こんにちは♪ 『ローカログ』豊田エリア担当ライターのなっちゃんです。今日は豊田市にかつて存在した南山国際高等学校についてお話しさせてください。「南山国際高等学校ってどんな学校だったの?」「進学実績や偏差値は?」といった疑問をお持ちの方も多いのではないでしょうか。中学生の息子を持つ母親として、わたしも教育には関心があるので、この学校の魅力をじっくり調べてみました😊
南山国際高等学校はどんな学校だったの?
南山国際高等学校は、愛知県豊田市亀首町八ツ口洞にあった私立の中高一貫校です。1993年に開校し、約30年にわたって多くの生徒を送り出してきました。残念ながら2023年3月に閉校となりましたが、その歴史と実績は今でも多くの人の記憶に残っています。
この学校の最大の特徴は、帰国子女や外国籍の生徒を積極的に受け入れていたこと。海外で生活経験のある子どもたちが、日本の教育にスムーズに適応できるよう、きめ細やかなサポートが行われていました。学校法人南山学園が運営しており、南山大学や南山中学校・高等学校の姉妹校として知られていましたよ。
キリスト教精神に基づく教育理念
南山国際高等学校のモットーは『Hominis Dignitati(人間の尊厳のために)』でした。キリスト教の世界観と人間観を基礎に据え、謙虚さと責任感を持った人間の育成を目指していたのが大きな特徴です。単に学力を伸ばすだけでなく、人としての在り方を深く考える教育が行われていました。
傲慢にならず、世界や他者への責任を持てる人間を育てる。そんな教育方針は、グローバル化が進む現代社会においても、とても価値のあるものだったのではないでしょうか。
充実の英語教育!国際的な視野を育む環境
南山国際高等学校といえば、やはり英語教育の充実ぶりが際立っていました。外国人教員による授業が行われ、ネイティブスピーカーから直接英語を学べる環境が整っていたんです。授業中には外国の文化についての解説もあり、言語だけでなく国際的な視野を広げることができました。
レベル別クラス編成で効果的な学習
英語の授業はレベル別にクラス編成されており、生徒一人ひとりの習熟度に合わせた指導が行われていました。使用する教科書もクラスによって異なり、無理なく着実に英語力を伸ばせる仕組みになっていたそうです。帰国子女の英語レベルを維持・向上させる工夫がしっかりと施されていました。
特に注目すべきは、毎学期洋書を1冊読破するカリキュラム。最上位クラスでは、中学でチャールズ・ディケンズの『大いなる遺産』や『二都物語』、高校ではジェイン・オースティンの『高慢と偏見』やシェイクスピアの『マクベス』を原文で読むというハイレベルな内容でした!
南山国際高等学校の進学実績をチェック!
気になる進学実績についてもご紹介しますね。南山国際高等学校は、難関私立大学への合格者を多数輩出していました。特に系列校である南山大学への進学者が多かったのはもちろんですが、それ以外の有名大学にも多くの卒業生が進学していたんですよ✨
主な大学合格実績
過去の進学実績を見てみると、とても素晴らしい結果が残されています。
- 南山大学:30名
- 上智大学:18名
- 中央大学:4名
- 青山学院大学:3名
- 立命館大学:2名
特筆すべきは上智大学への現役進学率で、なんと全国1位を記録したこともあるんです!これは本当にすごいことですよね。英語教育に力を入れていた学校だけあって、国際系の学部を持つ大学への進学に強みがありました。
旧帝大や早慶上理への合格者も
2020年度のデータによると、早慶上理ICU(早稲田・慶應・上智・東京理科大・国際基督教大学)への合格者は20名、GMARCHへの合格者は8名、関関同立への合格者は5名という実績でした。1学年の人数が比較的少ない学校でこの数字は、非常に高い進学力を示していると言えるでしょう。
南山国際高等学校の偏差値と入試情報
南山国際高等学校の偏差値については、一般的な高校とは少し異なる事情がありました。この学校は帰国子女や外国籍の生徒を対象としていたため、通常の偏差値ランキングには載っていないことも多かったんです。
入試においては、一般的な学力試験だけでなく、海外での生活経験や語学力なども総合的に評価されていました。定員260人に対して推薦入試で約230人が合格するなど、学校側が求める生徒像に合った選考が行われていたようですね。
素晴らしい施設環境も魅力のひとつ
南山国際高等学校は、施設の充実度も大きな魅力でした。豊田市の緑豊かな環境の中に、生徒たちが快適に学べる設備が整っていたんです。
充実のスポーツ施設
特に印象的だったのは、25m×8レーンの競技用温水プール。水深も1.45mと標準的な学校よりやや深めに設計されており、本格的な水泳指導が可能でした。テニスコートは4面もあり、テニス部の活動はもちろん、体育の授業でも使用されていましたよ。
