みなさん、こんにちは。『ローカログ』福岡県担当ライターのゆうとみです。今回は、わたしが住む福岡県の朝倉市で行われているお祭りについて、じっくりとご紹介していきますね。朝倉市といえば、秋月の城下町や原鶴温泉など、観光スポットが多い街として知られていますが、実は一年中さまざまなお祭りが開催されているんです♪
伝統的な奇祭から、地域の人たちが一体となって盛り上げる現代的なイベントまで、朝倉市のお祭りは本当にバラエティ豊か。地元の方はもちろん、観光で訪れた方も気軽に参加できるものもたくさんありますよ。それでは、季節ごとに朝倉市で楽しめるお祭りを一覧にして、詳しくご紹介していきましょう!
1月〜3月:新春から春を迎える伝統行事
甘木バタバタ市(1月4日〜5日)
新年早々に開催される「甘木バタバタ市」は、安長寺で行われる天然痘除けと子育て祈願の祭りとして、地元では昔から親しまれています。毎年1月4日と5日の2日間、境内は多くの参拝客でにぎわい、露店も立ち並んで、まるで初詣の延長のような活気に包まれます。
このお祭りの名前の由来は諸説ありますが、参拝客の足音が「バタバタ」と聞こえることから名付けられたという話もあるんですよ。子どもの健やかな成長を願う親子連れの姿が多く見られ、わたしも息子が小さい頃はよく連れて行きました。
道の駅原鶴前の菜の花まつり(2月上旬)
原鶴温泉近くの道の駅「原鶴」前には、2月になると約80万本もの菜の花が咲き誇ります。一面が黄色い絨毯のように広がる景色は、まさに圧巻の一言。期間中は菜の花の摘み取り体験ができたり、菜の花スープの試食会が行われたりと、春の訪れを五感で感じられるイベントなんです。
わたしのおすすめは、菜の花畑を背景にした写真撮影。インスタ映えすること間違いなしですよ!温泉街も近いので、菜の花を楽しんだ後は、ゆっくり温泉に浸かるのもいいですね◎
泥打祭り(3月第4日曜日)
朝倉市杷木穂坂の阿蘇神社で行われる「泥打祭り」は、約300年以上続く福岡県指定無形文化財の奇祭です。くじで選ばれた代宮司が白装束に着替え、地元の子どもたちが集めた泥を投げつけられるという、なんともユニークなお祭りなんです。
泥が多く付けば付くほど、その年は豊作になると言われています。最近はコロナの影響で神事のみの開催となることもありますが、実際の泥打ちが行われる年は、見物客も泥まみれになることがあるので、汚れてもいい服装で行くのがポイントです!
4月〜6月:春本番のお祭り
秋月春祭り(4月)
城下町秋月では、春になると秋月春祭りが開催されます。このお祭りの見どころは、朝倉市指定無形文化財の「林流抱え大筒」の披露。島原の乱にも参戦したと伝えられる歴史ある武術で、大きな音とともに白煙が上がる様子は迫力満点です。
秋月の桜並木も有名で、春祭りの時期は桜も楽しめることが多いんですよ。杉の馬場通りの桜のトンネルは、わたしも毎年楽しみにしている春の風物詩です。
7月〜9月:夏の風物詩と花火大会
甘木祇園山笠(7月13日〜15日)
約300年の伝統を持つ須賀神社の祇園祭「甘木祇園山笠」は、朝倉市の夏を代表するお祭りです。7月1日のお汐井どりから始まり、13日には子ども樽神輿が町中を練り歩き、15日の「追い山」では高さ3メートルの引き山笠2台が威勢よく町中を駆け巡ります。
疫病退散を願って始まったこのお祭りは、今でも地域の人々の心の拠り所となっています。山笠を引く男衆の勇ましい姿と、「オイサ!オイサ!」という掛け声が、夏の暑さを吹き飛ばしてくれるようです。
美奈宜神社夏越祭(7月30日)
林田にある美奈宜神社で行われる夏越祭(およど)では、神門に設置された特大の茅の輪をくぐって無病息災を祈願します。地元の保存会が手作りした特製の茅の輪も授与され、家に持ち帰って玄関に飾る習慣があります。
甘木川花火大会 流灌頂法要会(8月23日)
小石原川の甘木橋下流で開催される花火大会は、約4,000発の花火が夏の夜空を彩ります。この花火大会の特徴は、戦争で亡くなった先祖の供養と家内安全を祈願する流灌頂大法要会と一緒に行われること。伝統行事としての側面も持つ、意義深い花火大会なんです。
川面に映る花火の美しさは格別で、わたしも毎年家族で見に行っています。早めに場所取りをするのがおすすめですよ!
