みなさんこんにちは、『ローカログ』岐阜県担当ライターのよしきです。今日は、わたしが住む岐阜県の本巣市で開催される年間のお祭りや伝統行事について、のんびりとご紹介させていただきますね♪
本巣市には、国指定の重要無形民俗文化財から地域に根ざした伝統行事まで、一年を通じて様々なお祭りが開催されています。地域の歴史や文化を感じられる貴重な機会でもあり、家族で楽しめるイベントも盛りだくさん。みなさんも、この記事を参考に本巣市のお祭りを巡ってみてはいかがでしょうか?
春の訪れを告げる伝統のお祭り
本巣市の春は、国指定重要無形民俗文化財の「真桑人形浄瑠璃」と「能郷の能・狂言」という貴重な伝統芸能で幕を開けます。これらは日本の文化遺産としても非常に価値の高い行事なんです。
真桑人形浄瑠璃は、毎年3月第2土曜日と日曜日に本巣市上真桑の物部神社境内にある「真桑の人形舞台」で上演されます。江戸時代元禄年間から続く歴史ある人形浄瑠璃で、一体の人形を3人で操る本格的な文楽です。浄瑠璃の語りと三味線の音色に合わせて繰り広げられる物語は、まるで人形に命が宿っているかのような迫力があります。
4月13日には、根尾能郷の白山神社で「能郷の能・狂言」が奉納されます。約400年もの歴史を持つこの伝統行事は、地域の人々によって大切に守り継がれてきました。午前10時頃から神事が始まり、午後1時頃からは能の「式三番」「高砂」「田村」「羅生門」、狂言の「丹波淡路」「宝槌」「鐘引き」などが次々と上演され、観客を幽玄の世界へと誘います。
3月の第3日曜日には北野神社大祭神事、3月19日・20日には春日神社の米かし祭り、3月3日には八幡神社の粥づけ占いなど、春の訪れとともに五穀豊穣を願う伝統行事が各地で行われています。
夏の熱気に包まれる勇壮なお祭り
本巣市の夏を代表するお祭りといえば、やはり8月2日に行われる「長屋神社の祭礼行事(馬駆け祭り)」でしょう。県指定重要無形民俗文化財にも指定されているこの祭りは、若武者姿の乗子が馬に乗って境内を勇ましく駆け抜ける姿が圧巻です。
祭りは前日の8月1日夜から始まり、山車の引き出しや稚児舞、獅子舞などが披露されます。8月2日の本祭では、神事の一本茶漬けから始まり、神輿の渡御、山車での稚児舞と獅子舞が行われた後、クライマックスの馬駆けを迎えます。1回目は赤い衣装で日の丸の大きな扇子を、2回目は白い衣装で紙吹雪が入った花笠を開きながら疾走する姿は、まさに勇壮そのもの!観客からは大きな歓声が上がります。
8月16日には根尾大須で「大須の盆踊り」が開催され、地域の人々が先祖を供養し、絆を深める大切な機会となっています。夏の夜風を感じながら、みんなで輪になって踊る盆踊りは、ほっとする懐かしい雰囲気に包まれていますよ。
文楽の日も見逃せない
8月9日には本巣市民文化ホールで「文楽の日」が開催されます。真桑文楽保存会による人形浄瑠璃の上演が行われ、より多くの人々が伝統芸能に触れる機会となっています。冷房の効いたホールで、ゆったりと文楽を楽しむのも素敵な夏の過ごし方ですね。
秋の実りと感謝を込めた祭り
9月の第3日曜日には、根尾門脇の八幡神社で「門脇の雨乞い踊り」が行われます。市指定無形民俗文化財に指定されているこの踊りは、農作物の豊作を願う地域の人々の切実な思いが込められた伝統行事です。午後1時頃から始まる踊りは、独特のリズムと動きで見る人を魅了します。
そして秋の一大イベントといえば、10月11日に開催される「根尾川花火大会」です!今年で第30回を迎えるこの花火大会は、豊かな自然に囲まれた根尾川を舞台に、約6,000発の花火が秋の夜空を彩ります。
