みなさん、こんにちは。『ローカログ』兵庫県担当ライターのはるなみです。最近ぽかぽかと暖かい日が続いて、そろそろ来年のお祭りシーズンに向けて準備を始める方もいらっしゃるのではないでしょうか。今回は小野市で開催される年間のお祭り一覧を、わたしの街歩きの思い出とともにご紹介させていただきますね。
小野市のお祭りって、実はとても多彩なんです。夏の盛大な花火大会から秋の伝統的な獅子舞まで、一年を通してさまざまなお祭りが地域の人々によって大切に受け継がれています。中学生の息子も毎年楽しみにしている行事がたくさんあって、家族みんなでふらっと出かけることも多いんですよ♪
夏を彩る小野まつり
小野市で最も大きなイベントといえば、やはり毎年8月中旬(お盆明け最初の土日)に開催される小野まつりですよね。北播磨最大級の夏祭りとして知られ、2025年は8月16日と17日の2日間にわたって開催予定です。
初日の夜には約5000発もの花火が打ち上げられる「ファイヤーファンタジア」が開催され、兵庫県内でも最大級の規模を誇ります。市民による「夏の夢舞台」では伝統的な盆踊りや、みんなで参加できる総踊りも行われ、会場全体が熱気に包まれます。
2日目のメインイベントは関西最大級のダンスイベント「おの恋おどり」です。「みんな恋恋 小野で愛たい踊り隊」をキャッチフレーズに、県内外から集まった各チームが熱いパフォーマンスを繰り広げます。子ども広場では竹細工などのものづくり体験もできて、小さいお子さんから小学生まで一日中楽しめる内容になっています。
歴史情緒あふれる小野陣屋まつり
秋が深まる11月には、小野陣屋まつりが開催されます。2025年は11月9日(日)に第21回目を迎える予定で、江戸時代に小野藩の陣屋町として栄えた歴史を振り返る市民手作りのお祭りです。
最大の見どころは大名行列でしょう。地元の方々約30人が江戸時代の衣装に身を包み、参勤交代を再現しながら小野商店街を練り歩きます。甲冑着付け体験や十二単の着付け体験もあって、まるでタイムスリップしたような気分を味わえます。
そのほかにも「夢いっぱい舞台」での地元グループによるパフォーマンスや、Big紙芝居、こどもビンゴゲーム大会など、親子で楽しめるイベントが盛りだくさん。キッチンカーもずらりと並び、地元の美味しいものを堪能できます。トリックアート展示も人気で、SNS映えする写真が撮れると評判なんですよ。
伝統を受け継ぐ秋の祭礼
住吉神社の秋祭り
10月最終日曜日に開催される住吉神社の秋祭りは、五穀豊穣と地域の安全を祈願する伝統行事です。子供相撲の奉納があり、各町から10基もの子供神輿が集まって境内を賑やかに練り歩きます。
特に注目したいのは還暦を迎えた方々による厄除けの餅撒きです。この行事は地域の絆を深める大切な機会となっていて、境内が参拝者でいっぱいになるほどの盛況ぶりです。和太鼓の奉納演奏も迫力満点で、こっそり教えますと、息子が初めて和太鼓の音を聞いて感動したのもこのお祭りだったんです。
西脇若一神社の獅子舞
10月第2日曜日の夕方から西脇町グラウンドで行われる西脇若一神社の秋祭りでは、小野市の無形文化財に指定されている「西脇町獅子舞」が披露されます。江戸時代に村に流行した疫病を払うために始まったと伝えられ、文化6年(1809年)にはすでに存在していたという記録があります。
13種類の舞が伝承されていますが、なかでも圧巻なのは「谷渡り」と呼ばれる梯子獅子です。高さ約7メートルの梯子を山形に組み、獅子が上り下りする様子は息を呑む迫力があります。毎年多くの観客が詰めかけ、伝統芸能の素晴らしさを体感できる貴重な機会となっています。
青野ヶ原町の獅子舞
住吉八幡神社で奉納される青野ヶ原町獅子舞も、地域の大切な伝統行事として受け継がれています。明治20年に小野市来住町から伝わったもので、太鼓と笛の音色に合わせた迫力ある舞が特徴的です。保存会の皆さんが大切に守り続けている郷土芸能で、五穀豊穣と無病息災を祈願します。
各地域の神社で行われる祭礼
小野市には、ほかにも多くの神社でそれぞれ特色ある祭りが開催されています。
- 熊野神社の例祭(9月9日に近い日曜日):神輿渡御と獅子舞、太鼓の奉納
- 春日神社の例祭(10月初旬):来住町岩倉地区の伝統行事
- 八坂神社の例祭(10月祝日):本町地区の秋の風物詩
- 日吉神社の祭礼(10月第1日曜日):池上町で神輿6基と子供神輿2基が練り歩く
- 大歳神社の例祭(9月11日):池尻町の伝統行事
それぞれの地域で大切に守られているお祭りは、そこに暮らす人々の誇りでもあります。わたしも街歩きの途中で偶然出会ったお祭りに心を打たれることがよくあります。地元の方々の温かいおもてなしと、子どもたちの元気な声が響く様子を見ていると、ふわっと心が温かくなるんです。
お祭りを楽しむためのポイント
小野市のお祭り一覧をご紹介してきましたが、実際に参加する際のポイントもお伝えしますね。まず、駐車場は早めに確保することをおすすめします。特に小野まつりのような大規模イベントでは、公共交通機関の利用も検討してみてください。神戸電鉄小野駅から徒歩やバスでアクセスできる会場も多いんです。
また、天候によって中止や内容変更になることもあるので、事前に公式情報をチェックすることも大切です。雨天決行の場合でも、雨具の準備をお忘れなく。秋祭りシーズンは朝晩が冷え込むこともあるので、羽織るものがあると安心ですよ。
お祭りの楽しみ方は人それぞれですが、地元の方々との交流も醍醐味のひとつです。獅子舞や神輿の由来について尋ねてみると、思わぬエピソードを聞けることも。みなさんも機会があれば、ぜひ小野市のお祭りに足を運んでみてくださいね。きっと素敵な思い出ができるはずです。
「余白にこそ物語が宿る」
これはわたしの座右の銘ですが、お祭りもまた、プログラムには載っていない人々の交流や偶然の出会いにこそ、本当の魅力があるのかもしれません。小野市のお祭り一覧を巡りながら、みなさんもそれぞれの物語を見つけてみてください。きっと心に残る体験が待っていますよ。

















