みなさん、こんにちは!『ローカログ』高知県担当ライターのあらたけです。今回は高知県の東の端にある室戸市のお祭り一覧をご紹介します。室戸市といえば、雄大な太平洋と室戸岬で有名ですが、実は古くから受け継がれてきた伝統のお祭りが本当にたくさんあるんです。漁師町ならではの勇壮な神輿や、全国的にも珍しい伝統芸能まで、室戸の祭りは見どころ満載!地元の方はもちろん、観光で訪れた方もきっと心が躍る、そんなお祭りの魅力をたっぷりお届けしますね 😊
室戸市の秋祭り「神祭(じんさい)」は必見!
室戸市では秋になると「神祭(じんさい)」と呼ばれる秋祭りが市内各地で開催されます。毎年10月から11月にかけて、各神社でそれぞれ特色のある祭りが行われ、地域の人々が五穀豊穣や大漁を祈願するんです。室戸の秋祭りには、高知県や国の無形民俗文化財に指定された貴重な伝統芸能がたくさん残っているのが特徴なんですよ。
佐喜浜エリアの秋祭り
佐喜浜八幡宮秋祭は、毎年10月の「体育の日」前日の日曜日に開催される大きなお祭りです。「獅子舞」と「にわか」が奉納され、「佐喜浜八幡宮古式行事」として高知県の無形民俗文化財に指定されています。特に「にわか」は江戸時代から伝わる即興劇で、社会風刺を織り交ぜたユーモアあふれる内容が全国的にも注目されているんです。
白髭神社秋祭では、平成14年に31年ぶりに復活した「太刀踊り」が奉納されます。地域の人々の熱意で復活した伝統芸能って、じんわりと胸に響くものがありますよね。
室戸岬エリアの秋祭り
椎名八王子宮秋祭では、高知県指定無形民俗文化財の「椎名の太刀踊」が奉納されます。楽器に鉦や太鼓を使わず、板を拍子木でたたいてリズムをとるのが特徴的。歌舞伎の見得に似た所作も見どころです。また、神輿が海に入る「みこし洗い」は波間に神輿が見え隠れする勇壮な光景で、室戸の漁師町らしさが存分に味わえます。
王子宮秋祭(津呂)では「あばれ神輿」が豪快に練り歩きます。少年たちが「家内繁盛と家祓い」として氏子の家々を廻る「棒打ち」という伝統行事も受け継がれていて、地域の絆を感じる瞬間です。
三津の杉尾神社秋祭では太刀踊りに加えて、室戸市で唯一の「三番叟(さんばそう)」が披露されます。貴重な伝統芸能をぜひ見ておきたいですね。
室津・浮津エリアの秋祭り
浮津八王子宮秋祭では、室戸市指定無形民俗文化財の「鯨舟の唄」が奉納されます。室戸はかつて捕鯨で栄えた町。その歴史を今に伝える貴重な文化遺産なんです。神輿や舟の古式行列は浜宮へと続き、祭り気分を盛り上げてくれますよ。
吉良川・羽根エリアの秋祭り
御田八幡宮秋祭(吉良川町)は、国の「記録作成等の措置を講ずべき無形の民俗文化財」に選択されている格式高い祭りです。提灯や花で美しく飾りつけた「花台」を若衆が引いて町内を練り歩く姿は圧巻!花台は隔年で花がつく年とつかない年があり、夜になると提灯の明かりに照らされた花台が境内で舞う幻想的な光景が広がります。
羽根八幡宮秋祭では「中川内の獅子舞」が隔年で奉納されます。山仕事の安全と五穀豊穣を祈願する熟練された格調高い獅子舞で、高知県の無形民俗文化財に指定されています。
夏のお祭り・イベント
ふるさと室戸まつり
室戸市の夏といえば「ふるさと室戸まつり」!高知県室戸市の夏を盛り上げる一大イベントで、約3500発の花火が室戸の夜空を彩ります。2025年は8月23日(土)に室戸岬漁港(海の駅とろむ)で開催予定です。花火の打ち上げ前にはよさこい踊りも披露され、祭りを一層盛り上げます。スターマインや大迫力の「金銀しだれ花火」など、室戸の夏の夜空に大輪の花が咲き乱れる様子は一見の価値ありですよ 🎆
シットロト踊り
旧暦6月10日に行われる「シットロト踊り」は、300年以上続く伝統行事です。早朝から室戸市元の恵比寿神社を踊り始めとし、浮津地区、室津地区の神社寺堂など28カ所を一日中踊り巡ります。踊り子は漁業従事者で、豊漁祈願の踊りとして高知県の無形民俗文化財に指定されています。太鼓と鉦の響きに合わせて念仏を唱える独特の雰囲気は、ほかでは味わえない室戸ならではの伝統です。
土佐室戸鯨舟競漕大会
かつて捕鯨で栄えた室戸の歴史を今に伝える「土佐室戸鯨舟競漕大会」も見逃せません。鯨舟を使った迫力満点のレースは、室戸の夏の風物詩として親しまれています。チームワークと力強さが試される熱い戦いに、思わず応援にも力が入りますね!
