こんにちは!『ローカログ』愛知県担当ライターのみゆのです。今日はわたしの住む愛知県の中でも、とっても魅力的な愛西市のお祭りについてご紹介しますね♪ 実は愛西市って、年間を通してさまざまなお祭りや伝統行事が開催されていて、地域の方々の温かい絆を感じられる素敵な場所なんです。
みなさんは愛西市のお祭りに行かれたことはありますか? わたしも家族で何度か訪れていますが、どのお祭りも地域の方々の愛情がたっぷり込められていて、じんわりと心が温かくなるんですよね。今回は、そんな愛西市のお祭りや行事を季節ごとに詳しくご紹介していきます!
冬から春にかけての伝統行事
茅の輪くぐり(1月4日)
新年早々の1月4日には、町方町の姥ヶ森社で「茅の輪くぐり」が行われます。葦で作られた大きなアーチをくぐって、家内安全と無病息災を祈るこの行事は、愛西市の新年を飾る大切な伝統行事なんです。寒い中でも多くの方が訪れて、新しい年の幸せを願う姿にほっこりします。
日置八幡宮の管粥神事(旧暦1月15日)
日置町の日置八幡宮では、旧暦の1月15日に「管粥神事」が行われます。なんと15世紀から続く歴史ある行事で、葭(よし)や竹の束を赤飯と一緒に炊き上げて、その中に入った米の量でその年の農作物の豊凶を占うんです。朝6時頃からは小豆と米で作った粥が振る舞われて、これを食べると夏病みしないといわれているんですよ。
占う項目は「田之部」12項目、「畑之部」18項目、「総世之中」の計31項目。レタスやトマト、あいちのかおりなど、時代とともに占う農作物も変化してきたそうです。農業が重要な産業である地域の特徴を物語る貴重な行事として、愛西市の指定文化財にもなっているんです。
定納元服・オビシャ(2月第2日曜日)
二子町の定納地区にある白山神社では、2月の第2日曜日に「定納元服・オビシャ」という行事があります。別名「ごみかけ祭り」とも呼ばれていて、約300年前から続く神事なんです。満15歳の若者が高さ5メートルの櫓に登って、集まった人々にお披露目をした後、たくさんの餅を投げるんです!ぐらぐら揺れる櫓に登るのは度胸試しの意味もあって、これを通過した若者を大人として迎え入れる通過儀礼なんですね。
勝軍延命地蔵のもち投げ(2月)
西條町の西條八幡神社では、毎年2月に「勝軍延命地蔵のもち投げ」が行われます。無病息災を願うこの行事は、春を待ちわびた地元の風物詩として親しまれています。太鼓の合図で始まるもち投げでは、大小無数のお餅が飛び交い、前後左右に人の波ができる賑やかな光景が広がります!みなさんも一度体験してみると、きっと楽しいですよ♪
春の訪れを告げる華やかな祭事
勝幡神社のオコワ祭(3月第2日曜日)
3月の第2日曜日には、勝幡町の勝幡神社で春の大祭「オコワ祭」が開催されます。樽に詰められたオコワイ(強飯)を神社の石にぶつけて、樽が割れると中から餅状になったオコワが飛び出すという、とってもダイナミックなお祭りなんです!
このオコワを食べると無病息災で過ごせるといわれていて、樽の木片は雷除けのお守りになるそうです。神様の食事を地域の人々が一緒にいただくことで、幸せを分かち合うという素敵な意味が込められているんですね。平成19年には記録作成等の措置を講ずべき無形民俗文化財にも選択されました。
桜まつり(4月)
4月になると、船頭平公園をはじめ、愛西市の各地で桜まつりが開催されます。農産物や花、愛西市特産品の販売もあって、春の訪れをみんなで楽しむ温かいイベントです。家族でお弁当を持って、桜の下でピクニックなんて最高ですよね!
