こんにちは、『ローカログ』静岡県担当ライターのはるみかです。今日は伊豆半島の先端にある下田市の魅力的なお祭りについてご紹介したいと思います♪
先日、久しぶりに下田の海岸線をぶらりと散歩していたら、潮の香りと一緒に懐かしい太鼓の音が聞こえてきて、思わず足を止めちゃいました。そう、下田市は一年を通して伝統的なお祭りやイベントが盛りだくさんの、とってもにぎやかな街なんですよ。
静岡市から下田まで車で約2時間半。みなさんも週末のドライブがてら、素敵なお祭りに参加してみませんか?今回は、わたしが実際に訪れて感動した下田のお祭りを、季節ごとにたっぷりとご案内しますね!
春を彩る下田の風物詩
黒船祭(5月16日〜18日)
下田といえば、やっぱり黒船祭でしょう!昭和9年から続く下田最大のお祭りで、毎年5月の新緑が美しい時期に開催されます。ペリー提督が来航した歴史を記念したこのお祭り、街全体が開港当時の情緒に包まれて、着物姿の人々がたくさん歩いているんです。
わたしが特に感動したのは、米海軍や海上自衛隊の音楽隊によるパレードとコンサート!国際色豊かな雰囲気がぽかぽかと心を温めてくれます。そして初日の夜には海上花火大会もあって、下田港の夜空に大輪の花が咲き乱れる様子は、本当に圧巻ですよ♪
記念式典や公式パレード、にぎわいコンサートなど、3日間まるごと楽しめるイベントが目白押し。わたしも息子と一緒に訪れたことがありますが、子どもも大人も楽しめる素晴らしいお祭りだなあと実感しました。
お吉祭り(3月27日)
毎年3月27日に行われるお吉祭りは、幕末の悲劇のヒロイン「唐人お吉」の供養祭です。お吉ヶ淵と宝福寺で行われるこのお祭り、なんとも情緒があって、静かに手を合わせたくなる雰囲気なんです。
下田の芸妓衆による艶やかな舞や、お吉と恋仲だった鶴松を偲んで2匹の錦鯉を放流する儀式など、心にじんわりと響く瞬間がたくさん。135年以上も続く伝統行事として、地元の人々に大切に守られているのがよく分かります。
あじさい祭(6月1日〜30日)
梅雨の季節を彩る下田公園のあじさい祭は、なんと約15万株300万輪のあじさいが咲き誇る日本一の群生地!標高約60メートルの丘の上にある公園全体が、まるで紫陽花の海のようになる光景は、ふわ〜っと夢の中にいるような美しさです。
期間中は地場産品の販売や、400年の歴史を持つ下田太鼓の実演も行われます。雨の日でも傘をさしながらゆっくり散策できて、しっとりとした風情を楽しめるのがいいところ。下田港を一望できる展望台からの眺めも最高ですよ!
夏の熱気あふれる祭典
下田太鼓祭り(8月14日・15日)
真夏の暑さを吹き飛ばす下田太鼓祭り!八幡神社の例祭として行われるこのお祭りは、わたしの大好きな夏の風物詩です。各町から14台もの太鼓台が繰り出して、笛や三味線の音と一緒に一日中町を練り歩く様子は、まさに圧巻の一言!
きらびやかで重厚な御神輿や、木枠の台に矛や四神を載せた供奉道具など、見どころがいっぱい。太鼓のドンドンという音が体の芯まで響いて、自然と体がリズムを刻んじゃうんですよね。子どもたちも太鼓の迫力に大興奮です!
マリンフェスタ下田(7月26日〜27日)
国際カジキ釣り大会と併設して行われるマリンフェスタ下田は、カジキの街としてまちおこしをしているイベントです。下田港から吹く涼しい海風に当たりながら、ステージイベントや露店を楽しめます。
なんといっても見どころは、巨大カジキの検量!100キロを超える大物が釣り上げられることもあって、間近で見るとその迫力に圧倒されちゃいます。約100チーム、600名以上の選手が参加する日本最大規模の釣り大会なんですって。
秋の風情を楽しむ行事
白浜神社例大祭(10月下旬)
伊豆最古の神社である白浜神社の例大祭は、古式ゆかしい伝統行事として知られています。火達祭、三番叟、御幣流しという3つの神事が日を分けて行われ、特に初日の火達祭は必見です!