本巣市の淡墨桜と大野町のバラをイメージした花火や、直径200メートルに広がるワイドスターマイン、そして第30回記念大会の目玉である彩色千輪など、見どころ満載の40分間。河川敷で間近に見る花火は、音も体に響いてきて迫力満点です。物産バザーも10店舗ほど出店予定なので、地元グルメを楽しみながら花火を鑑賞できますよ。
11月には「もとす織部祭り」が開催されます。戦国武将で茶人として有名な古田織部の生誕地である本巣市ならではのお祭りで、織部茶会や織部陶芸体験、地元食材を使ったキッチンカー、各種ショーなど、家族みんなで一日中楽しめる内容となっています。
冬の寒さを吹き飛ばす伝統行事
年が明けて1月12日には、本巣文殊の徳山神社で「元服式」が行われます。市指定無形民俗文化財のこの儀式は、成人を迎える若者たちの門出を祝う伝統的な行事です。
2月下旬(旧暦1月11日)には根尾樽見で「樽見の十一日祭り」が開催されます。県指定重要無形民俗文化財に指定されているこの祭りは、白山信仰の農耕神事として古くから伝承されてきました。祭りのクライマックスである「的打ち」は、その年の豊作を占う重要な神事として、地域の人々に大切にされています。
冬の寒い時期に行われるこれらの行事は、春の訪れを待ちわびる人々の願いと、新しい年への希望が込められた大切な伝統行事なんです。
四季を通じて楽しめる文化イベント
定期的な祭礼行事以外にも、本巣市では年間を通じて様々な文化イベントが開催されています。5月のゴールデンウィークには「赤彩古墳の館春の特別開館日」、11月には「赤彩古墳の館秋の特別開館日」があり、古代の歴史に触れることができます。
また、本巣市観光協会では季節ごとに様々なイベントを企画しており、春は淡墨桜、夏は根尾川の清流、秋は紅葉、冬は雪景色と、四季折々の美しい自然とともに地域の文化を体感できるプログラムが用意されています。
市制20周年記念イベントも開催
2024年には本巣市制20周年を記念して「もっとまるっともとす祭り」が開催され、多くの市民が参加して盛大にお祝いしました。今後も新しいイベントと伝統行事が融合しながら、地域の魅力を発信していくことでしょう。
本巣市のお祭りを訪れる際のポイント
本巣市のお祭りを楽しむためには、事前の準備が大切です。特に人気の高い祭りは混雑が予想されますので、以下のポイントを参考にしてくださいね。
- 駐車場は限られているため、公共交通機関の利用がおすすめです
- 樽見鉄道を利用すると、のんびりとした旅情も楽しめます
- 天候によって開催内容が変更になることがあるので、事前確認をお忘れなく
- カメラを持参して、思い出に残る写真を撮りましょう
- 地元の人との交流も祭りの醍醐味です
わたしも家族と一緒に毎年いくつかのお祭りに参加していますが、息子は特に馬駆け祭りの勇ましい姿に目を輝かせています。地域の伝統を次世代に伝えていくことの大切さを、改めて感じる瞬間でもあります。
まとめ
本巣市のお祭り一覧をご紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか?国指定の重要無形民俗文化財から地域密着型のイベントまで、本当に多彩な祭りが年間を通じて開催されています。
これらのお祭りは、単なるイベントではなく、地域の歴史や文化、人々の思いが詰まった大切な宝物です。ぜひ実際に足を運んで、本巣市の魅力を五感で感じていただければと思います。きっと、すっと心に染み入る素敵な体験が待っているはずです◎
「伝統とは、炎を守ることであり、灰を崇拝することではない」- グスタフ・マーラー
本巣市のお祭りは、まさに生きた炎のように、時代とともに進化しながらも大切な心を守り続けています。みなさんも、この炎を感じに、ぜひ本巣市へお越しください!


















