こんにちは!『ローカログ』熊本担当ライターのけいごです。今日は天草地域で工業系の学びを深められる高校として注目されている、熊本県立天草工業高等学校についてお伝えします。中学生の息子を持つ親として、進路選びの情報収集には日々アンテナを張っているのですが、この学校は専門的な技術を学びながら進学も就職も目指せる、とても魅力的な選択肢だと感じています♪
工業高校というと「就職メイン」というイメージを持っている方もいらっしゃるかもしれませんが、実は進学や公務員への道も開かれているんですよ。天草の地で、ものづくりの技術と心を育む熊本県立天草工業高等学校の魅力を、じっくりとご紹介していきますね。
天草工業高等学校ってどんな学校?
熊本県立天草工業高等学校は、天草地域唯一の工業系専門高校として、地域の産業を支える人材を育成している学校です。校訓は「温厚」「誠実」「勤勉」。この3つの言葉が示すとおり、技術だけでなく人間性も大切に育てる教育方針が貫かれています。
現在は機械科、電気科、土木科、情報技術科の4つの専門学科があり、それぞれの分野で実践的な学びが展開されています。工業高校の特徴として、普通科目に加えて専門科目の実習が豊富にあり、実際に手を動かして学ぶ機会が多いのが大きな魅力です!座学で学んだ知識を実習で確認しながら身につけていくスタイルは、技術者としての基礎をしっかり固めてくれます。
気になる偏差値と入試倍率について
進路選びで気になるのが、やはり偏差値や倍率ですよね。天草工業高等学校の偏差値は学科によって若干異なりますが、おおむね42〜43程度となっています。熊本県内の公立高校全体の中では標準的な位置づけで、無理なくチャレンジできる範囲といえるでしょう。
入試倍率については、年度や学科によって変動がありますが、近年の傾向を見ると機械科で1.0〜1.7倍程度で推移しています。例えば2024年度(令和6年度)の機械科一般入試の倍率は1.10倍、2021年度には1.7倍という年もありました。電気科、土木科、情報技術科も同様に1.0倍前後から1.5倍程度の範囲で推移しており、極端に高い競争率ではないため、しっかり準備すれば合格のチャンスは十分にあります。
4つの学科で学べること
機械科(定員80名)
機械科では、将来さまざまな製造業で活躍できる機械技術者を育成しています。自動車、建設機械、農業機械などの製造から整備、ロボット制御まで幅広い分野を学びます。機械加工や溶接などの実習を通じて、実践的な技術が身につくのが特徴です。取得できる資格としては、機械製図検定、ガス溶接技能講習、機械加工技能士(旋盤・フライス盤)などがあります。
電気科(定員40名)
電気科では、電気の発生から送電・配電、電動機、電子回路、コンピュータ制御など、電気に関する幅広い知識と技術を習得します。第2種電気工事士、第1種電気工事士、第3種電気主任技術者といった実務に直結する国家資格の取得を目指せるのが大きな魅力です!電気は社会インフラの基盤ですから、技術を身につければ就職先の選択肢がぐっと広がります。
土木科(定員40名)
土木科では、測量、土木基礎力学、施工、土木構造設計などを学び、社会基盤を支える技術者を育成します。道路、橋、ダムといった社会インフラの整備に関わる仕事は、地域社会に直接貢献できるやりがいのある分野です。測量士補、2級土木施工管理技術検定(学科)などの資格取得も可能で、卒業後は建設コンサルタントや建設会社への就職が期待できます。
情報技術科(定員40名)
情報技術科では、コンピュータのしくみから応用まで、C言語、C++、C#、Pythonなどのプログラミング技術を深く学びます。基本情報技術者、ITパスポート、工事担任者などの資格取得を目指しながら、エンジニアとしての就職や進学の道を選択できる人材を育成しています。IT技術は今後ますます需要が高まる分野ですから、将来性は抜群です♪
進学実績もしっかり!大学への道も開かれています
工業高校というと「就職する生徒がほとんど」と思われがちですが、天草工業高等学校からは毎年、進学する生徒もいるんです。令和6年度(2024年度)の進学実績を見てみると、国立高専の熊本高等専門学校へ進学した生徒がいるほか、私立大学では崇城大学工学部機械工学科、東海大学熊本キャンパス、熊本学園大学、西日本工業大学デザイン学部建築学科、長崎国際大学、九州共立大学、大阪芸術大学など、多彩な進学先があります。
また、専門学校への進学も充実しており、天草市立本渡看護専門学校には6名が進学するなど、工業以外の分野へ進む生徒もいるのが特徴的です。九州美容専門学校、九州工科自動車専門学校、熊本デザイン専門学校など、自分の興味・関心に応じた進路選択ができる環境が整っています。
工業高校で学んだ専門知識を大学でさらに深めたいと考える生徒、あるいは別の分野に興味を持った生徒、どちらにも対応できる進路指導が行われているのは心強いですね。
就職実績が素晴らしい!大手企業から地元企業まで
天草工業高等学校の大きな強みは、なんといっても充実した就職実績です。令和6年度(2024年度)の就職先を見ると、誰もが知る大手企業の名前がずらりと並んでいます。
大手企業への就職実績
機械科からはトヨタ自動車、ホンダ技研工業、日本製鉄名古屋製鉄所、クボタ、神戸製鋼所といった日本を代表する製造業へ。電気科からは九州電力、関西電力、住友電気工業など電力・インフラ関連企業へ。情報技術科からは日産自動車、デンソー、三菱電機といったIT・電子系企業への就職が実現しています。
九州内では、トヨタ自動車九州、日産車体九州、九電工、京セラ鹿児島川内工場など、地元に近い大企業への就職も多数あります。熊本県内でも、JapanAdvancedSemiconductorManufacturing(JASM)、ミライアル熊本事業所、テラプローブ九州事業所など、半導体関連を中心とした優良企業への就職実績があるのは注目ポイントです!