夏の風物詩・尾張津島天王祭
尾張津島天王祭~朝祭~(7月第4日曜日)
600年近い歴史がある「尾張津島天王祭」は、日本三大川祭りの一つに数えられる国指定重要無形文化財です。毎年7月の第4土・日曜日に開催されて、朝祭では愛西市の市江車(いちえぐるま)が先頭を切って、5艘の車楽舟とともに天王川公園の丸池で絢爛豪華な姿を見せます。
市江車には布鉾を持った10人の鉾持ちが乗船していて、池に飛び込む姿は本当に勇壮!平成28年には、尾張津島天王祭車楽舟行事を含む全国33行事がユネスコの無形文化遺産に登録されたんです。織田信長や徳川家康も観覧したといわれる歴史ある祭りを、現代のわたしたちも楽しめるなんて素敵ですよね。
実りの秋を彩る地域のお祭り
各地区の秋まつり(9月中旬~10月初旬)
秋になると、愛西市の各町内で秋まつりが開催されます。特に佐屋地区では、神楽や石取車が町内を巡行する賑やかなお祭りが楽しめます。
- 須依町(天神社):10月第1日曜日 – 石採車
- 西保町(星大明社):10月10日に近い日曜日 – 神楽と石採車、伊勢大神楽の披露も
- 東保町(八幡社):10月第1日曜日 – 神楽屋形(飾るのみ)
- 西條町(八幡社):10月第1日曜日 – 神楽と石採車
- 東條町(八幡社):10月第1日曜日 – 神楽と石採車
- 本部田町(八幡社):10月第1日曜日 – 神楽
- 大井町(大井神社):10月第1日曜日 – 特に盛大!神楽屋形が4基も登場
- 善太町(富士浅間神社):体育の日 – 神楽
- 大野町(大野神社):体育の日 – 神楽
特に大井町の大井神社では、「柚の花」「中ノ切」「大目安」「中目安」という4基の神楽屋形が登場して、とっても豪華なんです!太鼓と鉦を打ち鳴らす「ドンチキチン」という音が町中に響き渡る様子は、秋の訪れを感じさせてくれます。
あいさいさん祭り(10月)
愛西市最大級のイベント「あいさいさん祭り」は、毎年10月に開催される市民主体の大規模なお祭りです。2025年は市制20周年記念として10月26日に開催されました。会場は愛西市役所周辺や親水公園総合体育館(垣見鉄工アリーナ)一帯に広がって、「産業」「子育て」「健康」「生活」「スポーツ」の5つのテーマゾーンに分かれています。
愛西市の特産品販売、マルシェ、キッチンカー、献血コーナーなど、盛りだくさんの企画が用意されていて、家族みんなで一日中楽しめるイベントなんです。地域の魅力を五感で体験できる場として、毎年多くの方々が訪れています♪
愛西市の特産品・レンコンも大活躍!
愛西市といえば、レンコンの生産量が年間約3,800トンと全国でも上位に入る産地なんです。道の駅「立田ふれあいの里」では、レンコンラーメン、レンコンソフトクリーム、れんこんコロッケなど、さまざまなレンコン料理が楽しめます。
お祭りの際にも、レンコンを使った特産品がたくさん販売されていて、シャキシャキとした食感と甘みが格別!レンコンチップスやレンコンパウダーなど、お土産にもぴったりな商品もありますよ。
まとめ
愛西市のお祭りは、古くから続く伝統行事から現代的な市民祭りまで、本当にバラエティ豊か。どのお祭りも地域の方々の温かい思いが込められていて、訪れる人々を笑顔にしてくれます。特に印象的なのは、神事としての厳かさを保ちながらも、みんなで楽しめる要素がたくさんあること。
家族で訪れても、友達と行っても、きっと素敵な思い出ができるはず。みなさんもぜひ、愛西市のお祭りに足を運んでみてくださいね。地域の伝統と温かさに触れて、きゅんとする瞬間がたくさん待っていますよ!
「伝統とは火を守ることであり、灰を崇拝することではない」- グスタフ・マーラー
愛西市のお祭りは、まさに伝統の火を守りながら、新しい世代へと受け継がれていく素晴らしい文化財。これからも地域の宝として、みんなで大切にしていきたいですね。一流は細部に宿るという言葉通り、ひとつひとつのお祭りに込められた思いを感じながら、これからも愛西市の魅力を発信していきます!
















