みなさん、こんにちは!『ローカログ』福岡県担当ライターのゆうとみです。今日は、わたしが暮らす福岡県の中でも特に歴史と伝統が息づく太宰府市のお祭りについてご紹介します♪
太宰府市といえば、やっぱり太宰府天満宮が有名ですよね。でも、実は年間を通じてさまざまなお祭りが開催されているのをご存知でしたか?伝統的な神事から市民参加型のイベントまで、太宰府市のお祭り一覧を見ると、その豊富さに驚かれるはずです。
太宰府天満宮の主要な年間行事
まずは、太宰府市のお祭りの中心である太宰府天満宮の年間行事から見ていきましょう。学問の神様・菅原道真公をお祀りする天満宮では、一年を通じて多彩な祭事が執り行われています。
1月 鷽かえ・鬼すべ神事
新年早々、1月7日に行われる「鷽かえ神事」と「鬼すべ神事」は、太宰府市のお祭りの中でも特に迫力満点です!鷽かえ神事では、前年についた嘘を天神様の誠の心に取り替えるという、なんともユニークな神事なんです。
そして夜には鬼すべ神事が始まります。約300人の氏子さんたちが「燻手」「鬼警固」「鬼係」に分かれて繰り広げる炎の攻防戦は、まさに圧巻の一言。高く積まれた松葉や藁に火が灯され、「鬼じゃ、鬼じゃ」という掛け声とともに、勇壮な火祭りが展開されます。燃え残った板壁は火除けのお守りとして持ち帰ることができるので、毎年多くの参拝者で賑わいます。
2月 節分厄除祈願大祭・門前まつり
2月3日の節分には豆まき神事が執り行われ、「梅の木の下でひょうたん酒を飲むと難を逃れる」という言い伝えに基づいた接待も行われます。また、梅が見頃を迎える頃には「門前まつり」が春分の日まで開催され、参道周辺がとても華やかな雰囲気に包まれます。
3月 曲水の宴
3月第1日曜日に行われる「曲水の宴」は、平安時代の宮中行事を再現した優雅な神事です。十二単や衣冠束帯の平安装束に身を包んだ参宴者が、梅の花咲く庭園で和歌を詠む様子は、まるでタイムスリップしたかのよう。上流から流れてくる酒盃が自分の前を通り過ぎる前に和歌を詠み、お酒をいただくという風流な行事で、毎年多くの観光客が訪れます◎
太宰府市最大級!秋の二大祭り
秋になると、太宰府市のお祭りはさらに盛り上がりを見せます。特に注目したいのが、神幸式大祭と政庁まつりです!
9月 神幸式大祭(どんかん祭り)
9月21日から25日まで行われる神幸式大祭は、太宰府天満宮で最も重要なお祭りです。康和3年(1101年)から続く歴史ある祭りで、福岡県の無形民俗文化財にも指定されています。
行列の先頭で鳴らされる太鼓と鐘の音が「どんかん、どんかん」と聞こえることから、地元では「どんかん祭り」の愛称で親しまれているんです。平安時代の衣装をまとった約500人の氏子さんたちが、道真公の御神霊をのせた神輿を守りながら、かつて道真公が暮らした榎社まで下り、また天満宮まで上る様子は、まさに平安絵巻そのもの!
神幸行列には、室町時代から伝わる「竹の曲」も奉納されます。ささらや扇を使った稚児による舞と、笛や太鼓の演奏は、中世の田楽の形を今に伝える貴重な民俗芸能です。
10月 太宰府市民政庁まつり
10月4日に開催される政庁まつりは、太宰府市最大のイベント!大宰府政庁跡で行われるこのお祭りは、市民参加型のイベントとして、ダンスや歌、楽器演奏などのステージイベントが盛りだくさん。飲食・物販コーナーも充実していて、家族みんなで楽しめる内容になっています。
わたしも息子を連れて毎年参加していますが、地域の人たちと交流できる良い機会になっているんですよね。体験コーナーもあるので、子どもたちも飽きることなく一日中楽しめます!
季節を彩る太宰府の伝統行事
太宰府市のお祭りは、太宰府天満宮だけではありません。市内各地の神社でも、四季折々の祭事が行われています。
竈門神社の祭り
縁結びの神様として有名な宝満宮竈門神社では、7月24日に夏祭り・茅の輪神事、8月7日には七夕まつり・七夕良縁祈願祭が行われます。特に七夕祭りでは、色とりどりの七夕飾りが参道に立ち並び、プロジェクションマッピングや竹あかりで境内が幻想的な空間に変わります。
そして11月には「もみじ祭り」が開催され、紅葉の名所としても知られる竈門神社がライトアップされます。フリーマーケットやミニコンサートも行われ、秋の夜長を楽しむことができますよ♪
その他の注目行事
太宰府市のお祭り一覧には、次のような行事も含まれています:
- 1月25日 初天神祭
- 2月25日 梅花祭
- 4月 梅上げ(初老・還暦の厄払い行事)
- 7月24日・25日 夏の天神まつり
- 10月16日 秋のえんむすび大祭(竈門神社)
- 10月30日 秋思祭
- 11月20日 更衣祭
- 12月25日 納天神祭・古神札焼納祭
特に毎月25日は「天神さまの日」として祭典が執り行われるため、太宰府天満宮は年中活気にあふれています。
太宰府の歴史を感じる特別な場所
太宰府市のお祭りを巡る際には、ぜひ歴史的なスポットも訪れてみてください。大宰府政庁跡、水城跡、観世音寺など、古代から続く歴史の重みを感じられる場所がたくさんあります。
特に政庁まつりが行われる大宰府政庁跡は、「都府楼跡」の名で親しまれ、7世紀から平安時代まで九州全体を治める役所があった場所。広大な敷地に残る礎石を見ていると、かつての栄華が目に浮かびます。
地域に根ざした小さなお祭りも魅力的
太宰府市内では、各地域の神社でも独自のお祭りが行われています。馬場区の秋祭りでは、年配の方がお善哉やかしわ飯を作り、若い人たちが焼き鳥を焼くなど、世代を超えた交流が生まれています。こうした地域密着型のお祭りも、太宰府市の魅力の一つですね。
わたしも福岡市内から太宰府市へ足を運ぶことが多いのですが、太宰府市のお祭り一覧を見ていると、毎月何かしらの行事があることに気づきます。歴史ある神事から市民参加型のイベントまで、バリエーション豊かなお祭りが楽しめるのは、太宰府市ならではの魅力だと思います。
みなさんも、ぜひ太宰府市のお祭りに足を運んでみてはいかがでしょうか?きっと、歴史と伝統、そして地域の温かさを感じることができるはずです。わたしも息子と一緒に、これからも太宰府市のお祭りを楽しみたいと思います!
「祭りは、人と人とをつなぐ見えない糸である」
– 民俗学者・柳田国男
お祭りを通じて生まれる人々のつながりこそが、地域の宝物なのかもしれませんね。太宰府市のお祭りで、みなさんも素敵な出会いがありますように!

















