みなさん、こんにちは!『ローカログ』兵庫県担当ライターのはるなみです。今日は少し肌寒い朝でしたが、お昼からはぽかぽか陽気に包まれて、加西市の素敵なお祭りについて調べていました。わたしも実際に何度か足を運んだことがあるお祭りがたくさんあって、今回記事を書きながら、また行きたくなってきちゃいました♪
加西市は播磨地域の中でも特に伝統的なお祭りが多く残る地域として知られていて、一年を通して季節ごとに様々な行事が開催されているんですよ。春の華やかな屋台巡行から夏の幻想的な千灯会まで、それぞれのお祭りに地域の人々の想いと歴史が詰まっています。今回は加西市のお祭り一覧をご紹介しながら、その魅力をたっぷりお伝えしますね。
冬から始まる一年の幸せ祈願
東光寺の田遊び・鬼会
加西市のお祭りカレンダーは、実は新年早々から始まります。毎年1月8日に上万願寺町の東光寺で行われる「田遊び・鬼会」は、室町時代から続く国指定重要無形民俗文化財なんです。夕方7時頃から始まる田遊びでは、福太郎と福次郎、そして田主が稲の種まきから収穫までの所作を狂言風に演じて五穀豊穣を祈ります。
続いて登場する赤鬼と青鬼は、たいまつや矛を手に激しく暴れまわって悪霊や災難を追い払うんですよ。冬の寒さも吹き飛ぶような迫力満点の行事で、地域の人々の一年の無病息災を願う大切な伝統として大切に守り継がれています。上万願寺町と下万願寺町の両町が協力して執り行うこの行事は、地域の絆を深める役割も果たしているんです。
春の訪れを告げる華やかな祭典
播磨三大祭りの北条節句祭り
4月の第1土曜日と日曜日に開催される住吉神社の北条節句祭りは、なんと900年以上の歴史を誇る播磨三大祭りの一つなんです!2025年は4月5日と6日の開催になります。桜が満開の時期に行われるこのお祭りは、優美さと勇壮さが織りなす春の風物詩として有名で、毎年多くの観光客で賑わいます。
東西2基の神輿の巡行と15台もの豪華な化粧屋台が街中を練り歩く様子は圧巻です。それぞれの屋台には美しい彫刻や装飾が施されていて、見ているだけでワクワクしてきますよ。初日には龍王舞が奉納され、2日目の夜8時頃に行われる伝統の鶏合せ神事も必見で、加西市指定文化財に認定されているんです。住吉神社の本殿3棟と拝殿1棟は2022年に国の重要文化財に指定されたこともあり、歴史的価値の高い場所での祭りとしても注目されています。
古法華寺の神秘的な春祭り
4月第2日曜日(2025年は4月13日)には古法華自然公園内の古法華寺で春祭りが開催されます。朝9時から正午までの開催で、国指定重要文化財である日本最古といわれる石仏の御開帳から始まります。紅白の衣装に身を包んだ地元の中高生が巫女となって清めの行列を行う様子は、とても華やかで見応えがありますよ。
境内での奉納の舞の後には、山伏による無病息災と家内安全を祈願した護摩供養が厳かに執り行われます。古式ゆかしい雰囲気の中で行われる神事は、まるで時代を遡ったような感覚になります。
夏を彩る祭りと幻想的な灯り
加西サイサイまつり
8月第1日曜日(2025年は8月3日)に開催される加西サイサイまつりは、ふるさとの夏を鮮やかに彩る一大イベントです。午後5時から9時まで市役所駐車場を会場に開催され、加西音頭で踊る総踊りや踊りコンテスト、そして約1000発の花火ショーでフィナーレを迎えます。
ステージパフォーマンスも充実していて、播州あばれ太鼓の演奏や地元のダンスグループの発表など、見どころ満載です。今年のテーマは「夏」で、のど自慢大会も開催されるそうですよ。総勢10組を超える参加者がエントリーしているとのことで、どんな歌声が響くのか楽しみですね!例年約3万5000人もの人出があるビッグイベントなんです。
