こんにちは♪ 『ローカログ』岡山エリア担当ライターのひかりです。今日も岡山の街を歩きながら、みなさんの役に立つ情報をお届けしていきますね。
さて、今回は岡山県立烏城高等学校について詳しくご紹介していきます。「烏城高校ってどんな学校?」「偏差値や倍率は?」「卒業後の進路はどうなってるの?」そんな疑問をお持ちの方も多いのではないでしょうか。
実はわたしの周りにも、お子さんの高校選びで悩んでいるママ友がたくさんいるんです。とくに不登校を経験したお子さんや、さまざまな事情で普通科の全日制高校に進学しにくいケースでは、この烏城高校が選択肢として浮かぶことが多いんですよね。
岡山県立烏城高等学校ってどんな学校?
岡山県立烏城高等学校は、岡山市北区伊島町にある県立高校です。昭和17年(1942年)に岡山県立岡山夜間中学として創立されて以来、80年以上の歴史と伝統を持つ定時制高校なんですよ。
特徴的なのは、岡山県内の県立高校で唯一の定時制課程であること。昼間部と夜間部の2つが設置されていて、生徒は自分のライフスタイルに合わせて選ぶことができます。
単位制を採用しているので、全員が学習する科目以外は、進路や興味・関心に応じて各自が選択した科目を学習できるのもうれしいポイント。自分のペースで高校生活を送りたい人にはぴったりの環境ですよね。
多様な生徒が学ぶあたたかい環境
烏城高校では約半数の生徒が不登校を経験しているそうです。新規の中学校卒業者だけでなく、高校を中途退学した人、成人に達している人、外国籍の人など、本当にさまざまなバックグラウンドを持つ人たちが一緒に学んでいます。
「学校に通えなかった過去があるから…」と不安に思っている方もいるかもしれませんが、ここでは一人ひとりの状況に寄り添った対応をしてくれるので安心。口コミでも「子供も、伸び伸びと楽しく学校生活を送れていて、中学時代は不登校でしたが、高校はほぼ休まず通えています」という保護者の声がありました。
3年卒業と4年卒業が選べる柔軟なシステム
定時制高校というと4年間通うイメージがあるかもしれませんが、烏城高校では3年修了(3修)と4年修了(4修)のどちらかを選ぶことができます。
最初は3年修了を目指していても、途中で単位取得が難しくなった場合は4年修了に切り替えることが可能。留年にならないので、プレッシャーを感じすぎずに学校生活を送れますよ。
岡山県立烏城高等学校の偏差値について
「偏差値はどれくらい?」という質問をよくいただくのですが、烏城高校は定時制課程のため、一般的な全日制高校のような偏差値は設定されていません。
入試では学力検査(国語・数学・英語)と面接が行われますが、入学後は基礎からしっかり学び直せる環境が整っているので、学力に不安がある方も安心してチャレンジできます。
学び直しができる独自のカリキュラム
烏城高校では「国語基礎」「数学入門」「英語基礎」「人間力探究」という独自の科目が用意されています。これらの科目で小・中学校段階の学び直しができるので、基礎学力の定着・向上にじっくり取り組めるんです。
さらに国語・数学・英語では習熟度別授業を実施。学力に応じた内容で学習ができるので、「授業についていけない…」という心配も軽減されますよね。熱意ある先生方によるわかりやすい授業で、基礎学力とともに豊かな人間性や社会性も培っていけます。
岡山県立烏城高等学校の入試倍率
さて、気になる入試倍率についてお伝えしますね。2025年度入試のデータを見てみましょう。
特別入学者選抜の倍率
2025年度の特別入学者選抜では、普通科の志願者数が139人で、倍率は2.24倍となりました。これは県内の高校の中でも比較的高い倍率で、烏城高校への関心の高さがうかがえますね。
一般入学者選抜の倍率
進学希望状況調査の段階では昼間部が1.16倍でしたが、最終的な一般選抜の確定倍率は昼間部が1.40倍となりました。夜間部も含めて、毎年一定の志願者が集まっています。
倍率が1倍を超えているということは、定員以上の志願者がいるということ。しっかりと準備をして入試に臨むことが大切ですね。
岡山県立烏城高等学校の進学実績
「定時制高校だと進学は難しいのでは?」と思われがちですが、烏城高校からは毎年多くの卒業生が大学や専門学校へ進学しています。
大学・短大への進学
令和4年度の卒業生99名のうち、大学へ進学したのは15名。主な進学先は以下の通りです。
- 山陽学園大学(5名)
- 岡山商科大学(4名)
- 岡山理科大学(4名)
- 就実大学
- 倉敷芸術科学大学