春のお祭り・イベント
吉良川の御田祭り(春祭り)
西暦奇数年の5月3日に行われる「吉良川の御田祭り」は、田の神様に豊作を祈願する伝統的なお祭りです。重要伝統的建造物群保存地区にも選定されている吉良川の町並みで行われるこの祭りは、のどかで心あたたまる雰囲気が魅力です。
土佐の町家 ひな祭り・むろと2000本桜まつり
春には「土佐の町家 ひな祭り」や「むろと2000本桜まつり」も開催されます。吉良川の古い町並みに飾られるお雛様や、満開の桜を楽しみながら室戸の春を満喫できます。家族でのお出かけにもぴったりですね 🌸
その他の注目イベント
室戸岬灯台まつり
毎年10月下旬に開催される「室戸岬灯台まつり」では、普段は入れない室戸岬灯台や最御崎寺の一般公開が行われます。日没とともに灯台に明かりが灯る瞬間は、ロマンチックで幻想的な雰囲気。海での体験イベントなども楽しめるので、昼も夜も満喫できるお祭りです。
そば花まつり・義長神社の大祭
羽根町では「そば花まつり」や「義長神社の大祭」も開催されます。そば花まつりでは、白いそばの花が一面に広がる美しい景色を楽しめますよ。カメラ好きにはたまらないフォトスポットです 📷
室戸市のお祭り一覧(開催時期別)
| 開催時期 | お祭り・イベント名 | 場所 |
|---|---|---|
| 春(5月) | 吉良川の御田祭り(奇数年) | 御田八幡宮(吉良川町) |
| 夏(7月頃) | シットロト踊り | 室津~元地区 |
| 夏(7月) | 土佐室戸鯨舟競漕大会 | 室戸岬漁港 |
| 夏(8月) | ふるさと室戸まつり | 室戸岬漁港(海の駅とろむ) |
| 秋(10月上旬) | 佐喜浜八幡宮秋祭 | 佐喜浜八幡宮(佐喜浜町) |
| 秋(10月中旬) | 椎名八王子宮秋祭 | 椎名八王子宮(室戸岬町) |
| 秋(10月中旬) | 岩戸神社秋祭 | 岩戸神社(元) |
| 秋(10月下旬) | 室戸岬灯台まつり | 室戸岬周辺 |
まとめ
室戸市のお祭り一覧、いかがでしたか?漁師町ならではの勇壮な「みこし洗い」から、300年以上続く「シットロト踊り」、夏の夜空を彩る花火大会まで、室戸には四季を通じて魅力的なお祭りがたくさんあります。どのお祭りも地域の人々が大切に守り継いできた宝物ばかり。ぜひ実際に足を運んで、室戸の熱気と伝統を肌で感じてみてくださいね!
わたし自身、四万十市出身で高知市在住なのですが、室戸まで足を延ばすと全然違った高知の魅力に出会えるんですよね。息子を連れて花火大会に行ったときの笑顔は今でも忘れられません。みなさんもぜひ、室戸のお祭りで素敵な思い出をつくってください ✨
「祭りとは、人々の心をひとつにする魔法である」── 岡本太郎
室戸の祭りに参加すれば、きっとその魔法を体験できるはず。地域の絆、伝統を守る想い、そして何より祭りを楽しむ人々の笑顔。それらすべてが連鎖して、訪れる人の心まであたたかくしてくれます。わたしの座右の銘は「笑顔は連鎖する」。室戸のお祭りで、みなさんの笑顔がたくさん生まれることを願っています!
















