こんにちは、『ローカログ』福岡県担当ライターのゆうとみです。今日は筑後市で開催される魅力的なお祭りや伝統行事について、じっくりとご紹介していきたいと思います。筑後市には古くから受け継がれてきた伝統的な祭りから、市民みんなで盛り上がる新しいイベントまで、実に多彩な催しがありますよ♪
わたし自身、子どもの頃から佐賀県鳥栖市で育ち、今は福岡市で家族と暮らしていますが、九州のお祭りの魅力にはいつも心を打たれます。特に筑後市のお祭りは、地域の人々の温かさがじんわりと伝わってくるものばかりなんです。
春の訪れを告げる伝統行事
筑後市の春は、美しい桜と共に始まります。まず注目したいのが、毎年3月3日に開催される粟島神社大祭です。六所宮境内にある粟島神社で行われるこの祭りは、女性の幸せを願う特別な日として親しまれています。
そして4月になると、筑後市と広川町にまたがる石人山古墳まつりが開催されます。毎年4月第1日曜日に行われるこのお祭りは、約600本のソメイヨシノやヤマザクラが咲き誇る中で古代人を偲ぶという、なんともロマンチックな催しなんですよ。
石人まつりの見どころは、何といっても満開の桜の下で繰り広げられる様々なイベントです。
- 大正琴の優雅な演奏
- ちっご赤坂太鼓の迫力ある演舞
- 新鮮野菜が並ぶ青空市場
- 野点での抹茶体験
11時から始まる神事では、国指定史跡である石人山古墳の歴史的価値を改めて感じることができます。桜の花びらが舞い散る中、古墳時代に思いを馳せるひとときは、まさに春ならではの贅沢な時間ですね。
夏の夜を彩る伝統の火祭り
筑後市の夏といえば、水田天満宮千燈明花火大祭を外すことはできません。毎年8月25日に固定で開催されるこの祭りは、なんと約700年もの歴史を持つ県指定無形民俗文化財なんです。
千燈明祭の最大の見どころは、帆立貝に菜種油を注ぎ込んで作った千個の灯明で楼門の形を描き出す幻想的な光景です。19時40分に点灯される千燈明は、夜空に浮かび上がる楼閣のようで、見る人の心を奪います。そして20時からは迫力満点の花火大会も開催され、夏の夜を華やかに彩ります。
8月14日の久富盆綱曵き
8月14日には、熊野神社境内で久富盆綱曵きという珍しい行事が行われます。子どもたちが黒鬼に扮して町を練り歩くこの奇祭は、他ではなかなか見ることができない独特の雰囲気がありますよ。朝10時からスタートするので、暑さ対策をしっかりして参加してみてはいかがでしょうか?
秋の恵みに感謝する祭典
9月中旬になると、溝口竈門神社で千燈明祭が開催されます。こちらも筑後市指定文化財で、かつては水田天満宮、八女市の酒井田のものと合わせて筑後三大千燈明祭の一つとして数えられていました。1500年頃に存在したとされる溝口城の形に灯明を配置し、一晩だけ光の城として甦らせる美しい祭りです。
筑後市最大のイベント「ちっご祭」
そして秋の一大イベントといえば、10月19日に開催されるちっご祭2025です!筑後広域公園で11時から19時まで開催されるこのお祭りは、筑後市最大の市民祭りとして毎年大盛況なんです。
ちっご祭の魅力をご紹介しますと:
- 地元中学校・高校による吹奏楽の演奏
- 九州大谷短期大学によるミュージカル公演
- 警察・消防・自衛隊の車両展示と試乗体験
- 様々なダンスパフォーマンス
- 19時からのフィナーレ花火
特に子どもたちに人気なのが「はたらく車大集合」のコーナーです。消防はしご車の搭乗体験は70組限定で、10時から抽選券が配布されるので、体験したい方は早めに会場へ向かうことをおすすめします◎
10月25日の水田天満宮稚児風流
10月25日には、水田天満宮で稚児風流という伝統行事が行われます。かわいらしい稚児さんたちが華やかな衣装を身にまとい、境内を練り歩く様子は、見ているだけで心が和みます。
冬の始まりを告げる火の祭典
年が明けて1月上旬、筑後市熊野の熊野神社では約600年以上の歴史を持つ鬼の修正会(追儺祭)が開催されます。「鬼夜」とも呼ばれるこの火祭りは、無病息災を祈願する壮大な行事です。
16時頃から始まる子どもたちの小松明、そして夜になると大人たちが担ぐ大松明の炎が冬の夜空を赤く染め上げます。パチパチと音を立てて燃える松明の迫力は、実際に見てみないと分からないワクワク感がありますよ!
商売繁盛を願う恵比須祭
1月第2日曜日(2025年は1月12日)には、羽犬塚の六所宮で羽犬塚夫婦恵毘須大祭が開催されます。なんと約650年前に建立された日本最古の夫婦恵比須像があることで有名な神社です。
福笹や熊手を買った方には空くじなしの福引があり、商売繁盛や家内安全を願う人々で賑わいます。朝9時から17時まで開催されているので、新年の福を求めて訪れてみてはいかがでしょうか。
その他の注目イベント
11月23日には、筑後広域公園で第17回筑後七国 卑弥呼の火祭りが開催されます。筑後七国(八女市、筑後市、みやま市、柳川市、大川市、大木町、広川町)の伝統芸能が一堂に会する貴重な機会です。
「どろつくどん」「大人形・大提灯」「幸若舞」「勝運太鼓」など、普段はなかなか見ることができない伝統芸能を間近で楽しむことができます。10時から18時まで、入場無料で楽しめるのも嬉しいポイントですね♪
12月13日のきせる祭り
12月13日に溝口地区で行われるきせる祭りは、全国的にも珍しいタバコを吸う祭りです。戦国時代、溝口城主が敵に追われて竹やぶに逃げ込み、竹を切ってキセルの代わりにしたという故事にちなんで行われているそうです。先祖を偲びながら、みんなでキセルをふかすという、なんとも不思議で温かい雰囲気の祭りなんですよ。
年間を通じて楽しめる筑後市の祭り文化
筑後市のお祭りは、それぞれに深い歴史と意味があり、地域の人々によって大切に受け継がれてきました。春の桜、夏の花火、秋の収穫祭、冬の火祭りと、四季折々の風情を感じながら楽しむことができます。
みなさんも、ぜひ筑後市のお祭りに足を運んでみてください。地元の人々の温かさに触れ、伝統文化の素晴らしさを体感できるはずです。お祭りを通じて、新しい出会いや発見があるかもしれませんね!
「祭りとは、人と人とをつなぐ最高の舞台である」 – 柳田國男
筑後市のお祭りは、まさにこの言葉通り、人々の絆を深める大切な場となっています。今年はぜひ、家族や友人と一緒に筑後市のお祭りで素敵な思い出を作ってくださいね。


















