こんにちは!『ローカログ』目黒エリア担当ライターのあきこです。みなさん、目黒区を歩いていて「この辺りの雰囲気、どこか格式高い感じがするなあ」って思ったことありませんか?
実は目黒区、江戸時代には数々の武家屋敷が立ち並ぶエリアだったんです。現在の高級住宅街の雰囲気は、まさにその名残なんですよ♪わたしも地元在住者として、改めて調べてみてビックリ!毎日が発見って、こういうことなんですね。
江戸時代の目黒は大名屋敷の宝庫だった!
目黒区周辺は、江戸時代から明治にかけて、まさに武家屋敷の密集地帯でした。目黒駅の東側には、松平讃岐守(高松藩)や松平薩摩守(薩摩藩)をはじめとする多くの大名屋敷が存在していたんです。
特に印象的なのが、現在の目黒駅は松平主殿頭(島原藩主)の屋敷跡に建てられているということ。今度駅を利用するとき、きっと違った感覚で見えるはず!周辺には森伊豆守(播磨三日月藩主)、京極佐渡守(讃岐丸亀藩主)などの屋敷も点在していて、本当に閑静な屋敷町だったそうです。
城南五山に息づく武家の歴史
目黒から品川にかけての高台には、「城南五山」と呼ばれる五つの山があります。これが八ツ山、御殿山、池田山、島津山、花房山なんですが、どの山も武家屋敷の歴史と深い関わりがあるんです。
たとえば池田山は、江戸時代に2万7300坪余もの「岡山藩池田家下屋敷」(通称「大崎屋敷」)があったことに由来します。その敷地の総面積はなんと3万7600坪!現在の感覚だと想像もつかない広さですよね。明治期以降も池田家の屋敷として使用され、大正末期頃からは高級住宅地として分譲されていったんです。
島津山に刻まれた武家の栄華
島津山も興味深い歴史を持っています。江戸時代の後半、現在の東五反田のあたりには「仙台藩伊達家下屋敷」がありました。明治時代に入ると、大名家から華族となった島津家が所有し、新たに本邸として和館を建てたんです。
その後、1906年に老朽化が進んだ和館に代わる洋館の建築が計画され、イギリス人建築家ジョサイア・コンドル氏の設計により1915年に竣工。館内設備・調度は洋画家・黒田清輝氏の指揮により整えられたというから、その豪華さは想像に難くないですね♪
中目黒エリアの武家屋敷の面影
中目黒二丁目周辺も、実は武家屋敷の宝庫でした。江戸時代の中目黒二丁目周辺には武家屋敷が設けられ、明治時代以降、こうした武家屋敷の一部は富裕層の邸宅として使われるようになったんです。
現在の西郷山公園や菅刈公園、朝倉邸庭園など、中目黒から代官山へと続く坂道周辺には当時の面影を残す場所が点在しています。普段何気なく通っている公園も、実は歴史的な価値のある場所だったなんて、なんだかワクワクしませんか?
駒場の前田家本邸
目黒区といえば、忘れてはいけないのが駒場の旧前田家本邸です。明治17年の華族令発布により、前田家は侯爵の爵位を授与され、百万石大名の威信を保ちました。
昭和4年から5年にかけて、前田家16代当主前田利為侯爵は、駒場の約1万坪の敷地に、地上3階地下1階建ての洋館と、これを渡り廊下で結んだ2階建て純日本風の和館を相次いで竣工させました。使用人も100人以上いたという前田侯爵邸は、当時東洋一の大邸宅と人々の目を見張らせたものだったそうです。
白金の歴史を紐解く
目黒駅の東側に広がる白金エリアも、武家屋敷の歴史と深い関わりがあります。応永年間(1394~1428)に、南朝の禁中雑色だった柳下上総之助が館を構えたといいます。上総之助は「白金長者」と呼ばれ、これが白金の地名の由来になったんです。
1664年、この土地は讃岐高松藩主・松平頼重に下屋敷地として下賜されました。現在でも白金台の自然教育園には館跡の土塁が残っていて、都心部の中世の城郭跡でこれほど明確な土塁が残っているのは非常に珍しいことなんですよ。
花房山の優雅な歴史
城南五山の中でも駅に近い場所にある花房山は、江戸時代には播磨三日月藩森家の上屋敷がありました。「花房山」という地名は、明治・大正期の外交官であり、子爵の花房義質が別邸を構えたことに由来しています。
現在、花房邸の跡地はコロンビア大使館となっており、敷地内の池は花房邸時代の庭園の名残といわれています。江戸時代から明治・大正を経て、現在に至るまで、高級住宅街としての風格が保たれ続けてきた特別な場所なんです。
現代に息づく武家屋敷の名残
こうした歴史を知ってから目黒区を歩くと、街の雰囲気がガラリと変わって見えませんか?緑豊かな住宅街や、格式ある建物、ゆったりとした道幅など、すべてが武家屋敷時代からの贈り物なんです。
目黒川沿いの高台一帯は、明治期以降、新時代を担う実業家、政治家などの別邸や本邸が立地するようになり、その後住宅地へ変化していきました。現在、その一部は城南五山をはじめとする高級住宅地となっていて、江戸時代の武家屋敷の威厳を現代に伝えています。
武家屋敷跡を巡る楽しみ方
目黒区の武家屋敷跡を巡るなら、まずは目黒駅を起点にするのがおすすめです。駅周辺から始まって、池田山、島津山、花房山へと足を向けてみてください。各エリアには説明板や史跡マーカーが設置されている場所もあるので、歴史を感じながらの散歩が楽しめますよ♪
特に桜の季節や紅葉の時期は、武家屋敷時代から受け継がれた庭園の美しさを堪能できます。現代の住宅街とは思えないほど静寂で、格式高い雰囲気に包まれているのを実感できるはずです。
まとめ
いかがでしたか?目黒区の武家屋敷の歴史、思っていた以上に奥深くて興味深いものでしたよね。現在の高級住宅街としての品格は、まさに江戸時代の武家屋敷時代から脈々と受け継がれてきたものなんです。
次に目黒区を歩くときは、ぜひこの武家屋敷の歴史を思い出してみてください。普段見慣れた街並みが、きっと違った表情を見せてくれるはずです。毎日が発見って、本当にこういうことなんですね!
「歴史は人間の教師である」- 古代ローマの歴史家タキトゥス
歴史を知ることで、わたしたちが住む街への愛着もぐっと深まりますよね。みなさんも、ぜひ身近な歴史を探してみてくださいね♪


















