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世田谷区保護司会の活動に迫る!犯罪や非行のない社会づくりの最前線

こんにちは!「ローカログ」世田谷エリア担当ライターのすーちゃんです。今日は皆さんにとって意外と身近なのに、あまり知られていない「保護司」という存在について掘り下げてみたいと思います。皆さんは「保護司」という言葉を聞いたことがありますか?テレビドラマでちらっと見た記憶がある方もいるかもしれませんね。実は世田谷区でも多くの保護司さんが活躍されているんですよ!

目次

保護司ってどんな人?基本的な役割と活動

保護司とは、犯罪や非行をした人の立ち直りを地域で支える方々のことです。法務大臣から委嘱される非常勤の国家公務員でありながら、無報酬のボランティアとして活動しているんです。全国には約4万6千人の保護司がいるそうですよ。

主な活動は大きく分けて2つあります。一つは「処遇活動」と呼ばれるもので、保護観察を受けている人と月に2~3回程度面接をし、相談に乗ったり、約束事(遵守事項)を守るよう指導したりします。また、生活上の助言や就労の援助なども行い、社会復帰を支援します。

もう一つは「地域活動」です。犯罪や非行のない地域社会を築くため、地域の見守りや立ち直りについての理解を深める活動を行います。「社会を明るくする運動」などの犯罪予防活動も保護司さんの大切な役割なんですよ。

世田谷区保護司会の活動内容

世田谷区には「世田谷区保護司会」があり、地域におけるネットワークづくりや、保護司研修の実施、「社会を明るくする運動」等の犯罪予防活動などを行っています。また、「世田谷区更生保護サポートセンター」という活動拠点も設けられており、保護司による保護対象者との面接のほか、新任研修や関係団体との意見交換等も行われています。

世田谷区保護司会では、保護司適任者の確保に向けて積極的に取り組んでいますが、退任保護司を補うことができているものの、保護司数は定数を下回る状況が続いているそうです。ボクも取材して初めて知りましたが、保護司の仕事はとても重要なんですね!

保護司の必要性と社会的背景

なぜ保護司が必要なのでしょうか?その背景には、再犯率の高さという社会問題があります。全国的に検挙人員総数は減少しているものの、再犯者率は47.9%(令和4年)とほぼ横ばいで推移しているそうです。つまり、犯罪をした人の約半数が再び罪を犯してしまう現状があるんです。

再犯防止の推進にあたっては、本人の強い更生意欲が前提となりますが、周りから偏見や差別意識を持たれやすく、本人が更生に向け努力しようとしても、社会で孤立しやすい現実があります。再犯を防ぎ、負のスパイラルから抜け出すためには、周りのサポートが大切であり、犯罪や非行は地域の力で防げることがあるんです。

世田谷区では令和6年に再犯防止推進計画を策定し、関係機関や民間団体等と連携して再犯防止の取組みを総合的に推進し、犯罪をした人等の立ち直りを支え、誰もが安全・安心して暮らせるまちづくりを実現するための取り組みを進めています。

保護司になるには?

「保護司に興味があるけど、どうすればなれるの?」と思った方もいるかもしれませんね。保護司は法務大臣から委嘱される非常勤の国家公務員です。特別な資格は必要ありませんが、地域の事情などをよく理解し、保護観察官と協働して活動できる方が求められています。

実際に保護司になった方の体験談を聞くと、「学生時代の旧友が先に保護司になり、その影響で『自分も』と思い、始めました。決心したのはNHKドラマ『生きて、ふたたび保護司・深谷善輔』を観て感動したからです」というケースもあるようです。

一緒に観ていた妻に恐る恐る切り出したところ、あっさり賛成され、背中を押されました。その後、世田谷区保護司会に配属され、今は少しでも早く保護司会の活動を理解して何かお役に立てるよう努力することと、実際に更生保護の案件依頼があった場合に備えて勉強を続けることが大切と思っています。(50代/男性/元教員)

保護司の活動が社会にもたらす効果

保護司の活動は、単に犯罪者の更生を助けるだけではなく、地域社会全体に大きな効果をもたらします。例えば、再犯率の低下は地域の安全・安心につながりますし、犯罪や非行をした人が社会復帰することで、社会の担い手として活躍する可能性も広がります。

また、保護司の活動を通じて、地域の人々が犯罪や非行の問題に関心を持ち、理解を深めることで、共生社会の実現にも貢献しています。「誰一人取り残さない」という考え方は、SDGsの理念にも通じるものがありますね。

世田谷区の再犯防止に向けた取り組み

世田谷区では、再犯防止推進計画に基づき、就労・住居確保の支援、保健医療・福祉サービスの利用促進、非行防止と修学支援の充実、民間協力者の活動促進と広報・啓発活動の推進などに取り組んでいます。

特に就労支援は重要で、世田谷区の保護観察終了時に無職である人の数はほぼ横ばいで推移していますが、就労は再犯防止の大きな鍵となります。区内には「協力雇用主」と呼ばれる、犯罪や非行をした人の雇用に協力する企業が令和4年10月現在で24社あるそうです。

  • 就労・住居確保の支援
  • 保健医療・福祉サービスの利用促進
  • 非行防止と修学支援の充実
  • 民間協力者の活動促進と広報・啓発活動の推進

保護司に興味を持ったら

「保護司の活動に興味がある!」「自分も地域の力になりたい!」と思った方は、ぜひ問い合わせてみてください。世田谷区保護司会(世田谷区更生保護サポートセンター)や法務省東京保護観察所で相談に乗ってもらえます。

保護司の先輩の言葉を借りれば、「もしも、保護司をやろうか迷っている方がいらっしゃるなら、まず一歩を踏み出してみませんか。わからない事は保護観察所や先輩保護司に尋ねることです。きっと親切に対応して下さるはずです」とのこと。ガンガン質問して、自分に合った活動を見つけてみるのもいいかもしれませんね!

保護司の活動は、「話を聴く」こと、その内容を自分のこととして受け入れることが求められます。人の話に耳を傾け、寄り添うことが得意な方にはぴったりの活動かもしれません。

問い合わせ先

世田谷区保護司会(世田谷区更生保護サポートセンター)は、東京都世田谷区若林4-37-8 ひだまり友遊会館内にあります。電話は03-6450-7285(平日:10時~16時)です。

また、法務省 東京保護観察所(東京都千代田区霞が関1-1-1)でも相談可能で、電話番号は03-3597-0120となっています。世田谷区役所の保健福祉政策課(電話:03-5432-2292)でも問い合わせに対応しているそうですよ。

「一人の人間にとって最も重要なことは、自分自身の人生を生きることだ。しかし、それは他者のために生きることでもある。」― アルベルト・アインシュタイン

皆さんも「思い立ったが吉日」、興味を持ったらぜひ一歩踏み出してみてはいかがでしょうか?地域の力で、犯罪や非行のない明るい社会を作っていきましょう!

投稿時のリサーチ結果に基づいて記事を作成していますが、最新情報は公式サイトも必ずご確認ください

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