こんにちは、『ローカログ』香川県担当ライターのはるきです。みなさん、善通寺市といえば何を思い浮かべますか?弘法大師・空海の生誕地として知られるこの街は、四国八十八ヶ所霊場の中でもひときわ特別な存在感を放っています。実は善通寺市では年間を通じて多彩なお祭りや行事が開催されており、地元の人だけでなく県外からも多くの方が訪れる人気スポットなんです。
わたし自身、丸亀市出身で現在は高松市に住んでいますが、善通寺市へは何度も足を運んでいます。善通寺市のお祭り一覧を知っておくと、年間を通じてこのエリアを存分に楽しめるようになりますよ。今回は、地元民も観光客も楽しめる善通寺市のお祭りや行事を季節ごとにご紹介していきます。
春のお祭り|新緑とともに訪れる総本山善通寺の行事
善通寺市の春は、総本山善通寺を中心とした行事から始まります。まず4月下旬の土日には「正御影供修行」が行われ、通称「善通寺春市」として親しまれています。この時期は境内に多くの露店が並び、春の陽気の中でほっとするひとときを過ごせます。
同じく4月下旬から5月上旬にかけては「総本山善通寺植木市」も開催されます。色とりどりの植物が並ぶ様子は圧巻で、ガーデニング好きの方にはたまらない催しです。また、大麻山山頂では4月下旬にボタン桜が見頃を迎え、お花見スポットとしても人気があります。
ゴールデンウィークの見どころ
4月29日の昭和の日には「古墳めぐりバスツアー」が開催されます。王墓山古墳や宮が尾古墳、野田院古墳などを巡るこのツアーは、歴史好きのお子さんがいるファミリーにもおすすめです。
5月上旬には讃岐宮香川県護国神社で「春季例大祭」、5月中旬には金倉寺で「こどもまつり」が開催されます。金倉寺春市とも呼ばれるこの行事は、家族連れでにぎわう楽しいイベントです。さらに5月下旬には市民集いの丘公園で「善通寺フラワー&ガーデンフェスタ」が行われ、美しい花々に囲まれた特別な一日を過ごせます。
初夏のお祭り|空海の御誕生を祝う「大師市」
6月になると、善通寺市は弘法大師・空海の御誕生を祝う行事で盛り上がります。6月上旬に開催される「大師市」は、献麺式やうどん法要といった香川ならではの催しが特徴的です。五重塔横の特設ステージでは、バルーンショーやヒーローショー、吹奏楽部の演奏など、子どもから大人まで楽しめるプログラムが用意されています。
大師市のプログラムには以下のような催しがあります。
- バルーンショーやジャグリングショー
- ご当地ヒーローショーと撮影会
- キッズダンスや吹奏楽部の演奏
- 阿波踊りやギターライブ
- グリーンティーのお接待
- 屋台や植木市
6月14日・15日には「弘法大師御誕生会」が執り行われ、宝亀5年(774年)6月15日に生まれた空海の誕生を祝います。歴史ある法要の厳かな雰囲気は、ふだんの観光とはひと味違った体験になるはずです。
夏のお祭り|善通寺まつりと七夕めぐりプロジェクト
善通寺市の夏を彩る最大のイベントといえば、7月下旬に開催される「善通寺まつり」です。2025年は第59回を迎え、7月26日に総本山善通寺南大門前のにぎわい広場を中心に開催されます。市内外から約20チーム、1500人以上の踊り手たちが集い、総踊り大会で会場を盛り上げます。
善通寺まつりの見どころ
善通寺まつりでは、ステージイベント・総踊り大会・花火大会と見どころが満載です。ゆうゆうロードでの総踊りには、よさこい連やダンスチームなど多彩なパフォーマーが参加します。フィナーレを飾るのは陸上自衛隊善通寺駐屯地で打ち上げられる花火大会で、南大門のシルエットと花火のコラボレーションは見応え抜群です。
善通寺まつりの概要は以下のとおりです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 開催日 | 2025年7月26日(土) |
| 時間 | 12:30〜21:30頃 |
| 会場 | 総本山善通寺南大門前にぎわい広場、ゆうゆうロード |
| 花火大会 | 20:30〜21:00(陸上自衛隊善通寺駐屯地グランド) |
七夕めぐりプロジェクト
