こんにちは!『ローカログ』京都府担当ライターのみおりです。今日は秋風が心地よく、神社めぐりにぴったりの日和ですね。みなさん、京田辺市のお祭りってどれくらいご存知ですか?実は京田辺市には、古くから受け継がれる伝統行事から、最新のイベントまで、一年を通してさまざまなお祭りが開催されているんですよ。
わたしも京都に移住して10年以上になりますが、京田辺市のお祭りの多彩さには本当に驚かされます。今回は、地域に根ざした伝統的なお祭りから、家族みんなで楽しめる大型イベントまで、京田辺市のお祭りを一挙にご紹介しますね。きっとみなさんも、参加してみたいお祭りが見つかるはずです♪
春を彩る「ひとやすみフェスティバル」
春の訪れを告げる「京田辺ひとやすみフェスティバル」は、3月20日(春分の日)から4月6日まで開催される、春の一大イベントです。京田辺市の観光協会が主催するこのイベントでは、市内各地で桜を楽しむ企画やスタンプラリー、地元グルメの販売など、春らしい催しがいっぱい。
特に人気なのが、一休寺周辺で開催される桜まつり。家族連れで賑わい、お花見をしながら地元の特産品を味わえるんです。わたしも毎年子どもたちを連れて行きますが、春の陽気の中で食べる京田辺の玉露ソフトクリームは格別ですよ!
夏の風物詩「しんたな夏まつり」
8月2日に開催される「しんたな夏まつり」は、近鉄新田辺駅からJR京田辺駅の間の田辺大通り線周辺が歩行者天国になる大規模なイベント。夕方から夜にかけて、屋台がずらりと並び、ステージではダンスや音楽のパフォーマンスが繰り広げられます。
地域の各地区でも夏祭りが盛んで、大住ケ丘の子ども夏祭り、二又区夏祭り、三野区地蔵盆など、それぞれの地域で特色ある夏祭りが開催されています。これらの地域密着型のお祭りは、住民同士の絆を深める大切な行事として、長年愛されているんですよ。
秋の伝統行事が目白押し!
一休寺薪能(9月中旬)
毎年9月の中秋の名月のころに開催される「一休寺薪能」。午後5時に受付、5時30分から開演というスケジュールで、日が落ちてから幕が開く幽玄の世界。炎に照らし出された舞台で演じられる能の美しさは、まさに息をのむほどです。
一休さんゆかりのこのお寺で行われる薪能は、実は薪能の起源とも言われているんですよ。わたしも茶道部出身として、この伝統芸能には特に心惹かれます。チケットは事前予約が必要ですが、一度は体験していただきたい京田辺市の誇る文化行事です。
京田辺市茶まつり(10月第一日曜日)
日本有数の玉露産地である京田辺市では、毎年10月第一日曜日に「京田辺市茶まつり」が開催されます。会場は一休寺の参道で、朝10時から午後4時まで、お茶に関するさまざまな催しが行われます。
- 茶手もみ実演の見学
- 玉露の無料接待
- 日本茶インストラクターによる美味しいお茶の入れ方教室
- 地元産のお茶や特産品の販売
全国茶品評会で数多くの農林水産大臣賞を受賞している京田辺の玉露。その本物の味をゆったりと味わえる貴重な機会です。わたしも毎年楽しみにしているイベントのひとつなんです。
瑞饋神輿(10月・2年に1度)
棚倉孫神社で2年に1度、10月に繰り出される「瑞饋神輿(ずいきみこし)」は、京田辺市の無形民俗文化財にも指定されている伝統行事。高さ3メートル、1.5メートル四方の檜づくりの神輿は、なんと30種類もの野菜や穀物で飾り付けられているんです!
