こんにちは、『ローカログ』山口エリア担当・ライターのはるみです。今日は山口市の徳地地域にある山口県立防府高等学校佐波分校について、みなさんにお伝えしたいと思います。「佐波分校ってどんな学校なんだろう?」と気になっている方、ぜひ最後まで読んでみてくださいね♪
山口県立防府高等学校佐波分校の基本情報
山口県立防府高等学校佐波分校は、山口市徳地堀に位置する県立高校です。もともとは独立した「山口県立佐波高等学校」として長い歴史を歩んできましたが、2012年4月から山口県立防府高等学校の分校として新たなスタートを切りました。
所在地は山口県山口市徳地堀2429。JR防府駅から防長バス「堀」行きに乗車し、「堀」で下車すれば徒歩約10分、もしくは「佐波分校正門前」で下車すれば目の前に学校が見えます。自然豊かな山間部にあり、四季折々の美しい風景に囲まれた環境が特徴的ですね。
電話番号は0835-52-1311。全日制課程の普通科を設置しており、学年制・3学期制を採用しています。男女比はおおよそ6対4で、アットホームな雰囲気の中で学校生活を送ることができる環境でした。
佐波分校の偏差値と入試について
山口県立防府高等学校佐波分校の偏差値は、普通科で37程度とされていました。この数値は2018年から2022年まで安定しており、入試のハードルが比較的低く、幅広い生徒を受け入れてきた学校といえます。
入試倍率については、近年は定員を下回る傾向が続いていました。2022年度の一般入試では0.74倍、推薦入試では0.14倍という数字が残っています。こうした状況は少子化の影響もあり、地方の小規模校では珍しくない現象です。
ただ、倍率が低いということは、入学を希望すれば比較的入りやすかったということでもあります。「偏差値や倍率だけで学校の価値は決まらない」というのは、わたしがいつも大切にしている考え方です。
小規模校ならではの温かさが魅力
佐波分校の最大の魅力は、なんといっても全校生徒約47名・教員約12名という小規模校ならではのきめ細やかな指導体制でした。生徒一人ひとりの顔が見える距離感で、先生と生徒の関係も自然と親密になります。
大規模校では難しい「全員が主役になれる」環境がここにはありました。学校行事では全員が積極的に参加し、体育祭や文化祭では学年を超えた絆が生まれます。「アットホーム」という言葉がぴったりの学校だったと、卒業生たちは口をそろえて語っています。
また、少人数制だからこそ、授業中に質問しやすかったり、進路相談も丁寧に対応してもらえたりと、学習面でのサポートも充実していました。「分からないことをそのままにしない」という姿勢が自然と身についたという声も聞かれます。
地域と歩んだ佐波分校の取り組み
山口県立防府高等学校佐波分校が特に力を入れてきたのが、地域との連携です。山口県教育委員会の「地域活性化インターンシップ事業」を活用し、高校生たちが徳地地域でさまざまな活動に取り組んできました。
徳地は山口市の北部に位置する自然豊かな地域で、歴史ある町並みや伝統行事が今も大切に守られています。佐波分校の生徒たちは、地元のお祭りへの参加や、高齢者施設でのボランティア活動、地域の特産品を使った商品開発など、多彩なプロジェクトに挑戦してきました。
こうした活動を通じて、生徒たちは教室では学べない「生きた学び」を体験することができたのです。地域の方々と触れ合う中で、コミュニケーション能力や課題解決力も自然と磨かれていきます。「学校の学びが、そのまま地域貢献につながる」という実感は、生徒たちにとって大きな自信になったことでしょう。
徳地の自然に囲まれた学校生活
佐波分校が立地する徳地地域は、山口市の中でも特に自然が豊かなエリアです。緑深い山々に囲まれ、清流が流れるこの土地で過ごす高校生活は、都市部の学校では味わえない特別な時間だったのではないでしょうか。
春には桜が校庭を彩り、夏には緑がまぶしく輝きます。秋には紅葉が山を染め上げ、冬には静かな雪景色が広がることも。四季の移ろいを肌で感じながら学ぶ環境は、感性を豊かに育ててくれます✨
