みなさん、こんにちは!『ローカログ』岐阜県担当ライターのよしきです。わたしは高山市出身ということもあり、今回は愛する故郷の祭り文化について、じっくりとお話させていただきますね。岐阜県高山市といえば、飛騨の小京都とも称される美しい街並みとともに、年間を通じて様々なお祭りが開催されることでも有名です。春夏秋冬、それぞれの季節に息づく伝統的な祭りから現代的なイベントまで、高山市のお祭り一覧を詳しくご紹介します♪
高山市の祭り文化が育んだ歴史と伝統
高山市のお祭りといえば、なんといっても国内外から注目を集める「高山祭」が有名ですよね。でも実は、それ以外にも地域に根付いた素晴らしい祭りがたくさんあるんです。飛騨高山の祭り文化は、江戸時代の金森氏統治時代から400年以上の歴史を持ち、現在も大切に受け継がれています。地域の人々の生活と密接に結びついた祭りの数々は、まさに高山市の宝物といえるでしょう。
わたし自身、子どもの頃から祭りの太鼓や笛の音を聞いて育ったものですが、大人になってあらためて見ると、その奥深さに驚かされることばかりです。みなさんも高山市のお祭り一覧を知ることで、飛騨高山の魅力をより深く感じていただけるのではないでしょうか。
春を彩る華やかな祭典
春の高山祭(山王祭)
毎年4月14日と15日に開催される春の高山祭は、日枝神社の例祭として行われます。この祭りは京都の祇園祭、埼玉県の秩父夜祭とともに日本三大美祭のひとつとして知られているんです。12台の豪華絢爛な屋台が春の陽光を浴びて輝く様子は、まさに圧巻の一言!
特に注目したいのが、からくり奉納です。三番叟、石橋台、龍神台の3台の屋台で披露される精巧なからくり人形の動きは、飛騨の匠の技術の結晶ですね。糸を巧みに操る綱方たちの熟練の技により、まるで人形が生きているかのような動きを見せてくれます。
祭りのハイライトとなる御神幸では、総勢数百名による大行列が街を練り歩きます。獅子舞、雅楽、闘鶏楽、裃姿の警固など、伝統的な装束に身を包んだ人々が織りなす時代絵巻は、見ている人を江戸時代へとタイムスリップさせてくれますよ。
飛騨高山雛まつり
3月1日から4月3日まで開催される飛騨高山雛まつりも、春の風物詩として愛されています。飛騨地方は春の訪れが遅いため、ひな祭りも1か月遅れの4月3日に行われるんです。市内各所で土びなや享保雛など、約1000体もの貴重な雛人形が展示され、訪れる人々の目を楽しませてくれます。
雫宮祭
3月15日に開催される雫宮祭では、酒樽神輿を盛大に担ぐ姿が印象的です。高山陣屋前広場から宮前橋下河川敷を舞台に、威勢のいい掛け声とともに祭りが繰り広げられます。地元の酒蔵文化と結びついた、高山ならではの祭りといえるでしょう。
夏を熱く盛り上げる祭りと花火
飛騨高山市民花火大会
8月2日に開催される飛騨高山市民花火大会は、アルプス展望公園スカイパークから約2000発の花火が打ち上げられます。高台からの打ち上げという特徴を活かし、市街地のどこからでも楽しめる無観客型の花火大会として実施されているんです。19時30分から20時20分までの約50分間、夏の夜空を彩る光の競演を堪能できます。
飛騨高山手筒花火打上げ
8月9日に行われる手筒花火打上げは、約180本もの手筒花火が豪快に打ち上げられる迫力満点のイベントです。19時30分から21時頃まで、約90分にわたって繰り広げられる炎の祭典は、見る人の心を熱くさせてくれること間違いなし!