体育館(アリーナ)には、バスケットボール・バレーボール用フロア、卓球場、柔道場、トレーニングルーム、さらにはシャワー室まで完備されていました。部活動に打ち込みたい生徒にとっても、申し分ない環境だったのではないでしょうか。
約800人収容の小島講堂
小島講堂と呼ばれる大講堂は、約800人を収容できる立派な施設でした。入学式や卒業式はもちろん、文化祭や合唱コンクールなどの行事にも使用され、音楽演奏用に設計されているため、壁や椅子、扉にまで音響への配慮がなされていたそうです。豊田市ジュニア・オーケストラも使用していたというから、その音響設備の素晴らしさがうかがえますね♪
南山国際高等学校出身の著名人たち
南山国際高等学校からは、各界で活躍する多くの著名人が巣立っていきました。卒業生の活躍は、この学校の教育の質の高さを物語っています😊
メディアで活躍する卒業生たち
- 杉浦友紀さん:NHKアナウンサーとして活躍中。上智大学文学部新聞学科を経て、報道番組などで幅広く活躍されています
- 佐久間みなみさん:フジテレビアナウンサーとして人気を集めています
- フィフィさん:エジプト出身のタレントとして、コメンテーターなど多方面で活躍中
- 亜咲花さん:歌手・コスプレイヤーとしてアニメソングなどで人気を博しています
- 森山るりさん:タレント・キャスターとして活動中
アナウンサーが複数名輩出されているのは、やはり英語教育で培われたコミュニケーション能力の高さが活きているのかもしれませんね。国際的な視野を持った人材育成という学校の理念が、卒業生たちの活躍に反映されているように感じます。
口コミから見る学校の雰囲気
実際に通っていた生徒さんたちの声も気になりますよね。口コミを調べてみると、学校の自由な雰囲気を評価する声が多く見られました。
「中高一貫ということもあり6年間で英語の実力はかなり上がります。そして南山国際はとても校則が少ないのでいろいろなことができ、とても楽しめます!」(卒業生)
「帰国子女を受け入れている学校なので、学校側の面倒見がいいです。男子が少なく不安でしたが、みんなが話しかけてくれたので、すぐに馴染めました。先輩後輩とも仲がいいです。」(卒業生)
帰国子女という共通のバックグラウンドを持つ生徒が多かったこともあり、お互いを理解し合える温かい校風があったようです。「自由には責任が伴う」という考え方が浸透しており、生徒たちの自主性を尊重する教育が行われていました。
アクセス情報(在校時)
南山国際高等学校は豊田市の自然豊かなエリアに位置していました。通学にはスクールバスが運行されており、複数の駅からアクセスが可能でした。
- 名鉄豊田線 浄水駅からスクールバスで約20分
- 愛知環状鉄道 新豊田駅からスクールバスで約30分
- 愛知環状鉄道 保見駅からスクールバスで約20分
豊田市の緑に囲まれた環境で、落ち着いて学習に取り組める立地だったと言えるでしょう。
閉校後の南山国際高等学校の跡地について
2023年3月に閉校となった南山国際高等学校ですが、その跡地は豊田市の特別支援学校として活用される予定とのことです。約30年間にわたり多くの帰国子女を育ててきた校舎が、新たな形で地域の教育に貢献し続けることになります。
南山国際高等学校は閉校となりましたが、その教育理念や実績は、卒業生たちの活躍を通じて今も生き続けています。国際的な視野を持ち、人間の尊厳を大切にする人材を育てた学校として、その功績は色褪せることがありません。
まとめ:南山国際高等学校が残したもの
今回は、豊田市にあった南山国際高等学校についてご紹介しました。帰国子女のための学校として、充実した英語教育と国際的な視野の育成に力を入れていた素晴らしい学校でしたね。上智大学への進学率全国1位という実績や、NHKアナウンサーの杉浦友紀さんをはじめとする多くの著名人を輩出した点からも、その教育の質の高さがうかがえます。
閉校となったのは寂しいことですが、南山学園には南山中学校・高等学校(男子部・女子部)や南山大学など、同じ教育理念を持つ学校が今も存在しています。国際的な教育に興味のある方は、ぜひそちらもチェックしてみてくださいね♪
本日の名言
「教育とは、学校で習ったことをすべて忘れた後に残るものである」
― アルベルト・アインシュタイン
南山国際高等学校で学んだ生徒さんたちも、きっと知識だけでなく、国際的な視野や人を思いやる心など、一生の財産となるものを得たのではないでしょうか。これから進路を考えるみなさんにとっても、学校選びの参考になれば嬉しいです。今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました! 小さなことからコツコツと、一緒に頑張りましょうね✨


