通学には少し不便を感じる面もあったかもしれませんが、それを補って余りある自然の恵みがここにはありました。「毎日の通学路で見る景色が好きだった」という卒業生の言葉が印象的です。
進路選択と将来への道
佐波分校を卒業した生徒たちの進路は多岐にわたります。大学や短大への進学、専門学校への進学、そして就職と、それぞれの夢に向かって羽ばたいていきました。
小規模校の強みとして、一人ひとりの希望に寄り添ったきめ細やかな進路指導が挙げられます。「自分は何がしたいのか」「どんな将来を描きたいのか」という根本的な問いに、先生方が一緒に向き合ってくれる環境がありました。
進学実績だけを見れば華やかな数字ではないかもしれません。でも、大切なのは「自分らしい進路を見つけられたかどうか」ではないでしょうか。佐波分校で過ごした3年間が、卒業生一人ひとりの人生の土台になっていることは間違いありません。
佐波分校が地域に残したもの
山口県立防府高等学校佐波分校は、県の高校再編整備計画に基づき、2024年度をもって生徒募集を終了しました。少子化という大きな流れの中で、やむを得ない決断だったといえます。
しかし、佐波分校が徳地地域に残したものは決して小さくありません。何十年にもわたって地域の若者を育て、送り出してきた歴史。地域活性化に貢献した数々の取り組み。そして、この学校で青春を過ごした卒業生たちの思い出。これらは、これからもずっと色あせることなく残り続けます。
「学校がなくなっても、佐波分校で過ごした日々は消えない」。そんな卒業生の声が、この学校の存在意義を物語っているように感じます。
地域の学校を見守る大切さ
わたし自身、島根県出雲市の出身で、地方の学校が持つ温かさや大切さをよく知っています。都市部の大規模校にはない、地域に根ざした学校の良さは、数字だけでは測れないものがありますよね。
中学生のお子さんを持つ保護者の方は、学校選びの際にどうしても偏差値や進学実績に目が行きがちです。もちろんそれも大切な要素ですが、「どんな環境で3年間を過ごすか」という視点も忘れないでほしいなと思います。
山口県立防府高等学校佐波分校のような小規模校には、大規模校では得られない貴重な経験がたくさんありました。地域とのつながり、先生との距離の近さ、仲間との深い絆。これらは、人生の宝物になるはずです。
山口市徳地エリアの魅力
最後に、佐波分校があった徳地エリアの魅力について少しだけご紹介させてください♪ 徳地は山口市の北部に位置し、豊かな自然と歴史的な文化財に恵まれた地域です。
特に有名なのが「国宝 瑠璃光寺五重塔」で知られる山口市の中でも、徳地には重源上人ゆかりの史跡が点在しています。また、清流・佐波川の美しい流れや、四季折々の山の景色は、心をほっこりと癒してくれます。
地元で採れる新鮮な野菜や、昔ながらの製法で作られる特産品も魅力的。カフェ巡りが趣味のわたしとしては、徳地エリアにも素敵なお店があることをお伝えしたいですね。自然の中でいただくコーヒーは格別ですよ☕
まとめに代えて
山口県立防府高等学校佐波分校について、偏差値・進学実績・倍率といった基本情報から、学校の特徴や地域との関わりまで、できるだけ詳しくお伝えしてきました。いかがでしたでしょうか?
数字だけを見れば「小さな分校」かもしれません。でも、そこには確かに、たくさんの青春と思い出が詰まっていました。徳地という自然豊かな土地で、地域の人々に見守られながら成長した生徒たちの姿を想像すると、なんだかじんわりと温かい気持ちになります。
みなさんの中に、佐波分校にゆかりのある方がいらっしゃったら、ぜひ当時の思い出を大切にしてくださいね。そして、これから進路を考える中学生のみなさんには、学校選びでは偏差値だけでなく「自分がどんな高校生活を送りたいか」をぜひ考えてほしいとお伝えしたいです。
「急がば回れ」
― 日本のことわざ ―
今日の名言は、わたしの座右の銘でもあるこの言葉を選びました。近道ばかりを探すのではなく、時には遠回りに見える道を選ぶことで、かえって良い結果につながることがあります。進路選びも人生も、焦らずじっくりと。みなさんが自分らしい道を見つけられることを、心から応援しています!

















