みなさん、こんにちは!『ローカログ』愛知県担当ライターのみゆのです。桜の季節が待ち遠しい今日このごろ、いかがお過ごしでしょうか?わたしが暮らす愛知県には魅力的なお祭りがたくさんありますが、今回は国宝犬山城で有名な犬山市のお祭りを一挙にご紹介しますね♪歴史ある伝統行事から、家族で楽しめるイベントまで、犬山市は一年を通して魅力的なお祭りがいっぱいなんですよ。
春の風物詩・犬山祭は豪華絢爛!
犬山市を代表するお祭りといえば、なんといっても犬山祭ですよね!毎年4月の第1土曜日と日曜日に開催される針綱神社の春季祭礼で、なんと寛永12年(1635年)から続いている歴史あるお祭りなんです。2016年にはユネスコ無形文化遺産に登録され、国の重要無形民俗文化財にも指定されている、まさに日本を代表する伝統行事といえるでしょう。
見どころは、高さ8メートル、重さ5トンもある豪華絢爛な車山(やま)13輌が城下町を練り歩く光景!それぞれの車山には精巧なからくり人形が備えられていて、笛や太鼓の音に合わせて人形が動く様子は、まるで江戸時代にタイムスリップしたかのような気分になります。特に夜になると、各車山に約365個もの提灯がともされ、満開の桜並木の下を進む幻想的な光景は、一度見たら忘れられない美しさですよ。
土曜日が「試楽祭(しがくさい)」、日曜日が「本楽祭(ほんがくさい)」と呼ばれ、それぞれ朝8時から夜9時45分頃まで楽しめます。すべての車山がからくりを奉納するのは全国的にも珍しいそうで、犬山祭ならではの見どころといえますね。
天下の奇祭!尾張冨士の石上げ祭
みなさんは「石上げ祭」をご存知でしょうか?毎年8月第1日曜日に尾張冨士(標高275メートル)で行われる、愛知県の無形民俗文化財に指定されているお祭りなんです。なんと参加者が願いを込めた石を山頂まで担ぎ上げるという、ちょっと変わったお祭りで「天下の奇祭」とも呼ばれているんですよ。
このお祭りの由来がまたロマンチックで、江戸時代の天保年間に大宮浅間神社の祭神である木花開耶姫(このはなさくやひめ)が、村人の夢に現れて「隣の本宮山よりも尾張冨士の方が低いことを嘆き、山頂に石を積み上げたならば願いをかなえる」と言ったという「背比べ伝説」が伝えられているんです。なんだかきゅんとする言い伝えですよね♪
当日のスケジュールは以下のようになっています。
- 午前8時〜:石上げ祭献石神事
- 午後5時〜:神賑行事、尾張冨士さくら太鼓の演奏
- 午後7時30分〜:火振り神事
- 午後8時30分〜:花火打ち上げ
特に夜の火振り神事は圧巻!火のついた1メートルほどの松明を振り回しながら参道を駆け降りる様子は、勇壮で見応え抜群です。最後に大篝火に松明を投じるクライマックスは、じんわりと感動してしまいます。
夏休みの思い出作りに!桃太郎あゆまつり
子どもたちが主役のお祭りといえば、毎年8月の第1土曜日に桃太郎公園で開催される「桃太郎あゆまつり」!飛騨木曽川国定公園内の自然豊かな環境で、夏の風物詩であるアユのつかみ取りを楽しめるんです。
午前10時と午後1時の2回、特設プールでアユのつかみ取りが実施され、なんと1匹300円という破格のお値段!しかも、その場で塩焼きにしてもらえるので、新鮮なアユの美味しさを満喫できちゃいます。子どもたちが必死にアユを追いかける姿は、見ているだけでもほっこりしますよ。
桃太郎にちなんだイベントも盛りだくさんで、特大の鬼にボールを当てる「鬼泣かせ」や風船釣り、フリーマーケットなども開催されます。地元特産の桃や野菜の即売もあり、家族みんなで楽しめる夏の恒例行事となっています。
10日間連続!日本ライン夏まつりロングラン花火
夏の夜を彩る花火といえば、8月1日から10日まで10日間連続で開催される「日本ライン夏まつりロングラン花火」がおすすめ!愛知県犬山市と岐阜県各務原市の境を流れる木曽川を舞台に、毎晩午後8時から約10分間、300発の花火が打ち上げられます。
ライトアップされた国宝犬山城を背景に、船の上から打ち上げられる花火は風情たっぷり。スターマインなどの大型花火も含まれていて、川面に映る色鮮やかな花火の美しさは格別です。10日間も続くので、都合の良い日に気軽に楽しめるのも嬉しいポイントですね。
見逃せない!その他の魅力的なお祭り
梅の香りに包まれる大縣神社梅まつり
2月中旬から3月下旬にかけて大縣神社で開催される梅まつりは、紅白340本のしだれ梅が咲き誇る春の風物詩です。全国の著名な梅園から奉納された梅が集まる梅林は、まるで桃源郷のような美しさ!期間中には茶会や豊年祭、梅華能などの催しもあり、五感で春の訪れを感じることができます。
秋の風物詩・からくり町巡り
10月下旬に開催される「からくり町巡り」は、春の犬山祭とはまた違った魅力があります。車山の運行はありませんが、城下町内の各会場で間近にからくり人形の演技を見ることができるんです。九代玉屋庄兵衛氏による製作実演も行われ、江戸時代のテクノロジーを体感できる貴重な機会となっています。
城下町で楽しむビール・ワイン祭り
犬山城下町では、年間を通じて様々な酒類イベントも開催されています。8月の「犬山城下町ビールまつり」では、犬山ローレライ麦酒をはじめとした地ビールが楽しめ、10月の「犬山城下町ドイツワインまつり」では、友好都市であるドイツのザンクト・ゴアルスハウゼン市から厳選されたワインを味わえます。江戸時代の風情が残る城下町を歩きながら、美味しいお酒とおつまみを楽しむなんて、最高の贅沢ですよね♪
その他の季節のイベント
犬山市には、まだまだ魅力的なお祭りやイベントがたくさんあります。
- 3月:グラウンドゴルフ大会(池野小学校)
- 5月:青塚古墳祭り(地域交流イベント)
- 6月:わんぱく相撲犬山場所
- 7月:竹あかりと輪くぐり(大宮浅間神社)
- 8月:楽田夏まつり・盆踊り、羽黒の夏祭り&盆踊り大会
- 10月:犬山市産業振興祭「わいわい犬山フェスティバル」
- 11月:おもしろそうだがや(職人技の披露)
それぞれのお祭りには、地域の方々の思いやりと温かさがあふれていて、参加するたびに新しい発見があります。特に地域密着型のお祭りは、地元の方々との交流も楽しめて、犬山の魅力をより深く知ることができますよ。
犬山市のお祭りは、歴史と伝統を大切にしながらも、時代に合わせて進化を続けているんです。国宝犬山城を背景に繰り広げられる様々なイベントは、まさに「一流は細部に宿る」という言葉通り、どれも丁寧に作り込まれていて感動的です。みなさんも、ぜひ犬山市のお祭りに足を運んでみてくださいね。きっと素敵な思い出ができるはずです!
「祭りとは、神と人、人と人とが出会い、語らい、共に楽しむ場である」
– 柳田國男(民俗学者)
犬山市のお祭りに参加すると、まさにこの言葉の意味を実感できます。伝統を守りながら、みんなで楽しむ犬山のお祭り。今年はどのお祭りに参加しようか、もうワクワクが止まりません!みなさんも、犬山市で素敵な祭り体験をしてみませんか?きっと心に残る思い出になりますよ♪


















