はいたい、みなさん♪ 『ローカログ』沖縄担当ライターのまりなです。今日は沖縄本島の南端に位置する「海人(うみんちゅ)の町」糸満市のお祭りについて、たっぷりご紹介しますね。糸満市といえば、古くから漁業で栄えた歴史ある地域。旧暦の行事を今も大切にしていて、ほかの地域とはひと味違う伝統文化が息づいています。
糸満市のお祭り一覧を知りたいと思って検索されたみなさん、きっと「いつ、どんなお祭りがあるの?」と気になっていますよね。この記事では、糸満市を代表する伝統行事から、家族で楽しめる地域イベントまでまるっとお届けします🌺
糸満市の二大伝統行事を知ろう
糸満市が世界に誇る二大行事といえば、「糸満ハーレー」と「糸満大綱引」です。どちらも旧暦に合わせて開催されるため、毎年日程が変わるのが特徴。地元の人々にとっては一年で最も熱くなる、特別な日なんですよ。
糸満ハーレー|海への感謝を込めた伝統の舟漕ぎ競争
糸満ハーレーは、旧暦5月4日に糸満漁港で開催される伝統行事です。海の恵みに感謝し、航海安全と大漁を祈願する神事として、古くから受け継がれてきました。見どころは、西村・中村・新島(ミージマ)の3つのムラに分かれて行われる白熱のレースです。
ハーレー舟には漕ぎ手10名、舵取り1名、鐘打ち1名の計12名が乗り込み、855m~2150mの距離を競い合います。港を見下ろす山巓毛(サンティンモー)という小高い丘から旗が振られると、レースがスタート。鐘の音と声援が響き渡る光景は、じんわりと胸に迫るものがありますよ。
主な競技種目はこちらです。
- 御願(ウガン)バーレー:神事として行われる最初のレース
- 青年団ハーレー:各集落の青年たちによる熱戦
- クンヌカセー:舟を転覆させて再び漕ぎ出す迫力の競争
- アガイスーブ:祭りのフィナーレを飾る最終レース
伝統衣装を身にまとった漕ぎ手たちの真剣な表情は、まさに海人の誇りそのもの。観光客も地元民も一緒になって応援できる、あったかい雰囲気のお祭りです🌊
糸満大綱引|沖縄三大大綱引きのひとつ
糸満大綱引は、旧暦8月15日に開催される県内最大級の大綱引きです。那覇大綱挽・与那原大綱曳と並ぶ「沖縄三大大綱引き」のひとつとして、毎年たくさんの人々が訪れます。2025年は10月6日(月)に開催予定ですよ。
このお祭りの特徴は、五穀豊穣・大漁祈願・家内安全・無病息災を祈る神事として、御願(うぐぁん)を大切にしていること。南北に分かれた雌雄の綱を結合させ、その勝負の結果でその年の吉凶を占います。綱の長さは雌雄合わせてなんと約180m!県下最大級の迫力です。
当日のスケジュールはこのような流れになっています。
- 8:30~13:00:糸満ロータリー~白銀堂間で大綱作り
- 13:30~14:00:糸満小学校グラウンドで道ズネー出発式
- 14:00~17:00:道ズネー(約1,000人が参加するパレード)
- 夕方以降:いよいよ大綱引本番
地元では「ハチグヮチ・ジュウグヤー」「ジュウグヤー」とも呼ばれ、世代を超えて愛されている行事です。屋台も出店されるので、沖縄グルメを楽しみながら観戦できますよ♪
平和を祈る特別な日|慰霊の日関連行事
糸満市摩文仁には平和祈念公園があり、毎年6月23日の「慰霊の日」には沖縄全戦没者追悼式が執り行われます。この日は沖縄県の条例で定められた休日となっていて、県内各地から遺族や訪問者が訪れ、平和の礎(いしじ)に花を手向けます。
慰霊の日の関連行事として、以下のようなイベントが開催されます。
| 行事名 | 日時 | 場所 |
