みなさん、こんにちは。『ローカログ』山梨担当ライターのそらたです。山梨県都留市といえば、富士山のふもとに広がる城下町の風情が残るまち。歴史ある祭りが数多く残っており、地域の人々に大切にされています。今回は、都留市のお祭りを一覧でご紹介しますね。家族で楽しめるイベントも多いので、ぜひ参考にしてみてください!
都留市最大の祭り「ふるさと時代祭り(八朔祭)」
都留市を代表するお祭りといえば、「ふるさと時代祭り(八朔祭)」です。地元の方々からは「おはっさく」という愛称で親しまれています。毎年9月上旬の土日に開催され、生出(おいで)神社の秋の例祭として江戸時代から続いてきました。
富士吉田市の「吉田の火祭り」、上野原市の「牛倉神社例大祭」とともに「郡内三大祭り」のひとつに数えられています。県内外から多くの観光客が訪れ、城下町・都留の歴史と文化を体感できる貴重な機会となっています。
大名行列の見どころ
ふるさと時代祭りの目玉のひとつが「大名行列」です。江戸時代の衣装をまとった参加者たちが、まちを練り歩く姿は圧巻のひと言。消防団員や地元企業の関係者、市内の小中学生、都留文科大学の学生など、多くの市民が参加しています。
かつて神楽や屋台を先導するために行われていた行列が、現在ではふるさと時代祭りの一環として受け継がれてきました。大人も子どもも一体となって作り上げる勇壮な姿に、じわっと胸が熱くなりますよ。
豪華絢爛な八朔屋台
大名行列と並ぶもうひとつの見どころが「八朔屋台」です。葛飾北斎や鳥文斎藤原栄之など、江戸を代表する浮世絵師が手がけた豪華な飾幕で装飾された4台の屋台が連なって曳行されます。
屋台は下町、新町、仲町、早馬町の4つの地区から出され、それぞれ特徴のあるお囃子を奏でながら進んでいきます。屋台同士の競演は一見の価値あり。宵祭りでは打ち上げ花火も行われ、秋の夜空をぐっと華やかに彩ります。
秋の味覚と伝統行列「つる産業まつり」
毎年10月末に谷村第一小学校をメイン会場として開催されるのが「つる産業まつり」です。都留市観光協会、都留市商工会、クレイン農業協同組合などが主催しており、地元の魅力がぎゅっと詰まったイベントとなっています。
会場では地元農産物の販売や、市内業者が手がけた商品がずらりと並びます。美味しいものを食べ歩きながら、都留ならではの味覚を堪能してみてはいかがでしょうか。
お茶壺道中とは?
つる産業まつりの見どころのひとつが「お茶壺道中」です。みなさんは童謡「ずいずいずっころばし」をご存じですか?実はこの歌、お茶壺道中を歌ったものと言われています。
江戸時代、徳川将軍が御用達の京都・宇治の茶を宇治の茶師に作らせ、その茶を江戸城まで運んだ行列を「お茶壺道中」と呼んでいました。その行列がかつて都留市を通っていた歴史があり、当時の様子を再現しています。歴史好きの方にはたまらないイベントですね。
にぎわいを生み出す「じょいつる市場」
「まちににぎわいを」「みんながつるを楽しむ」をコンセプトに、出店者や参加者自らが作り上げるマルシェイベントが「じょいつる市場」です。平成27年に初めて開催されて以来、これまでに数多くの回を重ねてきました。
会場は都留市役所近くの高尾町通り(三町商店街)や大手通りなど。毎回多くの出店者が集まり、季節ごとの催しも開催されています。来るたびに新たな発見や出会いがあるのが魅力ですね。
スポーツの秋を楽しむ「つる湧水の里ランフェス」
平成28年に小形山地区に完成した「道の駅つる」をメイン会場として開催されるロードレース大会が「つる湧水の里ランフェス」です。市民スポーツの振興と地域活性化を目的として、さわやかな秋風の中を走り抜けるコースが設定されています。
特筆すべきは、道の駅つる近くにあるリニア見学センターの存在。大会名にもあるように、リニアモーターカーと並走するような体験ができるのは全国でもここだけかもしれません。
道の駅つる周年祭
毎年11月に開催されるのが「道の駅つる周年祭」です。2025年で9周年を迎え、地元の魅力を再発見できる2日間となっています。
イベント内容も盛りだくさんで、主な催しは以下のとおりです。
- ガラポン抽選会(豪華賞品あり)
- リニア中央新幹線PRブース出展
- キッチンカー・露店出店
- お神楽演舞
- 地元バンドによるライブ演奏
- 花火大会(11月2日夕方)
家族連れでも気軽に立ち寄れるイベントなので、週末のおでかけにぴったりです。夕方からの花火だけ見に行くのもいいですね。
都留市周辺の祭りもチェック!
都留市のお祭りを一覧で見てきましたが、周辺地域にも魅力的な祭りがあります。せっかくなので、あわせてご紹介しますね。
郡内三大祭り一覧
| 祭り名 | 開催地 | 開催時期 | 見どころ |
|---|---|---|---|
| ふるさと時代祭り(八朔祭) | 都留市 | 9月上旬 | 大名行列・八朔屋台 |
| 吉田の火祭り | 富士吉田市 | 8月26日・27日 | 大松明・すすき祭り |
| 牛倉神社例大祭 | 上野原市 | 9月上旬 | 神輿渡御・華やかな山車 |
吉田の火祭りでは、高さ3メートルもの大松明に一斉に火が灯され、夜空を赤く染め上げる神秘的な光景が広がります。牛倉神社例大祭では、昼間に宮神輿と子供神輿が、夕方には各地区の大人神輿が街中を練り歩き、熱気に包まれます。
多摩源流まつり(小菅村)
毎年5月4日に小菅村で開催される「多摩源流まつり」も注目のイベントです。「水と火と味の祭典」をテーマに、村民が一丸となって作り上げる祭りで、毎年1万人を超える来場者でにぎわいます。都留市からもアクセスしやすいので、ゴールデンウィークのおでかけ先として検討してみてはいかがでしょうか。
都留市のお祭りを楽しむポイント
都留市のお祭りを存分に楽しむためのポイントをまとめてみました。
- ふるさと時代祭りは宵祭りと本祭りの2日間開催。両日とも見どころが異なります
- 駐車場は都留文科大学や南都留合同庁舎など臨時駐車場を利用
- 富士急行線を使えば谷村町駅からメイン会場まで徒歩圏内
- 宵祭りでは花火も打ち上がるので、夕方からの来場もおすすめ
- お茶壺道中を見るなら10月末のつる産業まつりへ
わたしも毎年、家族で八朔祭に足を運んでいます。息子も小さい頃から大名行列を楽しみにしていて、今では中学生になりましたが変わらずワクワクしているようです😊
都留市は富士山のふもとに位置する歴史ある城下町。祭りを通じて、この土地の文化や人々のあたたかさに触れることができます。ぜひ一度、足を運んでみてくださいね。
「挑戦をやめたとき、そこから老いが始まる。」― 升田幸三(棋士)
今日の名言は、将棋界の伝説・升田幸三さんの言葉です。新しいことに挑戦し続ける姿勢が、人生を豊かにしてくれる。お祭りも、毎年参加することで新たな発見があるものです。今年の秋は、都留市のお祭りに足を運んで、新しい体験をしてみませんか?


















