こんにちは♪『ローカログ』磐田エリア担当ライターのまなみんです。今日は少し冷え込む朝でしたが、みなさんはいかがお過ごしでしょうか?
今回は、磐田市中泉にある静岡県立磐田農業高等学校についてご紹介します。お子さんの進路を考えているお母さん方から「実際どんな学校なの?」というご質問をいただくことも多いので、詳しく調べてみました。
120年以上の歴史を持つ農業専門高校
静岡県立磐田農業高等学校は、静岡県で唯一の農業専門高校として、120年以上もの長い歴史と伝統を誇る学校なんです。地元では「磐農(いわのう)」という愛称で親しまれていて、日本三大農学校の一つにも数えられているんですよ。
JR磐田駅からアクセスしやすい場所にあって、広大な敷地には農地や温室、演習林、食品加工室など、実践的な学びを支える充実した施設が整っています。わたしも以前近くを通ったときに、その広さに驚いたことがあります!
5つの専門学科で「好き」を深く学べる
磐田農業高等学校には、それぞれ定員40名の5つの学科があります。自分の興味や将来の夢に合わせて選べるのが魅力的ですね。
生産科学科
草花や野菜の先端的な生産技術、そしてバイオテクノロジーについて学べる学科です。施設を利用した栽培管理や生産システム、フラワーアレンジメント、園芸福祉など、幅広い分野に触れることができます。植物が好きな方にぴったりの学科ですね。
生産流通科
ハウス野菜や果樹の栽培・加工技術から流通まで、農産物が消費者に届くまでの一連の流れを学びます。情報処理技術を活かしたデータ収集や市場調査なども学べるので、農業ビジネスに興味がある方におすすめです。
環境科学科
造園技術や土木、環境保全など、快適な生活環境を創造するための知識と技術を習得します。測量実習や自然環境に配慮した土木施工技術、生活環境を美的に創造する造園技術など、緑豊かな空間づくりを学べる学科です。
食品科学科
食品加工の原理や方法、分析、管理について深く学びます。食の基本となる作物の栽培から、食品の成分分析、微生物の知識まで、食生活を支える専門的な能力が身につきます。保育実習を通じた食育交流活動なども行っているそうです。
生活科学科
生活に関わる幅広い知識と技術を学ぶ学科です。作物の栽培や生産物を活用した食品の利用法、フードデザインなど、実生活に直結する学びが特徴です。
入学に向けての基本情報
進路選択をする上で気になる偏差値や倍率について、調べた情報をお伝えしますね。
偏差値について
磐田農業高等学校の各学科の偏差値は44となっています。専門的な知識や技術を身につけたいという明確な目標を持って入学する生徒さんが多く、普通科とは違った魅力がある学校です。
入試倍率の推移
過去3年間の一般入試の倍率を見てみると、令和5年度が1.03倍、令和6年度が1.15倍、令和7年度が1.10倍となっています。学科によって多少の差はありますが、概ね1.1倍から1.4倍程度で推移しているようです。しっかりと準備をして臨めば、十分に合格を目指せる数字だと思います。
卒業後の進路は多様!
2025年3月の卒業生のデータによると、進路は本当に多岐にわたっています。
- 大学進学:38名
- 短大進学:15名
- 専修・各種学校:47名
- 就職・その他:89名
就職を選ぶ生徒さんも多いですが、大学や専門学校への進学実績もしっかりとあるのが心強いですね。国公立では静岡大学に毎年合格者を輩出していますし、私立大学では東京農業大学、常葉大学、静岡産業大学、浜松学院大学など、地元を中心に幅広い進学先があります。
特に東京農業大学への進学者が多く、2025年度は4名が合格しています。専門的に学んだことを大学でさらに深めたいという生徒さんにとって、良い進路選択ができる環境が整っていると言えそうです。
実習中心の「体験して学ぶ」スタイル
磐田農業高等学校の最大の特徴は、実習が多く実践的な学びができることです。座学だけでなく、実際に土に触れ、植物を育て、食品を加工するという体験を通じて、専門的な知識と技術が身につきます。
田植え実習や稲刈り実習、学校演習林での実習など、季節ごとにさまざまな体験的な農業学習が行われています。また、JGAP認証の取得にも取り組んでいて、持続可能で安定的な農業を目指した先進的な教育が行われているんです。
全学科共通で「課題研究」という授業が4単位設定されていて、生徒が自分で課題を持って主体的・計画的に学習に取り組む「プロジェクト学習」が実践されています。自分で考えて行動する力が自然と育つ環境なんですね。
部活動も盛んで充実した学校生活
農業高校だからといって、部活動がおろそかということはありません。むしろ、運動部も文化部も活発に活動していて、メリハリのある学校生活を送れる環境が整っています。
家庭部では、食品系の生徒だけでなく生産・環境の生徒も一緒に楽しく活動していて、各食材を美味しく料理してレパートリーを増やしているそうです。学科を越えた交流があるのも素敵ですね?