屋根には赤ずいき、鳥居には青ずいき、壁面には大豆や小豆を一粒一粒貼り付けて模様を作り、唐辛子やとうもろこしなども使われます。まさに五穀豊穣を祈る、農業地域らしい華やかなお神輿。大人神輿と子ども神輿が毎年交互に作られ、午後1時から町内を巡行します。
大住隼人舞(10月14日)
毎年10月14日の夕刻、月読神社(午後7時30分~)と天津神社(午後6時30分~)で奉納される「大住隼人舞」。大和朝廷の警護のため九州から移り住んだ隼人が伝えたとされる勇壮な舞で、京田辺市の無形民俗文化財に指定されています。
舞は6つの種目から構成されていて、それぞれに意味があるんですよ。
- お祓いの舞(舞人や舞台を清める)
- 神招の舞(八百万の神を招く)
- 振剣の舞(穢れを払い勇ましさを示す)
- 盾伏の舞(外からの悪霊を防ぐ)
- 弓の舞(狩猟の豊作を祈る)
- 松明の舞(神々への感謝を示す)
かがり火の中で演じられる舞は、まるで古代にタイムスリップしたような神秘的な雰囲気。わたしも息子と一緒に見に行きましたが、その迫力に圧倒されました!
山本の百味と湯立(10月)
佐牙神社の山本御旅所で毎年10月に行われる「山本の百味と湯立」も、京田辺市の無形民俗文化財です。「百味」とは100種類の野の幸・山の幸を表していて、佐牙神社から渡御した神輿の前には、色とりどりの野菜や果物、穀物がずらりと並べられます。
夜になると「湯立神事」が行われ、煮えたぎった湯を笹で振りまいて邪気を払い、五穀豊穣を祈願します。この湯を浴びると無病息災のご利益があるとされていて、地域の人々に大切に守り継がれている伝統行事なんです。
京田辺最大級!「たなフェス」
11月2日(日)に開催される「たなフェス2025」は、京田辺市最大級のイベント!市役所周辺と中央公民館をメイン会場に、朝10時から午後4時まで、まち全体がお祭り一色に染まります。
昨年は約37,000人が来場したこの市民まつりでは、模擬店やフリーマーケットが約150店舗も出店し、ステージでは音楽やダンスなど約30組のパフォーマンスが披露されます。体験ブース、グルメ店、キッチンカーなど、子どもから大人まで一日中楽しめる内容が盛りだくさん!
わたしも家族総出で参加しますが、地元の美味しいものを食べ歩きながら、知り合いに会ったりステージを楽しんだり、本当にあっという間の一日になります。特に子どもたちは、体験ブースでの工作やゲームに夢中になって、「また来年も行きたい!」と今から楽しみにしているんですよ。
その他の注目イベント
京田辺市では、これらの大きなお祭り以外にも、年間を通してさまざまなイベントが開催されています。例えば、10月4日に松井山手で開催される「京田辺クラフトビールまつり」は、午後2時から8時まで、地元や全国のクラフトビールを楽しめるイベントです。
また、各地域の自治会や文化協会が主催する文化祭や音楽コンクール、スポーツ大会なども盛んに行われています。新興戸フェスタ、一休ヶ丘文化祭、打田秋祭りなど、地域色豊かなイベントが目白押しなんです。
お祭りを楽しむコツ
京田辺市のお祭りを存分に楽しむためのポイントをいくつかお伝えしますね。まず、伝統的な神事系のお祭りは、駐車場が限られていることが多いので、公共交通機関を利用するのがおすすめです。近鉄新田辺駅やJR京田辺駅から徒歩やバスでアクセスできる会場がほとんどです。
また、秋の夜に開催される行事は意外と冷え込むことがあるので、羽織るものを持参すると安心ですよ。特に薪能や隼人舞など、夕方から夜にかけての行事では、温かい格好で行くことをおすすめします。
最後に、地域のお祭りは住民の方々のボランティアで運営されていることが多いので、マナーを守って参加することが大切。ゴミは持ち帰り、写真撮影は許可を得てから、そして地元の方々への感謝の気持ちを忘れずに楽しみましょう。
「祭りとは、人と人、人と神、そして人と自然をつなぐ大切な絆である」 – 柳田國男(民俗学者)
京田辺市のお祭りは、まさにこの言葉通り、地域の絆を深め、伝統を次世代へつなぐ大切な役割を果たしています。みなさんもぜひ、京田辺市のお祭りに足を運んで、地域の温かさと伝統の素晴らしさを体感してみてくださいね。きっと心がほっこりと温かくなる、素敵な思い出ができるはずです◎

















