こんにちは!『ローカログ』新宿エリア担当ライターのたかしです。今日は新宿区の例大祭について、みなさんと一緒に詳しく見ていきたいと思います。実は新宿区って、春から秋にかけて魅力的な例大祭がいくつも開催されているんです。地域に根ざした伝統的なお祭りから、現代的な要素を取り入れたイベントまで、本当にバラエティ豊かなんですよね。
新宿区で暮らしていると、街の喧騒の中でふと神社から聞こえてくる太鼓の音に心が躍ることってありませんか?僕も二人の息子と一緒に、毎年いくつかのお祭りに足を運んでいるのですが、街角に物語ありを実感する瞬間でもあります。
春の新宿を彩る花園神社例大祭
新宿区で最も有名で規模の大きい例大祭といえば、間違いなく花園神社の例大祭です。毎年5月下旬、具体的には5月28日に最も近い土・日・月曜日の3日間にわたって開催されるこのお祭りは、新宿の総鎮守として江戸時代初期から続く歴史ある神事なんです。
2025年は5月24日(土)から26日(月)までの開催が予定されています。歌舞伎町の繁華街にすぐ隣接している立地も面白いところで、都会のど真ん中で行われる本格的な神事として多くの人々を魅了しています。
本祭と陰祭で変わる神輿の魅力
花園神社例大祭の面白いところは、偶数年の「本祭」と奇数年の「陰祭」で内容がガラリと変わることです。本祭の年には本社神輿と雷電神輿の2基の宮神輿が威勢よく街を練り歩き、その迫力は圧巻です。一方、陰祭では氏子8ヵ町の町会神輿がそれぞれの地域色を出しながら、個性豊かな神輿渡御を展開します。
町会神輿連合渡御は特に見どころで、各町会が競い合うように威勢の良い掛け声とともに新宿の街を練り歩く姿は、まさに新宿らしい活気にあふれています。神社の境内だけでなく、周辺地域まで大規模に展開される約100店もの屋台も楽しみのひとつですね。
芸能浅間神社の特別な魅力
花園神社といえば、境内にある芸能浅間神社も見逃せません。芸事の神様として多くの芸能関係者が参拝に訪れるこの神社は、実は僕たち一般人でも芸術的な才能向上を願って参拝できるんです。子どもの習い事の上達を祈願する保護者の方も多いそうで、うちの息子たちのピアノの上達も祈願しようかなと思っています。
初夏を告げる須賀神社例大祭
6月上旬に開催される須賀神社例大祭は、四谷の夏を告げる風物詩として親しまれています。坂の多い四谷の街中を本社神輿が威勢よく練り歩く光景は、まさに江戸の風情を感じさせてくれます。
こちらも隔年で「本祭」と「陰祭」があり、本祭の年には本社神輿による迫力満点の神輿渡御が行われます。陰祭の年には氏子18ヶ町の町会神輿による連合渡御が開催され、どちらも違った魅力があるんです。江戸時代には「四谷の天王祭り」として江戸の五大祭りにも数えられた歴史ある伝統のお祭りですから、その格式の高さも感じられます。
秋の風物詩・氷川神社例大祭
9月第二土曜・日曜に行われる氷川神社の例大祭は、一年で一番重要な神事として位置づけられています。2024年は9月7日(土)と8日(日)に開催されました。この時期の新宿は秋の始まりを感じさせる爽やかな気候で、お祭り見物にも最適なシーズンです。
氷川神社の例大祭では、大祭式が日曜日の午前11時に斎行され、特別祈祷や奉納も受け付けています。地域に根ざした神社として、氏子の皆さんの篤い信仰に支えられているのがよく分かります。
西新宿の守り神・熊野神社例大祭
都庁のすぐそばに位置し、室町時代まで歴史をさかのぼる新宿十二社熊野神社では、毎年9月の第3土日に例大祭が行われます。高層ビルに囲まれた現代の新宿にあって、街の守り神としての役割を果たし続けているんです。
千鳥担ぎという熊野神社独特のスタイルは必見で、小刻みな足取りが特徴的な神輿の担ぎ方は他では見ることができません。3年に1度は神社の宮神輿である一ノ宮と二ノ宮による渡御が行われ、その他の年は氏子町各睦の神輿が登場します。境内では里神楽の奉納もあり、伝統芸能も楽しめるのが魅力です。
幻想的な雰囲気の稲荷鬼王神社例大祭
全国唯一の「鬼」を祀る神社として知られる稲荷鬼王神社の例大祭は、9月中旬に開催されます。鬼の面が彫られたお神輿は非常に珍しく、他では絶対に見ることができない貴重な存在です。
夜になると鬼の面をつけた若衆が神輿の宮入りを出迎える光景は、まさに幻想的で独特の世界観を醸し出しています。境内には蝋燭がともされ、大正琴や太鼓の音色が幽玄な雰囲気を一層引き立てるんです。皮膚病などにご利益があるといわれ、「撫で守り」の授与が江戸時代から評判なのも興味深いところですね。
例大祭を楽しむための基本情報
アクセスのポイント
新宿区の主要な神社へのアクセスは比較的便利です。花園神社なら東京メトロ丸ノ内線・副都心線、都営新宿線「新宿三丁目駅」E2出口からすぐ、またはJR・小田急線・京王線・都営大江戸線「新宿駅」東口より徒歩約10分です。須賀神社は四谷三丁目駅が最寄り、熊野神社は都庁前駅、稲荷鬼王神社は新宿御苑前駅がそれぞれ便利ですよ。
お祭り見物の楽しみ方
- 屋台グルメを堪能する(特に花園神社の約100店は圧巻)
- 神輿の担ぎ手の迫力ある掛け声を間近で感じる
- 伝統的な神楽や太鼓の奉納を鑑賞する
- 各神社の由緒や歴史を学びながら参拝する
- 地域の人々との交流を楽しむ
年間を通じた新宿区の祭事カレンダー
新宿区の例大祭は春から秋にかけて順次開催されるため、季節ごとに違った魅力を楽しめます。5月の花園神社に始まり、6月の須賀神社、9月の氷川神社と熊野神社、そして稲荷鬼王神社と続く流れは、まさに新宿区の文化的な年間サイクルといえるでしょう。
また、11月には花園神社で大酉祭(酉の市)も開催され、商売繁盛の縁起物である熊手の露店が並ぶ光景も新宿の風物詩として親しまれています。大新宿区まつりとして各地で大小さまざまな祭りが執り行われる秋のシーズンは、特に祭事が盛んな時期ですね。
地域コミュニティとしての例大祭
これらの例大祭を見ていて感じるのは、単なるイベントではなく、地域コミュニティの結束を深める大切な役割を果たしているということです。氏子の皆さんが協力して準備から運営まで手がけ、世代を超えて伝統を受け継いでいく姿は本当に素晴らしいものがあります。
僕自身も新宿区に住んでいて、息子たちとお祭りに参加するたびに、現代の都市生活の中でも変わらずに続く地域の絆の強さを実感します。高層ビルに囲まれた都心部でありながら、こうした伝統的な神事が大切に保たれているのは、新宿区の文化的な豊かさを物語っていますよね。
「伝統とは、火を崇拝することではなく、火を絶やさないことである」- グスタフ・マーラー
新宿区の各神社で大切に受け継がれている例大祭は、まさにこの言葉通り、形は時代とともに変わっても、その精神は脈々と受け継がれている貴重な文化遺産なんです。みなさんもぜひ、お近くの神社の例大祭に足を運んで、地域の歴史と文化に触れてみてくださいね!

