五百羅漢千灯会の幻想世界
8月8日の夕方6時30分から8時30分まで開催される五百羅漢千灯会は、北条町の羅漢寺で459体の石仏の前にろうそくの火を灯して創り出される幻想的な空間が魅力的なイベントです。県指定文化財の羅漢さんがやさしい灯りに包まれる様子は、まるで別世界に迷い込んだような感覚になります。
ミニコンサートも同時開催され、素敵な音楽と共に夏の夜のひとときを過ごせますよ。毎年恒例のこのイベントは、地域の夏の風物詩として親しまれています。
実りの秋を祝う伝統の祭り
日吉神社の荒神輿
10月第2日曜日に池上町で開催される日吉神社の秋祭りは、ちょっと他とは違った意味を持つお祭りなんです。通常の秋祭りは収穫を祈るものですが、ここでは神々の結婚から出産までを示すものとされています。6基の神輿と子ども神輿2基が練る様子は、秋の実り豊かな稲穂が揺れる様子を表現していて、特に「日吉の荒神輿」と呼ばれる威勢の良い総練りは見応え十分です!
高峰神社の屋台練り
同じく10月第2日曜日に畑町で行われる高峰神社の秋祭りでは、畑東、畑西、窪田、西谷東、西谷西から個性豊かな5台の屋台が練り出します。それぞれの地区の特色が表れた屋台は見ていて飽きることがありません。屋台の宮入後には、美しい浦安の舞や奉納相撲などが執り行われ、地域の絆を深める大切な行事となっています。
石部神社の秋祭り
石部神社の秋祭りでは、加西市の伝統芸能の一つである石部太鼓が披露されます。力強い太鼓の音が響き渡り、観客を魅了します。地域に根ざした芸能が今も大切に受け継がれているのは素晴らしいことですね。
地域に根ざした様々な伝統行事
加西市にはこの他にも、網引八幡神社の獅子舞(明治20年から続く伝統芸能)、八王子神社の年間を通じた様々な神事(歳旦祭、厄除大祭、春季例大祭、夏越しの大祓い祭、秋季例大祭、新嘗祭など)、日吉神社のお田植祭など、それぞれの地域で大切に守り継がれている伝統行事がたくさんあります。
みなさんも加西市のお祭りに足を運んでみませんか?地域の人たちの温かさに触れながら、伝統文化の素晴らしさを感じることができますよ。お祭りの日程は年によって多少前後することもあるので、お出かけ前には必ず最新情報をチェックしてくださいね。
お祭りを楽しむためのプチ情報
加西市のお祭り巡りをする時のポイントをちょこっとご紹介しますね。
- 春のお祭りは桜の開花時期と重なることが多いので、お花見も一緒に楽しめます
- 夏のお祭りは日中暑いので、日傘や帽子、水分補給を忘れずに
- 秋のお祭りは朝夕冷え込むこともあるので、羽織るものがあると安心
- 駐車場が限られる会場もあるので、公共交通機関の利用もおすすめ
- 地元の方と話をすると、お祭りの見どころを教えてもらえることも
- 写真撮影は周りの方への配慮を忘れずに
加西市のお祭りは、どれも地域の人々の想いがこもった素晴らしいものばかりです。わたしも今年はまだ行ったことのないお祭りにも挑戦してみようと思っています。みなさんも機会があれば、ぜひ加西市の伝統的なお祭りを体験してみてくださいね。きっと心に残る思い出になりますよ◎
「祭りは人の心を一つにし、明日への活力を生み出す」 – 柳田國男
今日ご紹介した加西市のお祭り一覧が、みなさんの新しい発見と素敵な出会いのきっかけになりますように。地域の伝統を大切にしながら、未来へと繋いでいく人々の姿に、わたしもいつも感動しています。それでは、また次回の記事でお会いしましょう♪


















