こんにちは♪『ローカログ』秋田担当ライターのまゆのはです。朝の散歩をしていると、季節の移ろいをふと感じる瞬間がありますよね。秋田県鹿角市には、そんな四季の節目を彩る伝統的なお祭りがたくさんあるんです。今回は、鹿角市のお祭り一覧として、地域に受け継がれてきた魅力あふれる祭典をご紹介していきますね。
鹿角市は秋田県の北東部に位置し、約1300年もの歴史を誇る伝統芸能から、夏の夜を彩る華やかなお祭りまで、年間を通じてさまざまな行事が開催されています。ユネスコ無形文化遺産に登録されたものもあり、地域の文化を肌で感じられる貴重な機会が満載なんですよ。みなさんも気になるお祭りを見つけて、ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか?
新春を彩る神聖な舞楽
大日堂舞楽
毎年1月2日、鹿角市八幡平の大日霊貴神社で執り行われる大日堂舞楽は、秋田県内最古の舞楽として知られています。養老2年(西暦718年)に元正天皇の勅命により大日堂が再建された際、名僧行基とともに都から下向した楽人が舞った祝賀の舞楽が里人に伝えられたのが起源とされているんです。
約1300年という長い歴史の中で、大里、谷内、小豆沢、長嶺の4つの集落の能衆と呼ばれる氏子たちが交替で舞楽を奉納してきました。昭和51年には国の重要無形民俗文化財に指定され、平成21年にはユネスコ無形文化遺産にも登録された、まさに世界に誇る日本の伝統芸能なんですよ♪
中央に設けられた特設舞台で繰り広げられる神聖な舞は、新年の始まりにふさわしい厳かな雰囲気に包まれます。1300年間、口伝えで受け継がれてきた技と心が、今もなお脈々と息づいているんですね。
夏を彩る華やかな祭典
花輪ねぷた
毎年8月7日と8日の2日間、花輪エリアで開催される花輪ねぷたは、藩政時代末期頃から伝わる七夕行事です。青森のねぷたとはまた違った、鹿角独自の伝統が感じられるお祭りなんですよ。夏の訪れを告げる行事として、地域の人々に親しまれています。
大湯大太鼓まつり
8月15日に開催される大湯大太鼓まつりは、五穀豊穣の喜びと先祖の供養をかねた伝統行事です。秋田県の無形民俗文化財にも指定されており、迫力ある大太鼓の音色が大湯温泉街に響き渡ります。お盆の時期に故郷へ帰る方々を温かく迎える、心温まるお祭りですね。
花輪ばやし(花輪祭の屋台行事)
鹿角市を代表する最大のお祭りといえば、毎年8月19日と20日に開催される花輪ばやしです!花輪の産土神である幸稲荷神社の祭礼ばやしとして奉納されるもので、本漆と金粉で彩られた豪華絢爛な10台の屋台が、若者たちの熱気あふれるお囃子に乗って夜通し町を練り歩きます。
日本三大ばやしのひとつにも数えられ、起源は平安時代の1204年にまで遡るともいわれています。昭和53年には秋田県無形民俗文化財に指定され、ユネスコ無形文化遺産にも登録されました。鹿角花輪駅前広場に全町内の屋台が集結し、円陣を組んでお囃子の共演が繰り広げられる様子は圧巻です!
夜を徹して鳴り響く賑やかなお囃子と、きらびやかな屋台の競演は、まさに鹿角の夏の終わりを告げる風物詩。わたしも一度見てみたいなと思っています♪
毛馬内盆踊り
8月21日から23日にかけて開催される毛馬内盆踊りは、秋田三大盆踊りのひとつに数えられる伝統行事です。平成10年には国の重要無形民俗文化財に指定され、令和にはユネスコ無形文化遺産にも登録されました。
この盆踊りは、大太鼓と笛の囃子で踊る「大の坂」と、無伴奏の唄のみで踊る「甚句」という二つの踊りで構成されているのが特徴です。かがり火を囲んで踊る輪踊りで、常に内側を向いて優雅に踊る姿は、なんとも情緒豊かで心に染み入ります。
踊り手の衣装も独特で、男女ともに手拭いで頬被りをするのが特徴的。これはかつて藩境で争いが多く、婦女の略奪を避けるために変装をした名残りといわれているんです。歴史の重みを感じる装いですね。毛馬内のこもせ通りで夜空を焦がすかがり火のもと、幻想的な踊りが繰り広げられます。
その他の伝統行事
鹿角市には、ほかにもたくさんの伝統行事が受け継がれています。毛馬内まつりや錦木塚奉納、大湯温泉夏まつりなど、地域ごとに特色のあるお祭りが年間を通じて開催されているんですよ。
また、花輪の町踊りや大森親山獅子大権現舞、松館天満宮三台山獅子大権現舞(松館の湯立て)、湯瀬温泉祭り(湯瀬先祓舞)、尾去沢山神社祭典など、神社の祭典に合わせた伝統芸能も数多く伝承されています。
土深井裸まいりや、宮野平・小豆沢・谷内のオジナオバナ、下川原駒踊りといった地域独自の行事も、それぞれに深い歴史と意味が込められているんです。地域の方々が大切に守り続けてきた文化が、今もなお息づいているんですね?
鹿角市のお祭りを楽しむために
鹿角市のお祭りは、JR花輪線の鹿角花輪駅周辺や各地域の市街地で開催されることが多いです。東北自動車道の鹿角八幡平ICからも車で約5分程度とアクセスも良好ですよ♪
お祭りの開催時期は、新春の1月から夏の8月にかけて集中していますが、秋冬にも地域ごとのイベントや文化行事が開催されています。訪れる際は事前に各お祭りの公式サイトや観光協会で最新情報を確認してくださいね。
鹿角市では、道の駅かづの「あんとらあ」に祭り展示館もあり、花輪ばやしの豪華な屋台が常設展示されています。お祭りの時期以外でも、その迫力と美しさを間近で見ることができるんです!実演も定期的に開催されているので、タイミングが合えばぜひ足を運んでみてください。
地域の心が息づく祭りの魅力
鹿角市のお祭り一覧をご紹介してきましたが、どのお祭りにも共通しているのは、地域の人々が長い歴史の中で大切に守り続けてきた文化と誇りです。ユネスコ無形文化遺産に登録された世界的に価値のある伝統芸能から、地域に根差した小さな祭典まで、そのひとつひとつに物語があります。
お祭りを通じて、地域のつながりや先人たちの想いに触れることができるって、なんて素敵なことでしょう♪わたしも秋田に暮らしていて、こうした伝統行事のある風景が、日々の暮らしにほっとした安心感を与えてくれるなと感じています。
みなさんも鹿角市を訪れる機会があれば、ぜひお祭りの時期に合わせて足を運んでみてください。きっと心に残る素敵な体験ができるはずですよ!
人生は自転車に乗るのと似ている。バランスを保つには、動き続けなければならない。
— アルベルト・アインシュタイン
今回ご紹介した鹿角市のお祭りは、どれも地域の方々が動き続け、守り続けてきたからこそ今に伝わる宝物です。わたしたちもそんな伝統に触れながら、自分自身の心も豊かに動かし続けていきたいですね。それでは、また次回の記事でお会いしましょう♪『ローカログ』秋田担当ライターのまゆのはでした。


















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