こんにちは♪ 『ローカログ』鶴岡エリア担当ライターのみーなです。今日は山形県鶴岡市にあった山形県立鶴岡南高等学校山添校についてお話ししますね。「どんな学校だったの?」「偏差値や進学実績はどうだった?」と気になっている方も多いのではないでしょうか。
この学校は2022年3月に惜しまれながら閉校となりましたが、70年以上にわたって地域に根ざした教育を行い、たくさんの卒業生を送り出してきました。今回は、そんな山添校の魅力をじんわりとお伝えしていきたいと思います。
山形県立鶴岡南高等学校山添校の基本情報
山形県立鶴岡南高等学校山添校は、鶴岡市上山添にあった県立高校です。JR羽越本線の鶴岡駅が最寄り駅となっていました。全日制課程の普通科を設置しており、学年制・2学期制を採用していました。
男女比はおおよそ6対4で、共学ならではの明るい雰囲気があったそうです。小規模校ならではの温かさがあり、生徒一人ひとりに目が行き届く環境だったことが大きな特徴でした。
学校全体がまるで大きな家族のような、穏やかでアットホームな空気に包まれていました。バリアフリーのトイレやリフトが各階に設置されるなど、誰もが安心して学校生活を送れる環境づくりにも力を入れていたんですよ。
偏差値と入試倍率について
山形県立鶴岡南高等学校山添校の偏差値は38で、長年にわたって安定した水準を維持していました。2018年から2022年の閉校まで、偏差値に大きな変動はなく、一貫した教育方針のもとで運営されていたことがうかがえます。
入試倍率の推移
入試倍率については、2018年の一般入試で0.7倍という記録が残っています。倍率だけを見ると「入りやすい学校」という印象を受けるかもしれませんね。
でも、これは決してマイナスなことではありません。少人数制だからこそ、先生方の手厚いサポートを受けられる環境があったのです。一人ひとりの生徒に寄り添った丁寧な指導が、この学校の大きな魅力でした。
進学実績と卒業後の進路
山添校の卒業生たちは、さまざまな進路へと羽ばたいていきました。主な進学先としては、東北公益文科大学、東北芸術工科大学、いわき明星大学などが挙げられます。
就職と進学のバランスが取れた進路指導が行われており、生徒一人ひとりの希望や適性に合わせたアドバイスが受けられると好評でした。先生方が親身になって相談に乗ってくれる環境があったからこそ、生徒たちは安心して自分の将来を考えることができたのですね。
多様な進路選択をサポート
2003年からは普通科に特色あるコースが新設されました。
- 健康福祉群:福祉分野に興味のある生徒向け
- 芸術探究群:芸術・文化への関心を深めるコース
- 教養発展群:幅広い教養を身につけたい生徒向け
このように、生徒の興味関心に合わせた学びの選択肢が用意されていたんです。自分の「好き」や「得意」を見つけながら、将来の夢に向かって歩んでいける。そんな環境が整っていました。
地域に愛された学校の特色
山形県立鶴岡南高等学校山添校といえば、地域との深いつながりが大きな特徴でした。ボランティア活動が他の学校と比べてとても盛んで、地域の方々との交流も活発だったそうです。
赤川清掃活動での表彰
特筆すべきは、一級河川である赤川の清掃活動を長年にわたって継続していたこと。この活動が認められ、国土交通省東北地方整備局長表彰を受賞しています。地道な努力が実を結んだ素晴らしい実績ですよね。
環境保全への意識を高めながら、地域貢献の大切さを学ぶ。こうした経験は、きっと卒業後の人生にも生きているはずです。
学校祭は地域のお祭り!