夏まつりあさくら(9月20日)
田中の浜グラウンドで行われる「夏まつりあさくら」では、約1,000発の花火が打ち上げられます。朝倉市内の花火大会で唯一の一尺玉10連発は、その迫力に圧倒されること間違いなし。露店も多数出店し、夏の終わりを惜しむように多くの人でにぎわいます。
9月〜11月:秋の収穫祭と伝統芸能
秋月観月会(9月)
秋の気配が深まる頃、城下町秋月では観月会が開催されます。朝倉市指定無形文化財の「林流抱え大筒」と「光月流太鼓」の披露があり、情緒豊かな雰囲気の中で伝統芸能を楽しむことができます。
光月流太鼓は、赤穂浪士討ち入りで有名な山鹿流陣太鼓の乱れ拍子を基盤として編み出されたもので、一の撥(流れ星)から十の撥(月の光)まで十節に分かれた演奏は、じんわりと心に響いてきます。
大己貴神社秋季大祭「おくんち」(10月23日)
筑前町弥永にある大己貴神社の「おくんち」は、700〜800年の歴史を持つ収穫感謝のお祭りです。秋月藩の大名行列を模した「おくだり」が練り歩き、地元中学生が演じる「浦安の舞」も見どころの一つ。普段は静かな神社界隈が、この日ばかりは多くの人出でにぎわいます。
社殿には伝説上の魔除けや縁起の良い動物などが彫刻されており、鮮やかな彩色も見事です。歴史好きな方には特におすすめのお祭りですね。
寺内ダムライトアップ(10月31日〜11月4日)
寺内ダム下流広場では、秋の夜を彩るライトアップイベントが開催されます。18時から21時まで、ダムが幻想的な光に包まれ、光のアートも登場。豪雨災害にも耐え抜いて下流を守ってくれたダムへの感謝の気持ちも込められています。
第5回あさくら祭り(11月22日〜23日)
2025年で5回目を迎える「あさくら祭り」は、朝倉市制20周年記念として「20周年朝倉の魅力がここにある」をテーマに開催されます。ピーポート甘木とJA筑前あさくら本店を会場に、ステージイベントや屋台、朝倉の特産品販売など、子どもから大人まで楽しめるイベントが盛りだくさん。
今回は世界記録に挑戦する「最も長い乾杯リレー」も予定されているそうで、わたしもワクワクしています!シャトルバスも運行されるので、アクセスも便利ですよ。
アサクラキッズカーニバル(11月15日)
朝倉青果市場で開催される「アサクラキッズカーニバル」は、子どもたちが作り上げるお祭りです。手作りゲームセンター「子楽市子楽座」や、ワークショップ、さら回し体験など、10時から17時まで一日中楽しめます。
12月:一年を締めくくる奇祭
おしろい祭り(12月2日)
朝倉市杷木大山の大山祇神社で行われる「おしろい祭り」は、約300年続く伝統行事です。収穫した新米の粉を水に溶いておしろいにし、顔に塗り付けるという奇祭。おしろいが多く付けば付くほど、来年は豊作になると言われています。
14時からお祭りが始まり、15時からおしろい塗りが行われます。参加者全員が真っ白な顔になる様子は、まるで別世界のよう。一度体験すると忘れられない思い出になりますよ!
朝倉市のお祭りを楽しむためのポイント
朝倉市のお祭り一覧をご紹介してきましたが、いかがでしたか?伝統的なお祭りから現代的なイベントまで、本当に多彩なラインナップですよね。これらのお祭りを楽しむためのポイントをいくつかご紹介します。
- 早めの到着を心がける(特に人気のお祭りは混雑します)
- 天候や開催状況を事前に確認する
- 駐車場情報をチェックしておく
- 地元の方との交流を楽しむ
- カメラやスマホの充電を忘れずに
また、朝倉市は観光スポットも多いので、お祭りと合わせて観光を楽しむのもおすすめです。秋月城下町の散策や、原鶴温泉での湯浴み、三連水車の見学など、見どころがたくさんありますよ。
みなさんも朝倉市のお祭りに参加して、地域の伝統や文化に触れてみませんか?きっと素敵な思い出ができるはずです。地元の方の温かさに触れながら、朝倉市の魅力を存分に味わってくださいね。
「祭りは人と人をつなぐ架け橋である」- 民俗学者
朝倉市のお祭りも、まさに人と人をつなぐ大切な場所。伝統を守りながら、新しい出会いや発見がある、そんな素敵な時間を過ごせることでしょう。わたしも今年も朝倉市のお祭りをめぐって、たくさんの笑顔に出会いたいと思います♪


















