みなさん、こんにちは。『ローカログ』秋田担当ライターのまゆのはです。今日は、秋田県仙北市で開催されるお祭りを一覧でご紹介します。仙北市といえば、みちのくの小京都と呼ばれる角館や、日本一深い湖・田沢湖が有名ですよね。実はこの地域には、四季折々の美しい伝統行事がたくさんあるんです。春の桜まつりから冬の幻想的な紙風船上げまで、心に残るお祭りをぜひチェックしてみてください ✨
仙北市のお祭り年間スケジュール
仙北市では一年を通じてさまざまなお祭りや伝統行事が開催されています。ここでは季節ごとに主なイベントをまとめてみました。お出かけの計画にお役立てください。
| 季節 | 主なお祭り | 開催時期 |
|---|---|---|
| 春 | 角館の桜まつり、刺巻水ばしょう祭り、かたくり群生の郷 | 4月中旬〜5月上旬 |
| 夏 | たざわ湖・龍神まつり、戸沢氏祭 | 7月〜8月 |
| 秋 | 角館祭りのやま行事、抱返り紅葉祭、仙北市産業祭 | 9月〜11月 |
| 冬 | 上桧木内の紙風船上げ、角館の火振りかまくら、田沢湖高原雪まつり | 2月 |
春のお祭り|桜と花々が彩る季節
角館の桜まつり
仙北市の春を代表するお祭りといえば、角館の桜まつりです。毎年4月中旬から5月上旬にかけて開催され、武家屋敷通りのシダレザクラと桧木内川堤のソメイヨシノが見事な景観を作り出します。江戸時代から続く町並みと桜の組み合わせは、まさに「みちのくの小京都」にふさわしい風情。夕暮れどきには17時30分から22時頃までライトアップも行われ、昼間とは違った幻想的な雰囲気を楽しめます。
期間中は屋台も出店し、地元グルメを味わいながらお花見ができるのも魅力のひとつ。週末には特設ステージで「おやま囃子」の演奏も行われ、伝統芸能に触れる機会にもなります。
刺巻水ばしょう祭り
田沢湖エリアで4月中旬から下旬にかけて開催される刺巻水ばしょう祭り。湿原一面に咲く白い水芭蕉の花が、雪解けの季節を告げてくれます。静かな自然の中でゆったりと散策できる、穴場的なスポットです。
かたくり群生の郷
西木エリアでは、同じく4月に「かたくり群生の郷」が開かれます。可憐な紫色のカタクリの花が群生する姿は、春の訪れをじんわりと感じさせてくれます。自然の中でほっとひと息つきたい方におすすめですよ。
夏のお祭り|湖畔を彩る龍神伝説
たざわ湖・龍神まつり
仙北市の夏祭りで欠かせないのが、たざわ湖・龍神まつりです。2025年は7月26日(土)に開催予定で、田沢湖畔イベント広場を会場に朝10時から夜21時まで多彩なイベントが繰り広げられます。見どころは、地元の「龍神みこしを担ぐ会」が主導する迫力満点の双龍みこし!
夜には打ち上げ花火や水中花火が湖面を彩り、壮麗なショータイムとなります。田沢湖の深い藍色と花火の光が重なる光景は、夏の思い出にぴったり。ご家族連れでもカップルでも楽しめるお祭りです 🎆
戸沢氏祭
西木エリアで毎年夏に開催される戸沢氏祭は、旧西木村誕生40周年を記念して創作されたお祭りです。地域の歴史や文化を感じられるイベントで、町内外から多くの家族連れや帰省客、観光客が訪れてにぎわいます。
秋のお祭り|国指定の伝統行事に注目
角館祭りのやま行事
角館祭りのやま行事は、仙北市で最も重要な伝統行事といっても過言ではありません。毎年9月7日から9日の3日間にわたって開催され、約400年の歴史を持つこのお祭りは、国の重要無形民俗文化財に指定されています。さらに「山・鉾・屋台」のひとつとしてユネスコ無形文化遺産にも登録されているんです。
お祭りの起源は、角館總鎭守神明社と勝楽山成就院薬師堂の祭典。地域の繁栄や商売繁盛、家族の無病息災を祈願するもので、神明社の祭り(9月7日・8日)と薬師堂の祭り(9月8日・9日)が一緒になったものです。
最大の見どころは、18の丁内から出される曳山(ひきやま)。武者人形や歌舞伎人形を飾った豪華絢爛な山車が、江戸時代から残る町並みを練り歩く姿は圧巻です。7日には曳山が神明社へ参拝に向かい、8日には武家屋敷通りを抜けて佐竹北家当主への上覧へ。「やまぶっつけ」と呼ばれる山車同士のぶつかり合いは、祭りのクライマックス!