学校祭も山添校の魅力のひとつでした。小さなお子さんからお年寄りまで、幅広い年代の方が楽しめる内容になっていたそうです。学校が地域の中心となって、みんなを笑顔にする。そんなほっこりする風景が広がっていたのですね♪
山添校独自の「ベーシック」という科目
山添校には、他の学校にはない独自の科目がありました。それが「ベーシック」です。基礎学力の定着を目指した授業で、生徒一人ひとりの学習ペースに合わせた丁寧な指導が行われていました。
「勉強が苦手だな」と感じている生徒も、ここでしっかりと基礎を固めることができたそうです。分からないことを分からないままにしない。そんな姿勢が、山添校の教育には貫かれていました。
山添校の歴史を振り返る
山形県立鶴岡南高等学校山添校の歴史は、1948年にさかのぼります。最初は山形県立鶴岡第一高等学校の山添分校として設置され、その後すぐに山形県立山添高等学校として独立しました。
| 年 | できごと |
|---|---|
| 1948年 | 山形県立山添高等学校として開校 |
| 1949年 | 定時制普通科・農業科・家庭科を設置 |
| 1956年 | 全日制普通科を設置 |
| 2003年 | 3つのコース(健康福祉群・芸術探究群・教養発展群)を新設 |
| 2005年 | 2学期制を導入 |
| 2014年 | 鶴岡南高校の分校となる |
| 2020年 | 募集停止 |
| 2022年 | 閉校 |
70年以上にわたって、たくさんの若者たちの成長を見守ってきた学校。時代の流れとともに役目を終えましたが、その歴史と精神は卒業生たちの心の中に、しっかりと刻まれています。
卒業生や在校生の声
山添校に通った生徒たちは、この学校をどのように感じていたのでしょうか。口コミからは、温かい学校の雰囲気が伝わってきます。
「僕らの高校は就職、進学に対して先生のアドバイスは大変参考になります。生徒会の仕事もやりがいがあって、とても充実した学校生活を送れました」
(男性/10代後半/在校生)
「ボランティアがほかの学校と比べて多く、地域の方との交流・関わりも多い学校です。学校祭は小さい子からお年寄りまで幅広い年代の方が楽しめるようになっています」
(女性/10代後半/卒業生)
「ひとことで言えば『おだやか』。少人数なので基本的に何事も穏やかに進んで行くような気がします」
(女性/20代前半/卒業生)
「穏やか」という言葉がぴったりな学校だったのですね。先生と生徒の距離が近く、困ったときにはすぐに相談できる環境があったことが、多くの声から伝わってきます。
閉校後の地域の学びの場
山添校の閉校後、鶴岡地域の高校教育は新たな形へと変化しています。2024年4月には、鶴岡南高校と鶴岡北高校が統合し、山形県立致道館中学校・高等学校という中高一貫校が開校しました。
山添校で培われた「地域とともに歩む」という精神は、新しい学校にも受け継がれていくことでしょう。形は変わっても、鶴岡の教育に込められた想いは、これからも続いていきます。
山形県立鶴岡南高等学校山添校への想いを込めて
山形県立鶴岡南高等学校山添校について、偏差値や進学実績、倍率、そして学校の特色をお伝えしてきました。小規模ながらも、地域に根ざした温かな教育が行われていた学校だったことが、おわかりいただけたのではないでしょうか。
閉校となった今でも、山添校で過ごした日々を懐かしく思い出す卒業生は多いはず。わたし自身、学生時代はバレーボール部で汗を流していたので、部活動に励んだり、仲間と笑い合ったりした青春の日々がどれほど大切なものか、よくわかります😊
みなさんの中にも、山添校に何らかの思い出がある方がいらっしゃるかもしれませんね。この記事が、そんな懐かしい記憶をそっと呼び覚ますきっかけになれば嬉しいです。
「教育とは、学校で習ったことをすべて忘れた後に残るものである」
― アルベルト・アインシュタイン
山添校で学んだ生徒たちの心には、知識だけでなく、人と人とのつながりの大切さ、地域を想う気持ち、そして穏やかな時間の中で育まれた優しさが残っているはずです。今日も一日、みなさんにとって素敵な日になりますように。『ローカログ』のみーなでした◎


