短期大学への進学者は3名で、山陽学園短期大学や中国短期大学などに進んでいます。岡山県内の私立大学を中心に、着実に進学実績を積み重ねているんですね。
専門学校への進学
専門学校への進学者は28名と、最も多い進路となっています。美容・理容、調理・製菓、医療福祉、情報系など、幅広い分野の専門学校に進学しているのが特徴的。
- 専門学校岡山ビジネスカレッジ(4名)
- 専門学校岡山ビューティーモード(4名)
- 岡山県理美容専門学校(4名)
- 岡山医療福祉専門学校(3名)
- 岡山科学技術専門学校
手に職をつけたい、好きな分野を深く学びたいという生徒さんが多いのかもしれませんね。
就職実績も充実
令和4年度の就職者は28名。地元岡山の企業を中心に、さまざまな業界で活躍する卒業生がいます。
株式会社ザグザグ、株式会社天満屋ストア、ヤンマーエネルギーシステム製造株式会社など、誰もが知る企業への就職実績もあります。自衛官として活躍する卒業生もいるんですよ。
高校での学びとアルバイトを両立させている生徒も大勢いて、社会経験を積みながら卒業後の進路を考えることができるのも烏城高校の魅力です。
部活動も活発!全国大会出場の実績も
「定時制だと部活動は難しいのでは?」と思うかもしれませんが、烏城高校では短い時間を工夫して多くの生徒が部活動に参加しています。
毎年、全国高等学校定時制通信制体育大会に多くの部が出場しており、近年ではバドミントン部が女子個人優勝、卓球部・ソフトテニス部が男子団体準優勝というすばらしい戦績を残しているんです!
体育部だけでなく文化部や同好会もあり、自分の興味に合った活動を見つけられる環境が整っています。
入試情報と学校説明会
烏城高校を志望する方のために、入試の基本情報をまとめておきますね。
特別入学者選抜(2026年度)
- 出願期間:令和8年1月20日〜22日
- 検査日:令和8年2月4日(学力検査・作文)、5日(面接)
- 検査内容:学力検査(国語・数学・英語)、作文、面接
- 合格発表:令和8年3月18日
一般入学者選抜(2026年度)
- 出願期間:令和8年2月24日〜26日
- 検査日:令和8年3月10日(学力検査)、11日(面接)
- 検査内容:学力検査(国語・数学・英語)、面接
- 合格発表:令和8年3月18日
一般入学者選抜では、烏城高校の昼間部と夜間部の併願が可能です。また、成人の方向けの「定時制課程の特別な入学者選抜(成人選抜)」もあり、作文と面接で受験できます。
学校説明会に参加しよう
烏城高校では毎年7月にオープンスクール、12月には入学者選抜学校説明会を開催しています。2025年のオープンスクールは300名を超える中学生や保護者の方が参加したそう。
実際に学校の雰囲気を感じることで、「ここなら頑張れそう!」という気持ちが芽生えることも。ぜひ足を運んでみてくださいね。
転入学・編入学も受け入れています
現在別の高校に通っていて転校を考えている方、高校を中退してしまったけれど学び直したい方も、烏城高校は受け入れています。
過去に他の学校で取得した単位を生かすことができる転入学・編入学の制度があるので、ゼロからのスタートではありません。県内外を問わず全ての高等学校からの転入学・編入学が対象となっています。
まずは学校に電話で問い合わせて、個別の学校説明会に参加することから始めてみてくださいね。
アクセス情報
最後に、学校へのアクセス情報をお伝えします。
- 住所:岡山県岡山市北区伊島町3-1-1
- 最寄り駅:JR吉備線 備前三門駅
- 電話番号:086-251-9755(代表)/ 086-251-9756(教務課入試係)
岡山駅からもアクセスしやすい場所にあるので、通学にも便利です✨
いかがでしたか? 岡山県立烏城高等学校は、さまざまな事情を抱える生徒さんが自分のペースで学び、成長できるあたたかい学校です。「高校生活をやり直したい」「自分らしく学びたい」そんな思いを持つ方にとって、きっと素敵な選択肢になるのではないでしょうか。
わたしも倉敷出身で今は岡山市に住んでいますが、地域にこうした多様な学びの場があることをとてもうれしく思います。みなさんの高校選びが素敵なものになりますように♪
それでは最後に、今日の名言をお届けします。
「人生に失敗がないと、人生を失敗する」— 斎藤茂太
つまずいた経験があるからこそ、人は強くなれる。烏城高校で新しい一歩を踏み出そうとしているみなさんを、心から応援しています。今日の出会いを大切に、また次の記事でお会いしましょうね!

















