みなさん、おはようございます。『ローカログ』小樽エリア担当のライター、たくみちです。今朝は堺町通りの老舗喫茶店で、ゆったりとコーヒーを飲みながらこの記事を書いています。確定申告の季節も近づいてきて、住民税について気になっている方も多いのではないでしょうか?
小樽市の住民税率について、実はわたしも雑貨店を経営する自営業者として毎年しっかりと向き合っています。今回は、小樽市の住民税率の仕組みから最新の制度変更まで、みなさんにわかりやすくお伝えしていきますね♪
小樽市の住民税率の基本構造を理解しよう
小樽市の住民税率は、市民税と道民税の2つで構成されていて、合計で所得の10%という税率になっています。内訳は市民税が6%、道民税が4%という配分で、これは全国の標準税率と同じなんです。
実は平成19年の税制改革までは、地域によって税率に差があったんですが、現在は全国統一されています。小樽市では標準税率を採用していて、超過課税は実施していません。これは市民にとってありがたいことですよね。
住民税には所得に応じて計算される「所得割」と、一定額を納める「均等割」があります。令和6年度から均等割は市民税3,000円、道民税1,000円となっていて、さらに新たに森林環境税1,000円が加わり、合計5,000円となっています。
令和6年度から始まった森林環境税について
令和6年度から新しく導入された森林環境税について、詳しく説明しますね。これは国税として創設されたもので、年額1,000円が市民税・道民税と一緒に徴収される仕組みになっています。
実は令和5年度まで、東日本大震災の復興財源として市民税・道民税の均等割に1,000円が上乗せされていたんです。これが終了したタイミングで森林環境税が始まったので、実質的な負担額は変わっていないんですよ。
ただし、気をつけたいのは非課税基準です。森林環境税は国税なので、市民税・道民税とは非課税となる所得基準が少し異なります。例えば、扶養親族がいない場合、市民税・道民税は合計所得42万円以下で非課税ですが、森林環境税は41万5,000円以下という違いがあるんです。
森林環境税の非課税基準の詳細
森林環境税が非課税となる基準を整理してみました。
- 生活保護を受けている方
- 障害者、未成年者、寡婦またはひとり親で合計所得金額135万円以下の方
- 扶養親族がいない場合:合計所得金額41万5,000円以下
- 扶養親族がいる場合:31万5,000円×(本人+同一生計配偶者+扶養親族数)+28万9,000円以下
わたしの場合、妻と高校生の娘がいるので、この基準をしっかり確認しながら申告を行っています。家族構成によって基準が変わるので、みなさんも自分の状況を確認してみてくださいね。
住民税の計算方法を具体例で解説
では、実際にどのように計算するのか見ていきましょう。まず、前年の所得から各種控除を差し引いて課税所得を算出します。この課税所得に税率10%をかけ、そこから調整控除などを引いた金額が所得割額となります。
例えば、年収400万円の会社員の方の場合を考えてみます。給与所得控除124万円、基礎控除43万円、社会保険料控除約60万円などを差し引くと、課税所得は約173万円程度になります。これに10%をかけると17万3,000円。ここから調整控除2,500円を引いた17万500円が所得割額の目安です。
これに均等割5,000円(森林環境税含む)を加えた約17万5,500円が年間の住民税額となります。実際の計算は控除の種類や金額によって変わってきますが、基本的な流れはこのようになっています。
主な所得控除の種類と金額
住民税の計算で使える主な所得控除をまとめました。これらをしっかり申告することで、適正な税額にすることができます。
- 基礎控除:43万円(合計所得2,400万円以下)
- 配偶者控除:最大33万円
- 扶養控除:33万円~45万円(年齢により異なる)
- 社会保険料控除:支払った全額
- 生命保険料控除:最大7万円
- 地震保険料控除:最大2万5,000円
- 医療費控除:支払額から10万円を引いた額
令和6年度の定額減税について
令和6年度は特別な措置として定額減税が実施されています。これは、本人と扶養親族1人につき住民税から1万円が減税される制度です。わたしの家族の場合、3人分で3万円の減税となりました!
