みなさん、こんにちは!『ローカログ』さいたまエリア担当のユウタローです。さいたま市に住んでいると、子育て世代の方から「保育園に入れるの?」という質問をよく耳にします。そこで今回は、さいたま市の待機児童数について詳しく調べてみました📊
実は、さいたま市って2025年4月1日時点で4年連続の待機児童ゼロを達成しているんです。でも、本当にすべての子どもが希望する保育園に入れているのでしょうか?データを掘り下げていくと、意外な実情が見えてきました。
さいたま市の待機児童数|最新の状況
2025年4月1日現在、さいたま市の待機児童数は0人となっています。これで4年連続の快挙となりました!数字だけ見ると素晴らしい成果ですが、実際のところはどうなのでしょうか。
さいたま市では、就学前児童数が61,359人いる中で、保育所等への利用申込者数は31,577人でした。このうち、実際に利用できた児童数は30,309人となっています。差し引くと1,268人の子どもたちが利用できていないことになりますが、これはどういうことなのでしょう?
隠れ待機児童という現実
待機児童数が0人だからといって、すべての申込者が満足しているわけではありません。実は「利用保留児童」と呼ばれる、いわゆる隠れ待機児童が1,268人もいるのが現実です。
この利用保留児童には以下のようなケースが含まれています:
- 特定の保育所のみを希望している場合
- 自宅から通える範囲に希望する園がない場合
- 兄弟で同じ園に入れない場合
- 通勤経路に合わない立地の園しか空いていない場合
特に駅周辺の保育園は人気が高く、都心部への通勤を考えている保護者の方にとっては、駅から遠い保育園では現実的ではないという声も多く聞かれます。
過去の状況|全国ワーストから大躍進
現在の好調な数字を見ていると信じられませんが、実は数年前までさいたま市は待機児童問題に悩まされていました。2020年には待機児童数が387人となり、全国ワースト1位という不名誉な記録を作ってしまったのです💦
待機児童数の推移
過去の数字を振り返ってみると、さいたま市の待機児童対策の努力が見えてきます。2018年から2021年にかけては厳しい状況が続いていました:
- 2018年:315人
- 2019年:393人
- 2020年:387人(全国最多)
- 2021年:11人(大幅改善)
- 2022年〜2025年:0人(4年連続達成)
この劇的な改善の背景には、市が2018年以降に180施設、定員1万人以上という大規模な保育施設整備を行ったことがあります。また、コロナ禍による保育所利用控えも影響したと言われています。
なぜ待機児童が多かったのか
そもそも、なぜさいたま市で待機児童がこれほど多くなってしまったのでしょうか。主な原因として以下のことが挙げられます:
人口増加と住宅開発の影響
さいたま市は首都圏への通勤に便利な立地から、駅周辺での住宅建設が活発に行われました。特に子育て世代の流入が増え、保育需要が急激に高まったのです。また、共働き世帯の増加も保育所利用申込者数の増加に拍車をかけました。
市の分析によると、利用申込者数は年々増加傾向にあり、2025年は過去最多の31,577人となっています。これは前年比で497人の増加となっており、保育需要の高さがうかがえます。
施設整備の遅れ
需要の急激な増加に対して、保育施設の整備が追いついていなかった時期がありました。保育園を建設するには土地の確保や人材の確保など、時間がかかる課題が多いため、どうしてもタイムラグが生じてしまうのです。
現在の取り組み|継続的な施設整備
待機児童ゼロを達成した現在も、さいたま市は手を緩めていません。保育需要の増加が今後も見込まれるとして、2025年度も新たな施設整備を進めています。
具体的には、認可保育所2施設、認定こども園3施設の計5施設の整備が予定されています。これにより、さらなる受け皿の拡充を図っています。また、保育コンシェルジュによる保護者へのきめ細かな相談対応も継続して行われています♪
年齢別の状況
待機児童ゼロとはいえ、年齢によって入園のしやすさに違いがあります。特に1歳児クラスは利用保留児童の割合が高く、0歳から1歳への進級時に保育園を探すご家庭にとっては、まだまだ厳しい状況が続いています。
一方で、年齢が上がるにつれて空きが出やすくなる傾向もあり、3歳以降では比較的入園しやすい状況となっています。
保護者の声と現実的な課題
実際に保育園探しをした保護者の方からは、こんな声が聞かれます:
都心方面に通勤するので、駅の近くか通勤途中の保育園に預けたい。でも人気の場所は空きがなくて、結局希望とは違う場所の園しか紹介されませんでした。(30代女性・会社員)
確かに、数字上は待機児童ゼロでも、実際の保護者のニーズと合致しているかは別問題ですよね。特に駅周辺の保育園は需要が高く、認可外保育施設も含めてなかなか空きがない状況が続いています。
地域による格差
さいたま市内でも地域によって保育園の空き状況には差があります。駅から少し離れた住宅地では比較的空きがある一方で、大宮、浦和、さいたま新都心などの主要駅周辺では競争が激しいのが現状です。
保育コンシェルジュの方によると、「駅から離れるのはどうしても無理」という保護者の方には、なかなか良い提案ができずに面談が終わってしまうケースも多いそうです😥
他県との比較|埼玉県全体の状況
さいたま市以外の埼玉県内の状況はどうでしょうか。2025年4月1日現在の埼玉県全体の待機児童数は208人で、前年から33人減少しました。県内63市町村のうち、42市町村で待機児童が発生しておらず、さいたま市を含む39市町村が前年に続いて0人を維持しています。
一方で、草加市(26人)、新座市(22人)、戸田市などでは依然として待機児童が発生しており、地域による差が見られます。
今後の見通し|持続可能な保育環境づくり
さいたま市は今後も保育需要の増加が続くと予想しており、継続的な施設整備を進める方針です。ただし、単に施設数を増やすだけでなく、保護者のニーズに合った質の高い保育環境の提供が求められています。
また、少子化が進む中で、長期的な視点での保育政策も重要になってきます。現在の待機児童ゼロを維持しつつ、将来的な人口動態の変化にも対応できる柔軟な仕組みづくりが必要ですね。
保育の質向上への取り組み
数の確保だけでなく、保育の質の向上も重要な課題です。保育士の確保や研修制度の充実、施設の安全性向上など、多方面にわたる取り組みが続けられています。
保護者の方々が安心して子どもを預けられる環境づくりこそが、真の意味での待機児童問題の解決につながると言えるでしょう。
さいたま市の待機児童数について調べてみると、数字の裏には様々な課題や取り組みがあることがわかりました。4年連続の待機児童ゼロは素晴らしい成果ですが、隠れ待機児童の存在や地域格差など、まだまだ解決すべき課題も残っています。
子育て世代の方々にとって、より良い保育環境が整うことを願いつつ、今後の動向も注目していきたいと思います。何か保育園に関してお困りのことがあれば、市の保育コンシェルジュに相談してみるのも一つの方法ですよ📞
小さな一歩が大きな変化を生む
ー 作者不詳
みなさんの子育てが、少しでも楽になりますように。今日も一歩ずつ、前に進んでいきましょう♪


