地元天草での就職も可能
天草地域で働きたいと考える生徒にとっても、選択肢があります。ヤマハ天草製造、ユニテクノ天草事業所といった地元の優良企業への就職実績があり、地域に根ざしたキャリアを築くことも十分に可能です。建設コンサルタントや建設会社など土木科の生徒向けの地元企業も複数あり、故郷で技術者として活躍する道が開かれています。
公務員への道も!
さらに見逃せないのが、公務員への就職実績です。令和6年度だけでも、外務省(一般事務)、熊本県(土木技師)2名、天草市役所(一般事務)3名、陸上自衛隊(一般曹候補生・自衛官候補生)という実績があります。工業高校で技術を学びながら、公務員として地域や国に貢献する道も選べるというのは、とても魅力的な選択肢ですよね?
部活動も充実!工業高校ならではの活動も
天草工業高等学校は、部活動も活発です。運動部には陸上競技部、ソフトテニス部、卓球部、野球部、剣道部、弓道部、バレーボール部、バスケットボール部、ハンドボール部、サッカー部、ソフトボール部、バドミントン部、水泳部、ボクシング部、テニス部があります。
文化部には、芸術倶楽部、吹奏楽部のほか、機械倶楽部、電子工作部、建設倶楽部、情報技術倶楽部といった工業高校ならではの部活動があるのが特徴です!専門分野の知識や技術をさらに深めたい生徒には絶好の環境ですね。放課後も好きなことに打ち込める環境があるというのは、高校生活を充実させる大切な要素だと思います。
Society5.0時代に対応できる人材を育成
天草工業高等学校のスクール・ミッションには、「新たな社会Society5.0に対応できる専門知識や技術をもち、産業界に貢献できる技術者を育成する」という言葉があります。AIやIoT、ロボット技術など、技術革新が進む現代社会において、工業高校で学ぶ専門知識と技術は、これからますます重要になってくるでしょう。
また、「地域の課題解決に貢献できる地方創生を実践する人材を育成する」という目標も掲げられています。天草という地域に根ざしながら、全国・世界へと羽ばたける人材を育てる。そんな教育理念が、この学校の大きな魅力なんです。
熊本県立天草工業高等学校を選ぶメリット
ここまでご紹介してきた内容をまとめると、天草工業高等学校を選ぶメリットは以下のような点にあります。
- 機械、電気、土木、情報技術の4つの専門分野から選べる
- 実習を通じて実践的な技術が身につく
- 就職先の選択肢が豊富(大手企業、地元企業、公務員)
- 進学の道も開かれている(大学、高専、専門学校)
- 国家資格など実務に役立つ資格が取得できる
- 工業高校ならではの部活動で専門性をさらに深められる
- 地域に根ざしながら全国で活躍できる力が身につく
普通科高校とは違う、専門的な学びができる環境。それが工業高校の最大の魅力です。「ものづくりが好き」「手を動かして学ぶのが得意」「将来は技術者として活躍したい」、そんな思いを持っている中学生のみなさんにとって、天草工業高等学校はきっと充実した3年間を過ごせる場所になるはずです。
天草で学び、未来を切り拓く
天草という美しい自然に囲まれた環境で、専門的な技術を学び、将来の夢に向かって進んでいく。熊本県立天草工業高等学校は、そんな高校生活を応援してくれる学校です。偏差値や倍率だけで判断するのではなく、自分が何を学びたいか、どんな将来を描きたいかという視点で進路を選ぶことが大切だと、ぼく自身も息子の進路について考えながら感じています。
工業高校で学んだ技術は、一生の財産になります。そして、その技術を活かして地域や社会に貢献できる人材になれる。それが天草工業高等学校の魅力であり、強みなんです。進路選びに迷っているみなさん、ぜひ一度、学校見学や体験入学に参加してみてはいかがでしょうか♪
天草の地で、ものづくりの心と技術を学び、自分らしい未来を切り拓いていく。そんな高校生活を応援しています!
本日の名言
「小さなことを積み重ねることが、とんでもないところへ行くただひとつの道」
イチロー
技術の習得も、資格の取得も、すべては日々の小さな積み重ねから。天草工業高等学校での3年間も、きっと一歩ずつの成長が大きな未来へとつながっていくはずです。みなさんの進路選びが、実り多いものになることを心から願っています。最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

