角館祭りのやま行事スケジュール(2025年)
- 9月7日(日)16:00〜 神明社参拝、20:00〜 神明社例祭「宵宮祭」
- 9月8日(月)8:00〜 神明社神輿渡御、10:00〜17:30 佐竹北家上覧・おやま囃子コンクール
- 9月9日(火)薬師堂本祭り
抱返り紅葉祭
秋の仙北市を彩るもうひとつのイベントが、抱返り紅葉祭です。2025年は10月10日から11月10日まで開催予定。抱返り渓谷の美しい紅葉と、エメラルドグリーンの渓流のコントラストは息をのむ美しさ。紅葉シーズンには臨時バス「抱返り号」も運行されるので、アクセスも便利です。
仙北市産業祭〜秋フェスタSemboku〜
10月下旬には仙北市産業祭〜秋フェスタSemboku〜が開催されます。2025年は第18回を迎え、10月25日・26日の2日間、角館エリアを会場に地域の特産品や食の魅力を発信するイベントが盛りだくさん。地元の美味しいものを堪能するチャンスですよ 🍂
冬のお祭り|雪国ならではの幻想的な行事
上桧木内の紙風船上げ
仙北市の冬を代表する伝統行事といえば、上桧木内の紙風船上げです。毎年2月10日に西木町上桧木内で開催され、100年以上の歴史を誇ります。武者絵や美人画が描かれた巨大な紙風船に灯火をつけ、真冬の夜空に舞い上げる光景は、まさに幻想的。きらめく星々のように浮かび上がる紙風船を眺めていると、時間を忘れてしまいそうになります ✨
紙風船の大きさは、なんと長さ3メートルから8メートル、大きいものでは12メートルにもなるそう。伝説では、江戸時代の科学者・平賀源内が銅山の技術指導に訪れた際に伝えたともいわれています。
打ち上げ本番の約2ヶ月前から、上桧木内の8つの集落では住民が総出で制作作業にあたります。和紙の裁断から絵柄の選定まで、子どもから年配者までが協力して約100個の紙風船を仕上げるのです。地域の絆を感じられる、あたたかな行事ですね。
角館の火振りかまくら
2月14日には角館町内各所で「火振りかまくら」が行われます。雪の中に華麗な火の輪が踊る幻想的な小正月行事で、仙北市の無形民俗文化財に指定されています。祭りは雪で作ったかまどに薪を入れて燃やすことから始まり、高さ3メートルほどの長木に稲藁を巻きつけた「天筆」に火をつけます。
火振りとは、炭俵に1メートルほどの縄をつけ、火をつけた俵を自分の体の周囲でぐるぐると振り回す伝統的な所作。無病息災や家内安全を祈りながら行われます。観光客も火振り体験ができる会場があるので、ぜひ参加してみてはいかがでしょうか?
田沢湖高原雪まつり
2月中旬には田沢湖高原で雪まつりも開催されます。雪国ならではのイベントが楽しめる、冬のお出かけにぴったりの機会。スキー場周辺で行われるため、ウィンタースポーツと合わせて楽しむのもおすすめです。
その他の注目イベント
角館雛めぐり
2月中旬から3月初旬にかけて開催される角館雛めぐりは、武家屋敷や商家に伝わる貴重なお雛様を見て回れるイベント。江戸時代から受け継がれてきた雛人形には、歴史の重みと職人の技が感じられます。春を待ちわびる時期に、ふわりとあたたかな気持ちになれるイベントです。
秋彩こみちinかくのだて
10月上旬に開催される秋彩こみちは、武家屋敷通りを中心にアート作品の展示やワークショップが行われる文化イベント。紅葉が色づき始める角館の町を散策しながら、芸術の秋を満喫できます。
生保内節全国大会
9月下旬には田沢湖エリアで生保内節全国大会が開催されます。地域に伝わる民謡の魅力を全国に発信するイベントで、2025年は第38回を迎えます。
お祭りを楽しむためのポイント
仙北市のお祭りを存分に楽しむために、いくつかのポイントをお伝えしますね。
- 交通規制に注意:角館祭りのやま行事や桜まつりの期間中は、町内で交通規制が実施されます。公共交通機関の利用がおすすめです
- 宿泊施設は早めに予約:特に9月の角館祭りや4月の桜まつり期間は、周辺の宿が混み合います
- 防寒対策を忘れずに:冬の紙風船上げや火振りかまくらは、屋外での観覧となります。しっかり暖かくしてお出かけください
- 観光案内所を活用:仙北市観光情報センター「角館駅前蔵」や田沢湖観光情報センター「フォレイク」で最新情報をゲットできます
アクセス情報
仙北市へのアクセスは、秋田新幹線「角館駅」または秋田内陸縦貫鉄道が便利です。車の場合は秋田自動車道「大曲IC」から約40分ほど。田沢湖エリアへは角館駅からバスも出ています。
上桧木内の紙風船上げ会場へは、秋田内陸線「上桧木内駅」から徒歩7分ほど。国道105号沿いにあります。
みなさん、仙北市のお祭り一覧、いかがでしたか? 四季折々の美しい行事が待つ仙北市は、何度訪れても新しい発見がある場所です。ぜひ気になるお祭りに足を運んで、地域の人々のあたたかさや伝統文化の奥深さを体感してみてくださいね 😊
本日の名言
「伝統とは火を守ることであり、灰を崇拝することではない」
― グスタフ・マーラー(作曲家)
仙北市の人々が大切に受け継いできたお祭りには、まさにこの言葉が息づいているように感じます。形だけを守るのではなく、その中に込められた想いや祈りを次の世代へとつないでいく。そんな地域の方々の姿勢が、400年以上も続く伝統行事を今に伝えているのですね。みなさんも、お祭りを通じて仙北市の「生きた伝統」に触れてみてください。きっと心があたたかくなる体験が待っていますよ。

















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