしい牛肉料理や乳製品を味わえるイベントです。お子さんと一緒に動物とふれあえる機会もあるかもしれませんね。
大畑商工まつり(10月第4土・日曜日)
大畑地区の秋を締めくくるのが大畑商工まつりです。地元の特産品や飲食ブースが並び、買い物やグルメを楽しめます。地域の活性化にも一役買っているこのお祭り、ぜひ足を運んでみてください。
冬のむつ市お祭り|あたたかい交流が生まれる季節
雪深い下北の冬。でも、むつ市ではこの季節ならではのお祭りやイベントが開催されています。
かさまいまつり(11月初旬)
脇野沢地区で開催されるかさまいまつりは、「来さまい」「食さまい」をテーマにした地域のお祭りです。「かさまい」とは下北の方言で「いらっしゃい」「食べてください」という意味。地元のあたたかいおもてなしの心が感じられるイベントですね。
いのししまつり(11月〜3月)
脇野沢地区では冬の間、いのししまつりが開催されます。地元で捕れたイノシシ肉を使った料理が楽しめる、冬ならではのグルメイベントです。ジビエ好きの方にはたまらない機会ですよね 😊
スキーカーニバル(3月中旬)
冬の終わりにはスキーカーニバルも開催されます。雪国ならではのウィンタースポーツを楽しみながら、春の訪れを待つ。下北の冬の過ごし方として、なんだか素敵だと思いませんか?
むつ市のお祭りを楽しむためのポイント
むつ市のお祭りを存分に楽しむために、いくつかポイントをお伝えしますね。まず、夏のお祭りシーズンは宿泊施設が混み合うことがあるので、早めの予約がおすすめです。特に田名部まつりの時期は、市内のホテルがすぐに満室になることも。
また、下北半島は公共交通機関が限られているため、車での移動が便利です。JR大湊線を利用する場合は、時刻表を事前にチェックしておくと安心ですよ。むつ市の中心部から各地区のお祭り会場までは距離があることも多いので、余裕を持ったスケジュールを組んでくださいね。
そして何より、地元の方々との交流を楽しんでほしいなと思います。下北の人たちはあたたかくて、お祭りの時はいつも以上にフレンドリー。「どこから来たの?」なんて声をかけてもらえることもありますよ 💕
本日の名言
「人生は祭りだ。一緒に生きよう。」
― フェデリコ・フェリーニ(映画監督)
むつ市のお祭り一覧、いかがでしたか?本州最北端の地で受け継がれてきた伝統と、地元の方々の熱い想いが詰まったお祭りの数々。わたしも今度は息子を連れて、田名部まつりの五車別れを見に行きたいなと思っています。みなさんもぜひ、下北半島の祭りに足を運んで、その魅力を肌で感じてみてくださいね。きっと心に残る思い出ができるはずです ✨


