にゅうかわ夏まつり
8月2日に丹生川支所広場で開催されるにゅうかわ夏まつりでは、17時30分から21時まで様々なイベントが楽しめます。20時15分からのクライマックスには約600発のスターマインなどの花火が15分間にわたって打ち上げられ、地域の人々に愛される夏の一大イベントとなっています。
飛騨高山陣屋前夜市
夏の期間中に開催される陣屋前夜市も、高山の夏の風物詩です。地元の特産品や手作り品が並ぶ市は、観光客にも地元の人にも人気のスポットとなっています。
秋の風情漂う伝統の祭典
秋の高山祭(八幡祭)
10月9日と10日に開催される秋の高山祭は、櫻山八幡宮の例祭として行われます。11台の屋台が登場し、その中でも布袋台によるからくり奉納は必見です!唐子が棒を渡って布袋様の肩に飛び移る離れ業や、布袋様の軍配から旗が現れる演出は、観客から大きな拍手が起こります。
9日の夜に行われる宵祭では、それぞれ100個もの提灯を灯した屋台が町を巡ります。伝統の曳き別れ歌「高い山」を歌いながら各屋台蔵へと帰っていく様子は、幻想的で心に残る光景ですね。18時15分から20時30分頃まで続くこの宵祭は、秋の高山祭ならではの特別な時間となっています。
飛騨にゅうかわ宿儺まつり
11月3日に丹生川支所前で開催される宿儺まつりは、地域の伝説に基づいた個性的な祭りです。両面宿儺という飛騨の伝説的な存在をモチーフにした祭りで、地域の歴史と文化を感じることができます。
冬を彩る幻想的なイベント
冬の飛騨高山ライトアップ
12月1日から翌年2月28日まで開催される冬のライトアップは、宮川中橋周辺を中心に17時から21時30分まで実施されます。雪化粧した古い町並みがライトアップされる様子は、まるで幻想的な雪国の風景画のよう。のんびりと散策しながら、冬の高山の美しさを堪能できます。
飛騨の里冬のライトアップ
1月10日から2月28日まで、飛騨の里では17時30分から20時30分までライトアップが行われます。合掌造りの家屋が雪に覆われ、かがり火の揺らめきとともに照らし出される光景は、昔話の世界に迷い込んだかのような感動を与えてくれます。
氷と灯りの祭典
1月11日から13日にかけて開催される氷と灯りの祭典では、氷彫刻の展示とライトアップが楽しめます。日中は氷彫刻の技と透明感を、夕刻からは幻想的にライトアップされた氷彫刻とイルミネーションの森を楽しむことができるんです。
年間を通じて楽しめる伝統行事
二十四日市と年の瀬市
1月24日に開催される二十四日市は、飛騨高山の伝統行事として長年親しまれています。農家さん手作りの日用品などが販売される市で、「二十四日市は天気が荒れる」という言い伝えもあるほど、地域に根付いた行事なんです。また、12月27日から31日には年の瀬市も開催され、新年の準備に欠かせない市として賑わいます。
初詣と七草粥祭
飛騨一宮水無神社では、元日から新春祈祷が行われ、1月7日には七草粥祭が開催されます。無病息災を願って七草粥がふるまわれ、寒い冬に温かいおもてなしを受けることができます。春の七草を使った粥で体を温め、一年の健康を祈る伝統行事として大切にされています。
獅子舞フェスティバル
高山市では様々な地域で獅子舞が伝承されており、春の高山祭や古川祭でも奉納されます。笛と太鼓に合わせて勇猛に舞う獅子舞は、悪霊を払い福を呼び込む縁起物として、地域の人々に愛され続けています。
高山市のお祭り一覧を見てみると、本当に年間を通じて多彩な祭りやイベントが開催されていることがわかりますね。春の華やかな祭りから夏の活気あふれる花火大会、秋の風情ある伝統祭、そして冬の幻想的なライトアップまで、四季折々の魅力が詰まっています。どの季節に訪れても、必ず心に残る祭りやイベントに出会えることでしょう。みなさんも機会があれば、ぜひ高山市のお祭りを体験してみてくださいね!きっと飛騨高山の温かい人情と、受け継がれてきた伝統文化の素晴らしさを感じていただけるはずです。
「祭りは神と人、人と人をつなぐ架け橋である」
– 柳田國男(民俗学者)
高山市のお祭り一覧を通じて、地域の絆と伝統の大切さを改めて感じることができました。これからも、こうした素晴らしい祭り文化が次世代へと受け継がれていくことを心から願っています。

