口コミを見ると「クラスの仲が良くて楽しい」「実習や学校行事では活発に活動する」という声が多く、おおらかで協力的な雰囲気があるようです。真面目で落ち着いた生徒が多い一方で、実習や行事ではしっかり盛り上がるというメリハリが、この学校の良さなのかもしれません。
先生との距離が近く、手厚いサポート
在校生や卒業生の声で特に多かったのが「先生との距離が近く、親身に相談に乗ってくれる」というものでした。資格取得のサポートも手厚く、生徒一人ひとりの進路や目標に寄り添った指導が受けられるようです。
普通科の高校とは違い、専門的な知識や技術を持った先生方から直接指導を受けられるというのは、将来その分野に進みたい生徒さんにとって大きな財産になりますよね。
校則については学年によって差も
校則については、スマホの回収がなく昼休みに使用できるなど、同じ偏差値帯の他校と比べると比較的緩めという声があります。また、時代や生徒の生活態度に応じて柔軟に変更してくれるという点も評価されています。
実際に在校生が入学した後に「ひざかけ不可→可」「休日の部活動の制服登校→部活指定の服装可」「ツーブロック不可→可」など、改善された例もあるそうです。生徒の声に耳を傾けてくれる姿勢が感じられますね。
ただし、頭髪検査については学年や先生によって基準が異なることもあるようなので、入学時にしっかり確認しておくと安心かもしれません。
地域とのつながりを大切にする学校
磐田農業高等学校は、地域との結びつきがとても強い学校です。地元生産者から学ぶ機会があったり、地域資源の有効活用について考えたり、保育実習を通じた食育交流活動を行ったりと、地域に開かれた教育活動が展開されています。
わたしも磐田市に住んでいて感じるのですが、この学校は地域の方々からも愛されていて、「地域に喜ばれる高校」として親しまれているんです。学校で育てた農産物や加工品を販売する機会もあって、地域の方々との交流を通じて社会性も身につけられる環境だと思います。
こんな人におすすめの学校です
磐田農業高等学校は、次のような方に特におすすめできる学校だと感じました。
- 植物や動物、食品など、農業に関わる分野に興味がある
- 座学だけでなく、実際に体験しながら学びたい
- 将来、農業や食品業界で働きたいという夢がある
- 専門的な資格を取得して、手に職をつけたい
- 地域とつながりながら学校生活を送りたい
- アットホームな雰囲気の中で、のびのびと学びたい
「自分の好きな分野を深く学べる」「実習が多くて楽しいし、実践的な力がつく」という在校生の声からも、専門性を追求したい生徒さんにとって充実した3年間が過ごせる学校だということが伝わってきます。
まとめ:将来につながる専門的な学びができる場所
静岡県立磐田農業高等学校について調べてみて、改めてこの学校の魅力を発見することができました。120年以上の歴史の中で培われた教育ノウハウと、時代に合わせて進化し続ける柔軟性。そして何より、生徒一人ひとりの「好き」を大切にして、専門的な知識と技術を身につけられる環境が整っているんですね。
偏差値や倍率だけでは測れない、その学校ならではの良さというものがあります。お子さんが何に興味を持っているのか、どんな将来を描いているのか、じっくりと話し合いながら進路を選んでいくことが大切だなと、改めて感じました。
もし農業や食品、環境に興味があるお子さんがいらっしゃるなら、一度学校見学に行ってみるのもいいかもしれませんね。実際に校内を見て、実習の様子を見学することで、この学校の魅力がより伝わってくると思います。
「時間を無駄にするな。人生は時間の積み重ねなのだから」
ベンジャミン・フランクリン
光陰矢の如しという言葉が示すように、中学生の時期もあっという間に過ぎていきます。だからこそ、一日一日を大切に、お子さんにとって最適な進路を一緒に考えていきたいですね。みなさんのお子さんが、自分らしく輝ける場所を見つけられますように!それでは、また次回の記事でお会いしましょう♪


