ただし、この定額減税の対象となるのは、合計所得金額が1,805万円以下の方に限られます。また、減税しきれない分については、調整給付金として別途支給される仕組みになっているんです。
給与所得者の場合、令和6年6月分の住民税は徴収されず、7月から翌年5月までの11か月で均等に徴収される特別な対応が取られています。これは一時的な措置ですが、家計にとっては嬉しい配慮ですよね◎
住民税の納付方法と便利な支払い方
小樽市での住民税の納付方法は、大きく分けて特別徴収と普通徴収の2つがあります。会社員の方は給与から天引きされる特別徴収、わたしのような自営業者は普通徴収で納付書により支払います。
普通徴収の場合、年4回(6月、8月、10月、翌年1月)に分けて納付するんですが、最近は支払い方法がとても便利になりました。令和5年4月からはQRコードが納付書に印字されるようになり、PayPayやLINE Payなどのスマホ決済で簡単に支払えるようになったんです。
わたしもPayPayで支払うようになってから、わざわざ銀行やコンビニに行く必要がなくなって本当に助かっています。スマホで納付書のバーコードを読み取るだけで、自宅でも店舗でも、いつでも納付できるのは便利ですよね♪
特別徴収のメリット
会社員の方が利用する特別徴収には、次のようなメリットがあります。
- 年12回の分割払いなので、1回あたりの負担が軽い
- 給与天引きなので納め忘れの心配がない
- 自分で納付手続きをする必要がない
- 会社が税額計算をしてくれるわけではないので、手間はかからない
小樽市と他都市の住民税率比較
北海道内の主要都市と比較してみると、札幌市、旭川市、函館市も同じく標準税率の10%を採用しています。つまり、小樽市の住民税率は道内主要都市と同じ水準ということになります。
全国的に見ると、財政難などの理由で超過課税を実施している自治体もありますが、小樽市は観光都市として安定した税収があることもあり、市民の負担を増やさない方針を取っています。
例えば、夕張市では一時期財政再建のために超過課税を実施していましたが、小樽市ではそのような措置は取られていません。住民にとって税負担が標準的な水準に抑えられているのは、ほっとする話ですよね。
非課税世帯への支援制度
住民税が非課税となる世帯には、さまざまな支援制度があります。令和6年度には、新たに非課税世帯となった世帯に対して10万円の給付金が支給されました。また、18歳以下の子どもがいる世帯には、子ども1人につき5万円が加算されています。
非課税となる基準は、単身者の場合は合計所得金額45万円以下、扶養親族がいる場合は35万円×(本人+扶養親族数)+31万円以下となっています。この基準に該当する方は、国民健康保険料の軽減やNHK受信料の免除など、さまざまな支援を受けることができます。
経済的に困難な状況にある方は、一人で悩まずに市役所の税務課に相談してみてください。分割納付の相談にも応じてもらえますし、職員の方も親身に対応してくださいますよ。
ふるさと納税と住民税の関係
最近人気のふるさと納税も、住民税と密接な関係があります。ふるさと納税をすると、寄付金額から2,000円を引いた金額が、翌年の住民税から控除される仕組みになっているんです。
小樽市民が他の自治体にふるさと納税をすると小樽市の税収は減りますが、逆に小樽市も全国から寄付を集める努力をしています。海産物やガラス製品、スイーツなど、小樽らしい返礼品が人気を集めているんですよ。
わたしも毎年ふるさと納税を活用していますが、住民税の控除を受けながら地域の特産品を楽しめるのは魅力的な制度だと思います。ただし、限度額を超えると控除されないので、事前にシミュレーションすることが大切です!
まとめ
小樽市の住民税率について、基本的な仕組みから最新の制度変更まで詳しく見てきました。標準税率の10%という数字だけでなく、森林環境税の導入や定額減税、便利な納付方法など、知っておくと役立つ情報がたくさんありましたね。
小樽市は超過課税を実施せず、市民の負担を標準的な水準に保ちながら、必要な行政サービスを維持する努力を続けています。わたしたち市民も、きちんと納税義務を果たしながら、この美しい街づくりに参加していきたいものです。
今後も税制は変化していくでしょうが、基本的な仕組みを理解しておけば、変更があっても対応しやすくなります。みなさんも疑問があれば、市役所の窓口で気軽に相談してみてくださいね。
「税金は社会の会費である」 – 井上ひさし
小樽の美しい街並みを眺めながら、この街で商売をさせてもらっている感謝の気持ちとともに、しっかりと納税していきたいと改めて思います。それでは、また次回お会いしましょう!


