|---|---|---|
| 沖縄全戦没者追悼式前夜祭 | 6月22日 19:00~20:30 | 沖縄平和祈念堂 |
| 平和祈願慰霊大行進 | 6月23日 | ひめゆりの塔前~平和祈念公園 |
| 沖縄全戦没者追悼式 | 6月23日 11:50~13:10 | 平和祈念公園 |
前夜祭では鎮魂の火の献火や平和の鐘の献鐘、琉球古典音楽の献奏が行われます。静寂な夜の公園に響く音色は、平和への祈りを深く感じさせてくれる特別な時間です。
家族で楽しめる地域イベント
糸満ふるさと祭り
糸満ふるさと祭りは、糸満市最大級の真夏の祭典として市民に愛されているイベントです。例年8月中旬または11月に2日間にわたって開催され、糸満漁港北地区を会場にたくさんの出店やステージイベントが行われます。大人から子どもまで家族みんなで楽しめるのが魅力ですね🎆
ライブステージや花火大会、お楽しみ抽選会など盛りだくさんの内容で、毎年多くの来場者で賑わいます。地元グルメの屋台も充実しているので、糸満の「ま~さむん(旨いもの)」を堪能できますよ。
くくるマルシェ・くくるハロウィンマルシェ
糸満市観光文化交流拠点施設「シャボン玉石けん くくる糸満」では、年間を通じてさまざまなマルシェやイベントが開催されています。地元の特産品や手作り雑貨、新鮮な野菜などが並び、ゆったりとしたお買い物が楽しめます。
10月にはハロウィンマルシェも開催され、子どもたちが仮装して参加できるイベントもあるとか。地域のあったかい雰囲気を感じられる、ほっこりスポットです。
琉球ガラス村まつり
糸満市にある琉球ガラス村では、毎年11月頃に「琉球ガラス村まつり」が開催されます。ガラス市やちむん市、産直野菜の販売のほか、人気アーティストによるライブステージも楽しめます。夜には「レインボーマルシェ 夜マルシェ」として、エイサーや手持ち花火、グラス作り体験の夜の部も開催されることがあります。
ぜんぶ祭り|沖縄史上初の伝統大演舞
2025年8月17日には、糸満漁港北地区で「ぜんぶ祭り」という新しいイベントが開催予定です。沖縄の伝統芸能である「エイサー」「ハーリー」「旗頭」が一堂に会する、沖縄県史上初の試みとして注目を集めています。
さらに、沖縄県史上最多の漁協が糸満に集結し、各地の自慢の一品や漁師めしが楽しめるという、海人の町ならではの贅沢なイベント。琉球の時代から受け継がれてきた魂の演舞と、島国沖縄の海の幸を同時に堪能できる貴重な機会です✨
糸満市のお祭りを楽しむポイント
糸満市のお祭りは旧暦に合わせて開催されるものが多いため、毎年日程が変わります。お出かけ前には糸満市観光協会の公式サイトやSNSで最新情報をチェックしてくださいね。
また、大綱引やハーレーの日は交通規制が行われることもあります。公共交通機関を利用するか、早めに到着して駐車場を確保するのがおすすめです。
糸満市は那覇市からも車で約30分とアクセスしやすい場所。お祭りを楽しんだ後は、道の駅いとまんでお土産を買ったり、美々ビーチいとまんで海を眺めたりするのも素敵ですよ。
「人生とは自転車のようなものだ。倒れないようにするには走らなければならない。」― アルベルト・アインシュタイン
糸満市のお祭りには、海とともに生きてきた人々の祈りと誇りがぎゅっと詰まっています。伝統を守りながらも前に進み続ける糸満の姿は、わたしたちに「挑戦し続けること」の大切さを教えてくれるよう。みなさんもぜひ、海人の町・糸満で、心がふわっと軽くなる特別な体験をしてみてくださいね🌴


















