こんにちは!『ローカログ』世田谷エリア担当ライターのすーちゃんです。皆さん、節分といえば豆まきを思い浮かべますが、世田谷区には一味違った特別な節分祭があるのをご存知でしょうか?
今回は、喜多見氷川神社で毎年開催される珍しい節分祭についてお話しします。この神社の節分祭は、ただの豆まきではありません。神主と鬼が繰り広げる迫力満点の問答劇「鬼問答」が見どころなんです!
喜多見氷川神社の節分祭とは?
喜多見氷川神社の節分祭は、世田谷区の無形民俗文化財に指定されている貴重な伝統行事です。都内でも珍しいこの神事は、単なる豆まきを超えた本格的な迫儺(ついな)神事として知られています。
毎年2月の節分の日に開催されるこのお祭りでは、赤・青・黒・白の4匹の鬼が登場し、神主との間で繰り広げられる問答が最大の見どころとなっています。この「鬼問答」こそが、他の神社では見ることのできない特別な演出なんです。
鬼問答の迫力ある内容
祝詞奏上の後、社殿前で豆まきが始まると、突然4匹の色とりどりの鬼が現れます。鬼たちは社殿に上がろうとしますが、それを拒む神官との間で問答が始まるのです。
神官が「不思議なるものみえてそうろう、何者ぞ、名のりそうらへ」と問いかけると、赤鬼は「見るも、聞くも、そら恐ろし、赤き息ほっとつけば7日7夜の病となる」と答えます。青鬼も「それ、青き息、ほっとつけば、疫病となる」と続き、まさに迫真の演技が繰り広げられます。
鬼たちが「腹ぺこだ、腹ぺこだ!」と訴えると、神官は「悪しき鬼どもだ、おのが住家にあらず、もとの山へ帰りそうらへ」と一喝。この問答のやり取りは、見ている人たちをグッと引き込む迫力があります。
福の神の登場と縁起物
鬼問答で神主に負けた鬼たちは、桃の弓・葦の矢といり豆によって「鬼は外」の掛け声とともに追い払われます。鬼が逃げた後は、いよいよ福の神様の出番です!
「福は内」と豆をまくと、福の神様の行列が社殿へ進んできます。大国様(大国主命)と恵比寿様が登場し、神前で「恵比寿舞」と「大国舞」を舞います。恵比寿様は大きな鯛を釣り上げて、にっこりとした恵比寿顔を見せてくれるんです♪
大国様は祝詞を奏上し、小槌から皆様に宝を授けながら目出度い舞を舞い納めます。この時に縁起物がばらまかれるので、参加者の皆さんは大喜びです!
福の神の祝い詞
大国様が奏上する祝い詞も見どころの一つです。「ひとつ ひろったその豆で」から始まり、「にで にっこり恵比寿顔」「さんに 杯飲みまわし」と続く韻を踏んだ祝い詞は、聞いているだけで縁起が良さそうですよね?
最後は「とうで 当氏子中の皆様に本年の宝を授け申す」で締めくくられ、小槌より金銀財宝(縁起物)が一同に撒かれます。この瞬間は、会場全体が歓声に包まれる最高潮の時間です。
2025年の開催情報
2025年の節分祭は2月2日(日)の10時から11時頃まで開催予定です。小田急線「喜多見駅」から徒歩20分の喜多見氷川神社で行われ、入場料は無料となっています。
開始時間前から多くの参列者で賑わうため、良い場所で見学したい方は早めの到着がおすすめです。皆さんで一緒に豆まきができるよう、一袋ずつ福豆が配られるのも嬉しいポイントですね。
地域に愛される伝統行事
この節分祭は、喜多見楽友会によって大切に受け継がれている地域の宝物です。1983年に世田谷区の無形民俗文化財に指定されて以来、多くの人々に愛され続けています。
古来の儀式に触れながら一年の無病息災をお願いできるこの行事は、地域住民だけでなく遠方からの見学者も多く訪れます。子どもから大人まで楽しめる内容で、家族連れにも大人気なんです。
世田谷区で節分祭を体験したいなら、喜多見氷川神社の鬼問答は絶対に見逃せません。迫力ある鬼との問答、美しい福の神の舞、そして縁起物の授与まで、一連の流れがスッキリと構成された素晴らしい神事です。
ボクも毎年家族と一緒に参加していますが、子どもたちも大喜びで豆まきに参加しています。皆さんもぜひ、この特別な節分祭で新年の福を呼び込んでみてはいかがでしょうか?
本日の名言
「思い立ったが吉日」
– 日本のことわざ
新しい体験に踏み出すのに、遅すぎることはありません。今年こそ、喜多見氷川神社の節分祭で特別な思い出を作ってみませんか?きっと素敵な一年のスタートが切れますよ!


