伊豆七島の神々に祭りの始まりを知らせるために火を焚く儀式で、神秘的な雰囲気に包まれます。下田市無形文化財に指定されている三番叟の演舞も、約1か月間稽古を積んだ地元の若衆による見事な舞で、思わず息をのむ美しさですよ。
ビッグシャワー(9月上旬)
夏の締めくくりを飾るビーチイベント「ビッグシャワー」は、吉佐美大浜海水浴場で開催される人気イベント。最近は「アロハシャワー」という名前になったみたいですね。無料シャトルバスも運行されるので、アクセスも便利です。
柿・みかん狩り(10月下旬〜11月下旬)
大賀茂地区の農園では、秋の味覚を楽しめる柿・みかん狩りが体験できます。たわわに実る果実を自分の手で収穫する楽しさは格別!とりたての甘〜い味は、スーパーで買うのとは全然違いますよ。家族連れにもおすすめのイベントです。
冬を彩る幻想的なイベント
水仙まつり(12月20日〜1月31日)
須崎半島の景勝地「爪木崎」で開催される水仙まつりは、300万本もの野水仙が咲き誇る圧巻の光景が楽しめます。甘い香りが漂う中を散策していると、ひと足早い春の訪れを感じられて、心がぽかぽかと温まります♪
期間中の週末には、漁師さんが朝早く獲った魚介類を使った漁師鍋の振る舞いもあるんです。体の芯から温まる一杯は、寒い冬の日にぴったり!ジオサイトを散策するガイドツアーも人気ですよ。
アロエの花まつり(12月上旬〜1月中旬)
白浜板戸のアロエの里では、真っ赤なアロエの花が一面を彩る光景が楽しめます。南国ムードたっぷりの風景は、静岡にいながら別世界に来たような気分になれちゃいます。
その他の注目イベント
鬼射祭(2月11日)
落合の高根白山神社で行われる鬼射祭は、下田市の無形文化財に指定されている伝統神事です。「鬼」と書いた的を射って、その年の災厄退散と五穀豊穣を祈願します。古くから伝わる神事を間近で見られる貴重な機会ですね。
さんま寿司まつり(秋季)
下田の秋の味覚といえば、さんま寿司!期間限定で開催されるこのお祭りでは、新鮮なさんまを使った郷土料理が楽しめます。脂がのったさんまの旨味が、口いっぱいに広がりますよ〜!
お祭りを楽しむコツ
下田のお祭りをもっと楽しむためのポイントをいくつかご紹介しますね。まず、駐車場は早めに確保することが大切。特に黒船祭や太鼓祭りなどの大きなイベントは混雑必至なので、公共交通機関の利用もおすすめです。
また、お祭りによっては雨天でも開催されるものもあるので、天気予報をチェックして雨具の準備も忘れずに。カメラやスマホの充電も満タンにして、素敵な思い出をたくさん記録してくださいね。
地元の人たちと触れ合うのも、お祭りの醍醐味のひとつ。恥ずかしがらずに話しかけてみると、意外な裏話や穴場スポットを教えてもらえることもありますよ。わたしも地元の方に教えてもらった絶景ポイントで、素敵な写真が撮れました!
まとめ
下田市のお祭りは、歴史と伝統、そして地元の人々の温かさがぎゅっと詰まった素敵なイベントばかり。春夏秋冬、それぞれの季節に合わせた特色あるお祭りが開催されているので、一年中楽しめるのが魅力です。
黒船祭の国際色豊かな雰囲気、太鼓祭りの迫力ある音と熱気、水仙まつりの幻想的な風景…どれも一度は体験してほしい感動的な瞬間です。静岡市からちょっと足を伸ばして、下田の魅力的なお祭りを体験してみませんか?きっと素敵な思い出になるはずです♪
「祭りとは、日常を忘れさせ、人々を一つにする魔法である」- 柳田國男
みなさんも下田のお祭りで、その魔法を感じてみてくださいね。きっと心がスッキリして、また明日から頑張れる元気をもらえるはずです!


















