こんにちは、『ローカログ』山梨担当ライターのそらたです。みなさんは山梨県大月市と聞いて、何を思い浮かべますか?富士山への玄関口として知られるこの街には、実は四季折々に開催される魅力的なお祭りがたくさんあるんです。今回は、大月市のお祭り一覧をまとめながら、地元で愛される祭典の魅力をお届けします。わたしも甲府から何度か足を運んでいますが、訪れるたびにじわっと心があたたまる出会いがあるんですよね😊
大月市のお祭りが魅力的な理由
大月市は東京から約1時間30分というアクセスの良さがありながら、豊かな自然と歴史が息づく街です。市内では春夏秋冬を通じてさまざまなイベントが開催されており、地元の方々だけでなく県内外からも多くの人が訪れています。戦国時代の武将・小山田氏ゆかりの地であることから、歴史的な背景を持つお祭りも多いのが特徴です。
また、日本三奇橋のひとつ「猿橋」や、標高634メートルの「岩殿山」など観光スポットも充実しています。お祭りに合わせて観光を楽しむのも、大月ならではの過ごし方ですね。
夏の風物詩「かがり火市民祭り」
大月市最大のお祭りといえば、毎年8月第1土曜日に開催される「かがり火市民祭り」です。このお祭りは、武田二十四将として名高い小山田氏の遺徳をしのぶ「岩殿山かがり火祭り」を継承したもので、市民が手作りで参加する一大イベントとして親しまれています。
かがり火市民祭りの見どころ
祭りの会場は大月東小学校校庭の「まつり広場」と、国道20号沿いの「まつり街道」の2か所に分かれています。午後3時から始まり、夜9時半頃まで賑わいが続きます。夕暮れ時に御神火が点火されると、会場全体がぐっと熱気に包まれていきます。
プログラムも盛りだくさんです。
- 大月阿波踊り大会
- 真夏のダンスバトル
- 御神火隊巡行
- 紅富士太鼓の演奏
- 笹子追分人形保存会による伝統芸能披露
- 大盆踊り大会
祭りの最後には、大月のシンボルである岩殿山から打ち上げ花火が夜空を彩ります。子どもたちの歓声と花火の音が響き渡る瞬間は、夏の思い出にぴったりですよね。
春のお祭り|新たな門出を祝う祭典
出世大神宮春の例大祭
4月に開催される「出世大神宮春の例大祭」は、子どもたちの健やかな成長と出世を祈るお祭りです。毎年、猿橋小学校の新1年生による稚児行列が国道20号を練り歩く姿が見られます。華やかな衣装をまとった子どもたちの姿は、見ている大人もほっとした気持ちになりますね。
山車やチンドン屋も登場し、沿道には露店も出店。地域の方々が新入学児童の門出を祝う、あたたかい雰囲気に包まれます。
あじさい祭り
6月下旬には猿橋近隣公園周辺で「あじさい祭り」が開催されます。猿橋と猿橋近隣公園を結ぶ「あじさい遊歩道」沿いには、色とりどりのあじさいが咲き誇ります。公園内では家族で楽しめるイベントも行われており、梅雨の時期のお出かけスポットとしておすすめです。
秋のお祭り|収穫と感謝の祭典
諏訪春日神社祭典
9月に開催される諏訪春日神社祭典は、猿橋地区の氏神様を祀る秋祭りです。切り絵行燈のゆれる灯りの中で神社奉納が行われ、幻想的な雰囲気に包まれます。猿橋幼稚園児が描いた灯篭絵を毎年張り替えるという、地域ぐるみの取り組みも素敵ですね。
三嶋神社秋祭り
9月23日頃には、駒橋地区にある三嶋神社で秋祭りが開催されます。なんと15軒ものお祭り屋台が並び、地元グルメを堪能できます。創建から長い歴史を持つ三嶋神社は、かつて巨大なケヤキの木がそびえ立っていたことでも知られています。
山王宮祭
7月第3日曜日には、猿橋近くの山王宮でお祭りが行われます。その年に生まれた子どもを祝う祭りとして、地域の人々に大切にされてきました。夕方から始まる祭りは、夏の夜をしっとりと彩ります。
冬のお祭り|新酒の季節を楽しむ
笹一新酒まつり
11月には笹子町にある笹一酒造で「笹一新酒まつり」が開催されます。山梨を代表する酒蔵のひとつで、新酒解禁を祝うこのイベントには毎年多くの日本酒ファンが訪れます。
できたての新酒を味わえるのはもちろん、酒蔵見学や地元グルメの出店もあり、大人の休日にぴったりです。笹子駅から徒歩圏内という立地も嬉しいポイントですね。
大月市が誇る伝統芸能「笹子追分人形芝居」
お祭りの場でも披露されることがある「笹子追分人形芝居」は、江戸時代から笹子町に伝わる人形浄瑠璃です。山梨県の無形民俗文化財に指定されており、1体の人形を3人で操る本格的な技術が受け継がれています。
2004年に10年ぶりの復活を遂げてからは、かがり火市民祭りをはじめ県内各地で公演が行われています。義太夫節の語りと人形遣いの繊細な動きが織りなす舞台は、見る人の心を引きつけます。
大月市のお祭りを楽しむためのヒント
お祭りに参加する際は、事前に開催日や時間を確認しておくことをおすすめします。天候によって中止になることもありますので、大月市観光協会の公式サイトやSNSをチェックしておくと安心です。
交通手段としては、JR中央本線の大月駅や猿橋駅を利用するのが便利です。
- 東京・新宿から大月駅まで特急で約1時間
- 甲府から大月駅まで普通列車で約40分
- 中央自動車道・大月ICからも好アクセス
お祭りの時期は混雑することもあるので、公共交通機関の利用がおすすめです。
大月市の年間お祭りカレンダー
| 時期 | お祭り・イベント名 | 主な会場 |
|---|---|---|
| 4月 | 出世大神宮春の例大祭 | 猿橋地区・国道20号沿い |
| 6月下旬 | あじさい祭り | 猿橋近隣公園 |
| 7月第3日曜 | 山王宮祭 | 猿橋・山王宮 |
| 8月第1土曜 | かがり火市民祭り | 大月東小学校・国道20号 |
| 9月 | 諏訪春日神社祭典 | 猿橋・諏訪春日神社 |
| 9月23日頃 | 三嶋神社秋祭り | 駒橋・三嶋神社 |
| 11月 | 笹一新酒まつり | 笹一酒造 |
お祭りを通じて感じる大月の魅力
大月市のお祭りに足を運ぶと、地域の人々があたたかく迎えてくれる雰囲気を感じます。派手さだけでなく、脈々と受け継がれてきた伝統や、子どもたちの成長を願う思いが詰まったお祭りばかりです。わたしも息子が小さい頃に夏祭りに連れて行った思い出がありますが、今でもあのときの花火の音を覚えています。
都心から気軽に行ける距離でありながら、豊かな自然と歴史に触れられる大月市。次の休日には、ぜひお祭りに合わせて訪れてみてはいかがでしょうか。きっと、心に残る体験ができるはずです。
「挑戦を止めた瞬間に成長も止まる」― そらた座右の銘
本日の名言としてお届けしたのは、わたしが大切にしている言葉です。新しい場所へ出かけてみること、知らないお祭りに参加してみること、そんな小さな挑戦が日々の生活をちょっと豊かにしてくれると信じています。みなさんも、大月市のお祭りで新しい発見を楽しんでくださいね!


