7月1日から7日まで開催される「七夕めぐりプロジェクト 七ヶ所まいり」も注目の行事です。四国霊場第71番札所から第77番札所までの7つのお寺を巡るこのイベントは、七夕の願い事を込めながらお遍路体験ができるユニークな企画です。期間中には七夕縁日も開催され、夏の思い出づくりにぴったりです。
8月13日から15日にかけては、讃岐宮香川県護国神社で「万灯みたままつり」が行われます。無数の灯籠が灯る幻想的な光景は、お盆の時期ならではの静かで美しい風景を見せてくれます。
秋のお祭り|善通寺空海まつりと観月の宴
秋になると、善通寺市の行事は一段と趣を増します。9月上旬には金倉寺で「円珍・乃木まつり」が開催され、歴史ある寺院の境内でさまざまな催しを楽しめます。
中秋の名月を含む2日間に行われる「観月の宴」は、讃岐宮香川県護国神社で開催される風情ある行事です。2025年は10月6日・7日に開催予定で、美しい月を眺めながら日本の秋を感じられます。
善通寺空海まつり
11月3日の文化の日には「善通寺空海まつり」が開催されます。この日は弘法大師空海の父君・佐伯善通公のご命日と伝えられており、空海が高野山から故郷・善通寺へ里帰りし、ご両親やご先祖様に御法楽を捧げる法会が中心となる行事です。
善通寺空海まつりの見どころは多彩です。
- 子泣き相撲(愛らしい赤ちゃんの泣き声に思わずほっこり)
- ステージパフォーマンスやのど自慢大会
- 善通寺市獅子舞保存会による獅子舞大会(約40団体が参加)
- 骨董や雑貨、フードのフリーマーケット
獅子舞大会には市内各地区から40もの団体が集まり、迫力ある舞を披露します。子どもから大人まで楽しめる秋の一大イベントとして、毎年多くの人でにぎわいます。
10月下旬から11月上旬には市民集いの丘公園で「善通寺農商工夢フェスタ」も開催され、地元の農産物や工芸品に触れる機会となっています。
冬から早春のお祭り|空海ウォークと大会陽
冬になっても善通寺市の行事は続きます。12月第1週目の土曜日には「五岳山縦走 空海ウォーク」が開催されます。香色山・筆ノ山・我拝師山・中山・火上山の五岳を縦走するこのイベントは、自然を満喫しながら体を動かしたい方におすすめです。冬の澄んだ空気の中で讃岐平野を見渡す景色は格別です。
年が明けると、1月1日から3日まで総本山善通寺での初詣がにぎわいます。四国を代表する初詣スポットのひとつとして、毎年多くの参拝客が訪れます。そして2月第4週の土日には「総本山善通寺大会陽」が行われ、厳かな雰囲気の中で新年の法要が営まれます。
毎月開催の赤門筋八日市
毎月8日に開催される「赤門筋八日市」も見逃せません。赤門筋商店街で開かれるこの市は、地元の方々の生活に根付いた温かみのある催しです。お遍路さんや観光客も立ち寄りやすく、地域の日常に触れられる貴重な機会となっています。
善通寺市のお祭りを楽しむためのポイント
善通寺市のお祭りを存分に楽しむなら、いくつかのポイントを押さえておくと便利です。まず駐車場についてですが、大きなお祭りの際は臨時駐車場が設けられることが多いです。善通寺空海まつりでは中央小学校運動場が無料駐車場として開放されます(雨天時は利用不可)。
善通寺まつりの花火大会を観覧する場合は、18時から自衛隊正門が開場し観覧エリアへ入場できます。人気のイベントは混雑が予想されますので、時間に余裕を持ってお出かけください。わたしの経験上、家族連れで訪れる場合は少し早めに到着して、ゆっくり屋台を楽しむのがおすすめです。
善通寺市のお祭り一覧を知っておくと、季節ごとの楽しみ方が広がります。弘法大師・空海ゆかりの地で開催される行事には、どこか心がすっと落ち着くような特別な空気が流れています。みなさんもぜひ、善通寺市の四季折々のお祭りに足を運んでみてはいかがでしょうか◎
本日の名言
「自分の行く道は、自分で切り拓く。」
― 空海(弘法大師)
善通寺市は、まさに空海の教えが今も息づく街です。お祭りを通じて地域の歴史や文化に触れることで、日常にちょっとした発見や元気をもらえるはず。わたしもまた善通寺市のお祭りを訪れて、みなさんに新しい情報をお届けしたいと思います。それでは、素敵なお出かけになりますように!
















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